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桜の夢と私たちの未来  作者: ゆりかストロベリー
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プロローグ

♪ラララ~ラ ラララララ~

桜が町の花である静かな町、桜林町の夕暮れ。穏やかな川の流れと共に聞こえる小さな歌声。川の近くを歩く人々はその優しい調べに聞き入っていました。その人々の中には1人の少女が居ました。

「何て綺麗な曲なんだろう」

「どうなさいました?お嬢様」

「あっ、五月(さつき)。歌が聞こえるの」

「とても素敵なメロディーでございますね」

「うん。明日からが楽しみ」

「左様でございますね。では屋敷へと戻りましょうか。兄上がお待ちですよ」

「あっ、そうだね」

そして1人の少女・・・いえ、1人のお嬢様は執事にエスコートされて車に乗り込みました。車が走り去ると川辺で歌っていた人物も歌うのを止めました。

「あの子、見かけない子だったなぁ」

歌っていた人物は足元に置いていた鞄を持って土手を上りました。そのまま小高い丘の上にある学園の方へと向かって行ったのです。

「また明日も会えたら良いなぁ」

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