おひとりさまでした。 ~アラサー男は、悪魔娘と飯を食う~【完結】【書籍化】
おひとりさまでした。 ~アラサー男は、悪魔娘と飯を食う~ (ぽにきゃんBOOKS)
天那光太 (著), 烏羽雨 (イラスト)
おひとりさまでした。 ~アラサー男は、悪魔娘と飯を食う~
作者:天那 光汰 (=ΦωΦ= ) さん
勇者も神様もこの世にはいないかもしれない。
でも君の財布を狙う可愛い小悪魔はいるかもしれない。
いや、いないって? いるかもしれないじゃないか。希望を捨てるな。
とある心理実験で『能力が下がる薬』と『能力を上げる薬』を被験者に渡したうえで、ある程度の難易度を持つテストを受けさせたというお話がある。
結果としては前者のほうを選んで被験する人間が多く、また彼らには圧倒的な成績の低下が見られた。両方ただの水であるのにだ。
つまり、人間は言い訳できる環境を自ら選ぶ。
これを悪魔の所為と言うならば悪魔のほうが抗議デモを起こす。
主人公はというと、なんでも願いをかなえてもらえる機会を『一緒に飯食ってくれ』と言うだけで済ませてしまった。
貴様、リア充候補だろう。そうだろう。
実際、悪魔の計らいで幸せを一度掴むのだが彼は自らその機会を捨ててしまう。
若き日に皆が思い描く幸せなんていうほど大したもんじゃなかったと苦笑いしながら解るとき。最後に手に入れる大人の幸せはもっとつつましくて、暖かい。
※余談※
鴉野はレビューを書いたら基本的にTwitterでも紹介を心がけているが、こちらの作品の紹介時のRTをしていたメンバーが累計書籍作家さん、作者本人(書籍シリーズふたつあり)、書き出して速攻累計百位に入った勢いに乗りまくっている作家さんと豪華極まりなくて、作者さんからお礼のリプを頂いたときに乾いた笑いが出た。
特に某さんのRT援護における痒いところに手が届く配慮は異常。
(鴉野の駄文が読みたい方は最初からフォローしているので、あえて自作宣伝のRTをしていただくのはありがたいけど心苦しいが、推薦や紹介にRTをしてもらうのはもっとやってほしいという個人的見解を見抜かれているらしい)
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ふりむけば一緒にいる。くだらない話に貧相な食事。それがとても愛おしく美味しい
投稿日:2016年01月15日 23時28分 編集
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振り返れば声が聞こえてくる。内容らしい内容もない馬鹿な話を友人や恋人、ましてや両親や兄弟姉妹としたのはいつのことか。
人は大人になり、かつて一つだった一番好きなものがたくさんできて選んだり捨てたり道を違えたり。
昔は若者だった。今でも妙なこだわりが抜けない独身男性。
何の気なくつぶやけばほらあの娘がこんにちは。
今日は何を食べようか。ここはあえてチープなファーストフードが良い。いやいや肉は譲らない。焼き肉だ。カツ丼だ。
地元料理で亀の手なんて知っているか。知らないよ。
そのどうでも良い会話は、とても暖かくて優しい。
安いなら安いなり、貧相なら貧相なりの美味しさがある。
隣ににぎやかな連れがいれば尚好。
今夜、素敵な食卓。悪魔の少女とどうですか。
魂こもった娯楽と言う素敵なスパイスを添えて作者さんがお届けします。
作品タイトル:おひとりさまでした。 ~アラサー男は、悪魔娘と飯を食う~
作者:天那
【書籍化】
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