Trigger;UNHappy~特化の無い殺し屋~【完結】
作品タイトル:Trigger;UNHappy~特化の無い殺し屋~
作者:手ノ目 甲さん
異能バトルは推理小説に似ている。
伏線を張り開示し、限られた能力で無敵に見える敵の隙をつく。
この物語もまた異能に対して異能のない人間が立ち向かう王道と推理小説のような伏線、短いながら綿密に構成された勝利への道が示される。
しかしながら敵は神の如く。彼我の差は如何ともし難い。その中で足掻き苦しみそして穿ち勝利を掴む。
かような過酷な道の中見出される希望を求めて、我々は進むのである。
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美味しい料理を作るように。丁寧に万全に。奴らを狙いそして討て
[2021年 12月 10日 18時 44分]
如何なる言葉で想いを伝えるのか。残念ながら便利屋の彼にできることは実際のところ殺ししかない。痛覚を保持したまま戦う技術があっても恋文運びには役立たず。父はそれでもなぜか母とラブラブだった。二人とも奴等に殺されたが。
地獄は今や現世にある。鬼か神か異能者が跋扈する地上で特化と呼ばれる能力がないものは殺されるのみだ。
その地獄の中で特化を使えない彼は準備する。敵を調べる。敵の穴をつく。そして一縷の望みを。
どんなに準備しても奴等を殺すには足りない。臆病に。冷静に。冷徹に。
たとえ離れていても想い合う家族のように愛のように。奴等を知れ。
君はそれをまだ知りたくないだろう。だからこそ、いつか。世界を解き明かせ。
できることは殺すだけ。君に教えられることも殺すことだけ。
殺しも愛も叙述トリックのように丁寧に。これは英雄譚よりも確かな物語。
作品タイトル:Trigger;UNHappy~特化の無い殺し屋~
作者:手ノ目 甲
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