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dear diary.  作者: 弥又風黒
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お花見に行ってきました。


私の家族と、イオリと、イオリママと。イオリパパはお仕事で、残念ながら来られず。


イオリは私の髪にびっくりしながらも、似合う似合うと褒めちぎってくれました。どう思われるかな、って実はちょっと緊張してたんです。


みんなで川沿いにずらりと並んだ桜を見ながら、のんびり歩きました。曇り気味の空でしたが、風に乗って花びらが舞い散ってきて、とてもきれいでした。


たくさんの人がいて、みんなが楽しそうで、みんなが笑顔でした。


人が集まることもできず、桜の周りも閑散としていた何年かがまるでウソだったみたいです。あれが夢だったのか、今が夢なのか。桜の中にいると、そんな幻想的な世界にも迷い込んでしまいます。


それから近所の公園に移動してお弁当を食べる予定だったんですが、思った以上に人が多くて。桜は目に焼き付けておいて、うちに帰って食べることにました。


うちの中でのお弁当パーティーも、それはそれで楽しかったです。アオもはしゃいでたし、ミーちゃんもイオリに構ってもらいたくて仕方ない感じで。


そんな私も、ずっと笑っていた気がします。この非日常的な雰囲気で、やっぱり夢の中みたいな一日でした。来年もその先も、またみんなで桜を見たいです。


その前に、私たちの目の前には、学校という現実が間違いなく来ちゃってます。

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