アミ
<第一部 「第二章第一節再びカースへ・9 酒」から>
・ややがっしりとしてやや大柄
・しっかり者の漁師の娘
・第一部でトーヤと出会った時の年齢は16歳
カースの村の漁師の娘でダルの幼馴染。
本人も海に潜って貝や海藻などを取ってきたりする。
幼い頃からダルに好意を抱かれているが、ダルは何も言えないまま現在に至る。
トーヤがダルがアミを好きなことを知り、からかうために「大人しそうでタイプ、口説いてみようかな」と言うが、ダルは必死で「海の女なので大人しくない、気が強い」と必死に止めようとする。
――――――――――以下ネタバレあり――――――――――
アミもずっとダルに好意を持っていて、何も言ってくれないダルにヤキモキしていた。
ダルが「月虹兵」になって宮へ出入りするようになり、カースにもミーヤやリルが訪れたりし、きっと宮のきれいな侍女たちに夢中になって自分のことなどどうでもいいのだろう、と心のどこかで思うようになっていた。
突然のダルの求婚に、驚いて叩いた後で「あんたは漁師なんだから!」と、月虹兵ではなく本来のダルが好きであることを告白してダルの想いを受け入れる。
第二部ではダルと結婚して母親となっている。




