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戦え!!爆裂機装ドレッドノートクライシスV  作者: 爆裂機装ドレッドノートクライシスV
第四話 蒼天!紅の巨人と白銀のドラゴン!
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蒼天!紅の巨人と白銀のドラゴン!~発進~

 「行くわよ!」

カケルと昼飯を食ってるとイスズがそう言って教室に入ってきて俺に言った。要件はさっきメールで見ていたので席を立ってイスズのほうへ向かう。

 「おい、ノボル!お前ハセガワさんとどこへ…!」

 「ん、あー俺体調悪いから早退するわ。」

 「そ、そうか、っておい質問に答えてないぞ!おーい!」

カケルの言葉をうまくごまかしてイスズのもとに行く。

 「遅いわよ。さぁ早く裏門に行きましょう。車がつけてあるわ。」

 「…もうちょっとこっそりと呼んでくれねぇと困るんだよなぁ…」

 そうぼやきながら廊下を走った。


 「それでは作戦概要を説明するぞ。」

支部の基地に着いた俺達はいつもの会議室に向かった。しかしいつもとは違い会議室はがらんとしていてイズミ長官だけがおり説明を始めた。

 「今日の午前10時36分、旧アメリカ領近くの上空8000メートル地点にギガントを確認した。それはハセガワ君に連絡したので知っていると思うがここからが問題だ。その約2時間後午前12時58分にギガント砲が南アメリカ方面に向かって発射されたのが確認された。幸い海に着弾し被害は軽微だったが、まだギガントは現在もその地点で滞空していてもう一度ギガント砲が再発射される可能性もある。そこで…ドレッドノートを天空に向かわせるのだ!」

イズミ長官は人差し指で天井を指差した。俺とイスズはポカーンとしてイズミ長官を見つめる。すると恥ずかしそうに咳ばらいをしながらイズミ長官は話を続けた。

 「んんっ…すまんな、少しテンションが上がってしまった。とりあえずドレッドノートクライシスを空戦装備にしてギガントの高度まで上昇させる。そしてその場でギガントと交戦するというのが今回の作戦だ。」

 作戦の説明が終わったので俺は質問をした。

 「その空戦装備の滞空時間はどれぐらいなんですか。」

 「ギガントと同じ高度に到達してからの時間なら約10分程度と予測されているな。」

 「10分!?…それは無理じゃないですか?」

それを聞いてイスズがそう返すとイズミは少し笑って

 「あー違う違う。もちろん10分でギガントを倒すのは無理だ。その10分でなんとかギガントを地上付近に誘導して欲しいんだ。」

と言った。俺は聞き返す。

 「地上に?」

 「そう、旧アメリカ領には国連軍が戦力配備を開始している。そこにギガントを上手く誘導させたい。そこでドレッドノートにはギガントを拘束する装備を搭載しているぞ!」



 「電磁ワイヤーフック、電磁ワイヤーネット、対ギガント用麻酔銃…効果あるのかこんなの?」

俺は乗りこんだコックピットの中でそう呟く。

 「空戦装備って言っても基本的には空中を飛んでる相手にミサイルを撃ち込むための装備だからね。あんな高度にギガントが滞空するケースなんて今までなかったし。この作戦は結構賭けみたいなもんね。」

 通信機でイスズがそう言った。すると別の通信が入った。

 「シラヌイ君聞こえるかのぉ、開発のキサラギじゃ。拘束装備のほとんどが急ごしらえのものじゃが時間稼ぎ程度にはなるはずじゃ。その間に肉弾戦で下に落とすのもいいかものぉ。」

 「それって、あの光を使えってことですか?でもあれはまだコントロールできないですよ。」

キサラギさんにそう言うと笑いながらこう返された。

 「まぁ、敵の注意を引くというのも今回の作戦目的の一つじゃ。気軽にやればいいんじゃないんかのぉ、では。」

そう言って通信が切れた。イスズのほうも

 「まぁキサラギさんの言う通りかもね。今回は注意をこちらに向けて発射の被害を最小限にするっていうのがベターね。それを念頭に置いて気軽にやりなさい。」

と言って通信が切れた。

 「気軽にね…」

そんな適当でいいのかと思いつつ、とりあえずやるだけやってみようと思った。

 「カタパルト準備完了しました。出撃開始してください。」

 そうアナウンスが告げて、俺は操作パネルをいじる。ドレッドノートの背部に取り付けられた目的地に向かうための大きなロケットブースターが煙を上げだす。

 「ドレッドノートクライシス、発進!」

カタパルトが起動し機体が基地の上空に打ち出される。そしてロケットブースターは大きな炎を上げながら太平洋の方角へ向かった。

最近自分のを読み返して誤字脱字を直してます

多杉内俊哉投手

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