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dear diary.  作者: 弥又風黒
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今日はイオリのお宅におじゃましてきました。


私の宿題がもうすぐ終わりそう、って言ったら相当焦ったみたい。お助けください、なんてお願いされたので、お助けに行きました。


さすがに代わりにやってはあげられないんだけど、見守ってくれるだけでがんばれる、って胸を張ってやる気を見せてくれました。


案の定、おしゃべりが止まりませんでした。日記を書きはじめたことも報告したら、一緒にこの日記帳を見つけたときのことも覚えていて、なぜだかイオリも嬉しそうにしてました。自分には日記なんてとても書けない、とも言ってましたが。


次もまた一緒のクラスになれるか問題もありました。仲が良すぎる人同士はクラスを分けられちゃう、っていう噂もあるとか。それが本当ならピンチです。


イオリは八木沼先生にお願いしておいたから大丈夫、って言ってたけど、八木沼先生にそんな力があるんでしょうか。なさそうだけど、あってほしいです。


それから、新しいカーディガンも、似合うね、って褒めてくれて。そういうのをストレートに言ってくれるのが本当に嬉しい。私にはできないので。


桜みたいなきれいな色。これを着てお花見に行きたいね、って盛り上がっちゃって、お休みの間に計画しようという事になりました。楽しみです。


私の宿題は全部終わりました。イオリのは終わりませんでした。

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