スーナの笛
人類は滅ぼされた。人造人間スーナたちは凶暴なロボット、トリブードと日々戦闘を繰り広げる。人類と共に戦ったスーナたちは必ずこの世界を奪還すると決意するが、それは今だ叶わぬ夢だった。ある時、イヴという少女がタイムマシンに乗って、この世界に降り立った。主人公カイルは彼女の持つ笛の不思議な力を借りて、トリブードたちを倒していく。力に溺れそうになるが、彼女を元の世界に返すと決意。タイムマシンをもう一度動かすにはロボットの王の持つコアが必要。スーナたちは少女の力を借りて王に挑むが衝撃の事実を耳にする。人類は人造人間スーナを捨てた。やつらはお前たちを裏切ったのだと。彼らは戦う意思を失った。しかし、彼らは立ち上がった。ある人物の言葉、そして想いによって。いよいよ最終決戦。負けたらすべて終わり。最後の戦いに挑み、見事に勝利する。タイムマシンを修復し、イウは元の世界線へと帰っていった。そして幾年か時間が立った時、カイルのもとに手紙が届く。それはいくつかの世界線を彷徨ったイブからの手紙。そして、その後ろにはもう修復ができないほど壊れたタイムマシンから降りてきたイブがいた。希望のない世界に迷い込んだ少女のおかげで、カイルたちの世界に希望が奏でられた。
序章 動き出した世界
2025/06/18 06:24
(改)