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dear diary.  作者: 弥又風黒
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4/8

新しいクラスが始まって、なんとまたイオリと同じクラスになれました。


貼り出されていた発表の紙を見る時は、心臓が爆発しちゃいそうにドキドキして、自分の名前もなかなか見つけられませんでした。


二組の中に私とイオリの名前を見つけた時は、なんだか宝くじに当たったみたいで、イオリと一緒に手を繋いで飛び跳ねちゃいました。宝くじって当たったことないんですけど。買ったことも、なかったですね。


ただ、まわりでも歓声や悲鳴が上がっていて、見るからにがっかりしている人たちも多くて。そんな中ではしゃぐのはちょっとダメだったかな、なんて反省をしていたら、嬉しい時は思い切り喜べばいいのよ、とイオリが満面の笑みで答えてくれました。


ゾロ目の二年二組。他にも去年から同じクラスの人もいるし、顔と名前は知ってる人もちらほら。完全に初めましてかも、って人もそれなりにいます。


担任の先生は、一年でも国語を教えてくれていた、後藤田先生です。真面目だけど物腰が柔らかい印象で、イオリも優しいおばさまで良かった、なんて言ってました。おばさまは失礼じゃないかしら。


ホームルームでお話しされる後藤田先生は、授業とはまた違って、より穏やかというか、ちょっとお茶目なくらいでした。


まだ始まったばかりですが、とても雰囲気の良さそうなクラスです。

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