ぼくらの人類ボイコット #note感想
https://note.com/karasuno4989/n/n18543197fd47
鴉野のnote感想文リンク(内容は同じです)
面白いよ! 新井素子の『ネプチューン』(※『今はもういないあたしへ…』所収)が好きな方は是非。
【反出生主義と環境問題に恋とてんこもり漫画。「ぼくらの人類ボイコット」を読む。】
反出生主義はそんなに珍しくもない思想だけど、今生きている命を否定はできません。加えて生きようとしている人に寄り添うことも。
【ぼくらは愛を誤解している】
愛は言うほどドラマチックではなく、日常を支え合う何か程度でいいのです。そういう些細なみえないものが無関係なひとたちの生きる力になります。
例えば同性愛、例えば不妊とわかって結ばれるカップル、例えば二次元は俺の嫁もある意味エコで人類にそれほどひどいことをしていないのにもかかわらず軽蔑されうる。
【ぼくらの殴り愛地球】
まあ、影響力というか選択肢として反出生主義が多すぎると『ゆるくほどほどに同じ意見の人と、その反対意見があって、致命的に至らない程度に争える』環境を破壊してしまうから叩いてしまうのかも知れない。それだって本作にはないけどアホとかバカとか誹謗中傷していいわけではない。それでもコメンテーターは若者二人の声を『聞く』ことを怠って叱られました。職務怠慢ですからね。
【あなたの、他人の矛盾を愛してほしい】
かように人間は矛盾だらけで、衝動的に行動して頭が後から理由づけすることが多いし、理性的に生きるだけだと苦しくなります。その逆だと周りが迷惑する。その辺のバランスを自分で考えること、無理な人とは距離をおき相手を傷つけるまで争わないのも人類への愛です。
【人類は他の種族を根絶するだけなのか】
人類というシステムは他種族を取り込み生存し、それ以外の他種族やまつろわぬ者たちへの攻撃を行います。
蚕は人間がいなければ飛ぶこともできない種族ですが家畜として人類の中に取り込まれています。
それは多分個人としては辛いししんどい。
本質的に生まれてすぐ親と離される養豚場の豚も最も恵まれた環境にいる主人公たちもこの人類というシステム内で苦しみを感じる個体という意味では同じなのかもしれません。それ故に希望もあります。
主人公は子供を愛する人とあえて残さないかもしれないし、残してしまうかもしれません。それは人間としては全く自然なのです。つまり彼女彼が愛する自然そのものであり、矛盾であり、理解も理屈も後からついてくるという本質なのです。
なので生まれた命については、すでに別の個人となるわけはで、自分や自分たちの矛盾をぶつけずただ愛してほしいものです。
思想なんてひとが幸せになるためにあるものでしかないのです。
https://note.com/fukinatsu/n/n7a4fdab09b49
ぼくらの人類ボイコット
オリジナルは消えていたのでこちらへ
https://comici.jp/khaawhoom/episodes/eca6e3af8a1a6/
新川ネリさんの作品です




