終を迎えた世界で【短編】
作品タイトル:終を迎えた世界で
作者: 森陰 五十鈴さん
天はやはり落ちた。
終焉は静かで、寂しくて、なんの抵抗もなく。ただ終わった。
さようならもなく終わっていた。
短編シリーズのためシリーズURL(https://ncode.syosetu.com/s7023c/)から読んでいただくと良いでしょう。
お疲れ様でした。また会えたらいいのに。
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小さな羽根はあなたを覚えている(シリーズURL https://ncode.syosetu.com/s7023c/)
[2021年 11月 01日 01時 35分]
天は墜ちた。天使は何処や。
あなたの記憶はノートの片隅に。
努力して、笑って、泣いて、絶望し、次代に繋ごうと教えて。
あなたと過ごした日々は古びたスケッチブックに。
人間の食べ物、飲み物、文化に芸術。それを再現したと言えない奇妙な絵として。
天が堕ちるなら、大きな柱で支えや。
柱でも支えられぬ天なら、天使が落ちるのも道理よ。
かくて天使は地上のひととなる。堕天使と呼ぶ人もいたかもしれぬ。
天使はひとの試作品か。ひとは神の現し身か。天使は知らぬと呟いた。
人々が地上から絶えるとき、天使はどこへ。
消えた人たちは神にとなったのか。それは天使にもわからない。
シリーズ最終回を是非ご覧下さい。
作品タイトル:終を迎えた世界で
作者: 森陰 五十鈴
https://ncode.syosetu.com/n0617hh/
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