英雄が国家権力を盾に婚姻届を押し付けてくるので、手段を選ばず逃走することにした【完結】
作品タイトル:英雄が国家権力を盾に婚姻届を押し付けてくるので、手段を選ばず逃走することにした
作者:小津 柚紀さん
物事全てにおいて話し合いは大事だが、言葉は話せるはずなのに話ができない輩がいる。
厄介なことに共同研究を共にする程度には信頼しあい、幼馴染として身分を気にせず友情を築ける程度には仲がいい友人と思っている相手がそう言う奴だった場合、いざと言う時の被害がとんでもない。
奴は監禁して無理矢理手篭めにして無理矢理子供を産ませることで結婚を既成事実とすることを厭わない。
いなや厭えよ。
禍ツ神退けるほどの八百万の神々に愛されることより常識を身につけろ。ざけんな。
顔はイケメンでも話ができないなら鏡の中の自分と恋していろと言わざるを得ないが奴は追ってくる。
まるで影のように離れてくれない。
朝焼けの光が見えても消えてくれない。
今だ! キックを使え! 目だ!
威嚇のナイフが空を切る。
夕焼けの光の中に立っている。
今だ! パンチのチャンス! 腹だ!
死霊術が炸裂する。
星空の光の中で二人力尽きる。
今だ! とどめの一撃! 頭だ!
科学の通信機でぶん殴っても諦めてくれないだろう。
通信機は会話に使え。
この物語は影だが鏡の自分だかの勢いでついてくるヤンデレに狙われてしまった少女の逃亡劇であり、決して円谷のマイナーヒーロー案件ではない。
正直、神をも退ける奴だから鏡の騎士を呼べるなら呼んだ方がいいのだがこの世界で呼べるのは死霊であり、力を借りれるのは奴に力を貸す八百万の精霊たる神々となれば割と不利である。
とりあえず監禁をはかろうとする最初の時点でおかしい。
何が話し合いは難しいだ。最初からやれ。
神も主人公の妹も死霊ですらツッコミたいだろうがそう言うカップルなのである。
二人はプリティでキュートなぷりくまー。
これは厄いぜ。
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逃げる。追う。多分ラブコメ
[2026年 02月 27日 00時 34分 (改)]
「すいません。不浄です」(※逃亡)
国の危機という大混乱。
全て終わって救国の報酬として求められたのは耳を覆いたいことに自分だった。
逃げた。
術、妹、書類偽装。
西方の機械。
自殺偽装や結婚。
全てをもって貫徹せんの覚悟。
妾腹の自分と対等に付き合ってくれる友人と思っていたから過酷なデスマにも耐えたのに話もせずフラッと消えやがり泣いた。
それでも救国の戦いに趣いた友人を助けようと微力を尽くしていたのである。
なのに婚姻届。
貴様そんなに身分が欲しいか。
彼女は次期当主ではない。
残念だったな見損なったぞ。
こうして監禁してでも結婚せんと国家巻き込んで暗躍するやべえ男と、思い込み激しく万の神も機械もコネも使い尽くして逃げんとする女の戦いは勃発した。
輝く光の中
「今だキックを使え! 目だ!」
まず話し合え。
ご覧あれ。
作品タイトル:英雄が国家権力を盾に婚姻届を押し付けてくるので、手段を選ばず逃走することにした
作者:小津 柚紀
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