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バス停の女性

作者: 葉月



俺が住む町はひとつの町に小中高があるそこそこ大きい町だ。田園風景が広がるような田舎でもなく、森や山はあるがどちらかと言うと住宅地が多い。

町の中心地から、小学校は東側にある。中学校は北側、高校は西側にある。どれも徒歩か自転車で通える距離だから、他の町へ出る人は少ない。せいぜい高校卒業後に進学、就職で出て行くくらいだ。



特に大きな事件が起こるような場所でも無いので、俺は平和な学校生活を送っていた。



あの日までは。




俺が通う中学校はもう少しで夏休みに入る。その為、クラスメイト達は浮き足立っている。夏休みの予定を立てている人がほとんどだが、生憎俺は部活がある。

皆に聞こえないように溜息を吐くと、クラス一のお調子者の武雄たけおが「肝試ししようぜ!!」と言う。


「肝試し??」

皆不思議そうに首を傾げる。それもそのはず。この町には肝試しするような廃墟も無ければ心霊スポットも無い。なのに何故肝試しなんて思い付いたのだろうか。

「どっか探せば心霊スポットの1つくらいはあるだろ」

夏らしい事をしたいという、完全な武雄の思い付きで言っただけのようで、皆呆れていた。部活へ向かう人も教室を出始めたので、そこで話は終わったようなので俺も部活へ向かう。




「バス停??」

部活の休憩時間に肝試しの話をしたら、隣のクラスの正孝まさたかが教えてくれた。

「そう。お前の通学路、途中に小屋付きのバス停があるだろ??」

「ああ」

確かに帰り道の途中に小屋付きのバス停がある。時刻表はあるから使われているのだろうが、その小屋に人がいるのを見た事無い。もしかしたら昼間はいるのかもしれないが。

「そこのバス停にさ、出るんだって」

「幽霊が??」

「いや、女の人」

「女の人??それが怖い話になるのか??」


正孝が言うには

『バス停に現れる女性に話し掛けてはいけない。話し掛けられても応えてはいけない』

と言われているらしい。

「………なんだそれ」

「時間は夕方の6時くらいに出るらしい」

幽霊では無いのに出るって表現もどうなのだろうか。でもその時間は俺の帰る時間に被っている。

「……その話、詳しく聞かせてくれない??」

ちょっと不安になったので、詳細を聞こうとしたが生憎、休憩時間が終わってしまったので帰りに聞く事にした。



俺は徒歩だが、正孝は自転車なので駐輪場で話の続きを聞く事にした。他にも何人か話の内容を気になる人がいたみたいで、皆で正孝の自転車を囲みながら話を聞く。

「俺も聞いた話だから詳しくは無いぞ」

そう前置きしてから、正孝は話を始めた。




バス停の停留所は『小袖こそで』。

そこに夕方6時頃に、バスを待っていると「すみません」と聞こえるか聞こえないかくらいのか細い女性の声で話し掛けられる。

声からして若い女性だろうが、声のした方を振り向くと、そこには女性が立っていた。だが、真っ黒で長い髪で顔を隠しているので口元しか見えない。

だが、それよりも目を引くのは真っ赤なコート。まるで全身に血を浴びたように真っ赤な色をしている。


そして、その女性に声を掛けられて返事をしてしまうと何処かに連れて行かれてしまう。もちろん、姿を見掛けて話し掛けても連れ去られてしまう。




「だから、その女に会っても声掛けちゃダメなんだと」

「ふーん」

俺は正孝の話を聞きながら不思議に思った事がある。

「何で連れて行かれたのに、その女が原因って分かるんだ??誰か他に目撃者いたのか??」

「そこまでは知らん。俺も兄貴から聞いた話だし」

「ふーん」


正孝の兄は今年高校を卒業して町を出て行った。もしかしたら、中学の時にそんな噂話が出たのかもしれない。

「まぁ、そのバス停付近を歩いて通るのは貴史たかしくらいだから、気を付けろよ」

「小屋に入んなきゃいいんだろ??じゃあ大丈夫だよ」

と言いつつも俺は少しだけ怖かった。急な雨に降られた時には雨宿りにも使っている。それに、夕方に小屋にいる人を見た事が無いから、皆この話を知っていて避けているのでは無いかとも思う。

俺の不安を知らずに正孝は「じゃーなー」と言いながら自転車に乗りさっさと帰ってしまった。これ以上話す事も無さそうなので、俺達も帰る事にした。




「母さん、小屋付きのバス停の話って知ってる??」

夕飯の時に、正孝から聞いた話を親に聞いてみるが、首を傾げるだけだった。

「私はバス使わないから利用した事は無いけど…。でもご近所さんからもそんな話は聞いた事無いわね」

「そっか。地元民じゃないから知らないとか??」

俺の近所の人達は地元民では無く、新たに引っ越して来た家が多い。もしかしたら、地元民しか知らないのかもしれない。

「お父さんなら知ってるんじゃない??一応この町出身だし」

帰ったら聞いてみなさいと母さんは言うと、この話は終わりとでも言うように俺に学校での様子を聞いてきたので、急いで夕飯を終えて部屋に逃げた。



風呂上がりにリビングに行くと、親父が帰って来ていてテレビを見ながらビールを飲んでいた。

「お帰り」

「おう、ただいま。今母さんに聞いたけど小屋付きのバス停の話が知りたいのか??」

「知ってんの??」

「ああ」

そう言いながら俺に座るように椅子を勧める。俺が座ったのと同時に親父は話し始める。


「大体は貴史が友人から聞いた通りだが、俺が中学の頃には実際に事件になったんだ」

「事件??」

「ああ。そのバス亭にいるのを目撃されたのを最後に行方不明になった人が何人もいた。そして、全員遺体で発見された」

「えっ!!」

行方不明で終わりではなく、実際に亡くなっているとは思わなかった。あまりにも話の衝撃が強かったが、俺はそのまま話を聞く事にする。


「場所は川だったり使われてないビルだったり様々だった。発見されたのは全員男性だったから、きっとその女性に拐かされたんだろうと結論づけられた。それ以来、あのバス停は使われてないんだ」

「そうなんだ……」

俺は、普段何気なく見ているバス停にそんな怖い話があるなんて思いもしなかった。親父の話にショックを受けた俺に、親父は笑う。

「まぁ今は使う人もいないから大丈夫だ。ただ、無闇に近付くなよ??何があるか分からんからな」

出来れば通学路変えた方がいいと言う親父の声は、どこか遠くで話しているように聞こえた。



翌日、憂鬱な気分で家を出て、迷ったがバス停を通らないように少し遠回りして学校に行く事にした。何時もより遅く教室に入ると、室内は何故かザワついていた。

「………どうしたの??」

近くにいたクラスメイトに聞くと、挨拶されつつ「聞いたか??」と問われる。

「何を??」

「バス停の話」

「あー……」

どうやら、昨日正孝から聞いたバス停の話があっという間に広まったようだ。


「皆朝からその話ばっかだぜ」

「だろうな。俺も昨日聞いた」

「おっかねーよな。もうあそこ通れないじゃん」

「通らないようにしなきゃな」

自分の席に座り、教科書等を準備していると急に「決めた!!」と武雄が叫ぶ。

「肝試し、そのバス停に行くぜ!!」

どうやら昨日の肝試しの話は終わって無かったらしい。皆が止める中、武雄は聞く耳を持たず、参加者を募り始める。俺も声を掛けられたが、部活を理由に断った。


それから、何人で行くとか何時にするとか諸々決まったようだ。俺は行かない組なので詳細は知らない。

皆は何処まで知っているのだろうか。親父が教えてくれた事まで知っているのだろうか。俺はあんな話を聞いたら行こうとは思えない。

恐らく、そこまで詳細を知らないのだろう。正孝の話した内容だけで止まっているから、恐怖心が無いのだろう。大事にならない事だけを祈って俺は窓の外を見る。





3日後。



修了式を終えて、俺達は夏休みに入った。

本来なら午前で帰れるのだが、俺は生憎夕方まで部活だ。3年が引退したから楽になるかと思いきや、新しく部長になった奴が妙に張り切ってしまっている。部長を押し付けた俺達は文句も言えずに、ただ従うしか無かった。



部活を終え、気付けば18時を回っていた。


予定ではもう少し早く帰るつもりだったが、つい皆と話し込んでしまった。バス停を通らないように遠回りしようと、何時も曲がる路地を真っ直ぐ進む。

が、バス停に出る通りの方から誰かが走ってくる姿が見えたため、その場から動かずに待つ。見た事ある容姿だったからクラスメイトだ。


何かあったのか、向こうも俺の姿を認め慌てて俺に駆け寄ってきた。武雄と一緒に肝試しに行くとか言っていたメンバーの1人だった。

「どうしたんだ??」

肩で息をしながら、必死に説明しようとするが、上手く言葉に出来ない。

「た、武雄が……。バ、バス、バス停で……」

そこまで聞いて俺は察した。


武雄達が計画した肝試しは今日だったのだ。

時間は18時半になろうとしている。

「バス停に行くぞ」

相手の返事を待たずに、俺はバス停を目指して走った。その間、詳しい話を知っている親父にも連絡を入れた。電話は留守電だったので、簡単に説明だけを留守電に残してバス停へ急いだ。




バス停の近くまで来ると、数人で武雄を呼びながら周囲を探している。その内の1人を捕まえて状況を確認する。

「武雄を探しているのか??」

「あ、ああ。俺達はここに肝試しに来たんだけど…」

17時30分に少し離れた場所に集合し、18時になったら誰かがバス停の小屋に入る予定だった。だが、時間が近付くにつれ怖くなったのか、誰も行きたがらなかった。そこで武雄が行く事になったらしい。


「それで18時ちょっと前に小屋に入ったんだ。小屋の中にあるベンチに座って時間になるまで待ってた。俺らは離れた場所から見てたんだ。そこはバス停から300mくらいの自販機の影。 18時になっても何も起きなかったから、ガセだったんだと皆思ったよ」

武雄もそう思ったのか、ベンチから腰を上げ小屋を出ようとした時。

何処から現れたのか1人の髪の長い女が立っていた。突然現れた事も驚いたが、それよりも目を引いたのは季節に合わない真っ赤なコートだ。


そんな派手なコートを着ていれば、いくら遠くても分かる。皆も気付かなかったが、小屋の中にいた武雄さえも気付いていなかった。女が武雄に何をしているのか、離れた場所にいる俺達には分からない。だが、武雄が腰を抜かしたのか、しゃがみ込んだのは見えた。

武雄を助けに行った方がいいのだが、皆足が全く動かなかった。だが、何とか動けそうな1人に誰か呼んで来るように伝えた。


「それで、誰が行けるか話してる間は武雄から目を離していたんだ。でも5分も経っていない。それなのに、その間に武雄はいなくなったんだ」

「そんなバカな……」

「嘘じゃない!!」

大声で叫ばれ、思わず後退するが肩を力強く捕まれ動けなくなる。

「頼む、一緒に探してくれよ!!」

「わ、分かったから……。取り敢えず手離して」

何とか肩から手を離してもらい、俺は1人でバス停の小屋に近付く。皆は少し離れた場所を探していた。


小屋に特に変わりは無いように見える。いつも通りの寂れた小屋だ。中にベンチがあるだけで大人が隠れるような場所も何も無い。何処に行ったんだと考えていると、スマホが着信を知らせる。親父からだった。

「もしもし」

『ああ良かった。無事か』

親父は俺の声を聞いて安心した声を出す。余程焦っていたのが伝わる。

『留守電は聞いた。クラスメイトがいなくなったって??』

「うん。今、皆で探してるとこ。……どうすればいい??」

『取り敢えず、そのクラスメイトの親に連絡だな』


俺は近くにいた奴に武雄の家に電話するよう伝える。だが、誰も番号を知らなかったので、家が近い奴が武雄の家へ向かった。

「今、家に知らせに行った」

『そうか。俺も今会社を出るからそこへ行く。その間、警察に連絡しておくから、バス停の小屋には近付くな。いいな??』

俺に念を押すように言うと、親父は電話を切った。

取り敢えず、親父の言いつけ通りバス停から離れようと小屋を出た。



その時、視界の端に何やら赤い物が映った。

俺は全身に水を浴びたように、大量に汗が流れ出るのが分かった。恐らく、ここに現れると言う女性だろう。俺は、視線をゆっくり女性とは反対側にやる。遠くにいる皆はまだ気付いていないようだ。ホッと1つ溜息を吐き、俺は女性に気付いていないフリをして、小屋を出る事にする。



だが、俺の考えも甘かった。


小屋から、皆がいる方へ1歩踏み出したところで、真後ろから「すみません」とか細い声が聞こえた。耳元で話し掛けられたみたいに、鮮明に俺の耳に響く。全身に寒気が走り、暑いのに鳥肌も立った。落ち着けと自分に言い聞かせ、何も聞こえていないように無視をする。



「……すみません」

それでも、女性は声を掛けてくる。俺は急いで足を動かそうとするが、俺の意思に反して身体は動かない。心臓がバクバクしている音がうるさいくらいに耳に響く。その音が女性にも聞こえているのでは無いかと不安になる。

どうする、と必死に考えるが頭が働かない。すると、背中に何やら圧を感じる。女性が近付いて来たのだ。汗が滝のように流れるが、そんな俺を無視して肩に何かが触れる。シャツ越しでも分かるほど冷たかった。恐る恐る目だけで右肩を見ると、女性らしい細くしなやかな指が見えた。


その瞬間、何かに弾かれたように俺はその場から走り出した。肩にあった冷たさはもう感じられない。無事に振り切れたのだろう。

何故、今身体が動いたのかは分からないが、あのまま立ち止まっていたら危なかったのだけは分かる。俺は汗なのか涙なのか分からないが、顔を濡らしながら必死に走る。


距離にしては50mも走ってないだろう。だが、俺はもうそれ以上走れなかった。肩で息をし、その場に座り込む。そんな俺の様子にようやく気付いたクラスメイト達が集まって来て、「どうした??」「大丈夫か??」と声を掛けてくる。

「お、女が……」

「女??また出たのか!?」

クラスメイトの何人かがバス停を見に行くが、誰もいないようだった。


「見間違いじゃない。赤いコートも見えた。俺の肩に手も置いたんだよ……」

俺は右肩を触る。何だか熱を持っているように感じた。走った所為かもしれないが、念の為シャツを捲って肩を見る。

「お、おい……何だよその肩……」

俺の肩を見ながら、皆顔を青ざめている。俺も信じられなかった。



女に触れられた肩には、真っ赤な指の跡がくっきりと残っている。


「と、取り敢えず何かで冷やそう」

冷やす物が無いか探していると、「おーい」と俺達を呼ぶ声が聞こえた。声のする方を見ると、親父と警察官が走ってくるのが見えた。

「貴史、無事か!!」

「…………無事じゃない」

俺は真っ赤になった肩を見せた。俺の肩を見た親父は真っ青になりながら、他に異常は無いかシャツを脱がせて確認する。ズボンまで脱がされそうになったのでそれは全力で止めた。


「他には無さそうだな。一先ず良かった……。いなくなった子は??」

「まだ見つかってない。皆で探したけど……」

肝試しに参加していたメンバー達が、警察から事情を聞かれている間、俺は親父に女性を見た話をする。

「そうか。………お前はもうここを通らない方がいいかもな」

「え??何で??」

親父は俺の肩をじっと見つめながら言った。

「その肩、ある意味マーキングかもしれん。詳しい事は分からないし、肩にそんな痣が残った話も聞いた事ない。だが、念の為だ」

「……分かった」

俺がそう答えると、親父は乱暴に俺の頭を撫でる。いつもなら手を振り払うが、その時は黙ってそれを受け入れた。



その後は武雄の親もやって来たが、一緒に肝試しをしていたメンバーに怒鳴り始めた。俺は親父に連れられて帰る事になったが、武雄の親を落ち着かせるのに警官が大変だったと後日聞いた。

結局、その日武雄は見つからず何処に行ったか分からなかった。武雄の家には肝試しのメンバーが家族共々謝罪に行ったそうだが、門前払いされているらしい。

子供がいなくなって、その原因を作った人達の謝罪を受け付けられないのは当然だろうなと俺は思う。仮に俺が親なら同じ対応をするだろう。


俺の肩の痣は、日に日に薄くなり、最後は細い線みたいになっていた。これ以上は消える事も無さそうなので、目立たなくなっただけマシと思う事にした。

部活にも出ていたが、武雄の事が気になってあまり集中出来ず顧問からも怒られた。しばらく休もうかと思ったが、練習中に顧問に呼ばれ、嫌な予感がした。



武雄が遺体で発見された。



場所は町の西側にある森の中だった。犬の散歩をしていた人が、突然走り出した犬の後を追うと、茂みに隠れるように武雄がいたらしい。衣服はボロボロで、手足は千切られていたそうで悲惨な状態だったようだ。

俺はショックで何も言えず、俯いていると顧問は俺に帰るよう言うので、大人しく帰る事にした。


葬儀には親父と参列したが、肝試しをしたメンバーは断られていた。武雄の母親の憔悴しきった顔を見ると、俺は武雄を強く止めなかった事を後悔した。これ以上、武雄の家族と関わってはいけないと思い、早々に帰った。



今回の件で、親父は引越しも考えたそうだが、俺がバス停に近寄らない事を約束したため引越しはしない事にした。

だが、武雄の家族は夏休み中に引越ししたようで空き家になっていた。

バス停は取り壊されるかと思いきや、撤去しようとしたり、壊そうとすると機械が壊れたり怪我人も出たようでまだそのままだ。



あの女性が何を思って声を掛けるのか、そして何処に連れて行くのか。謎は残ったままだ。学校では誰もバス停の話をしなくなり、夏休みが明けたら肝試し騒動は静かに終わっていた。




今でもあのバス停の小屋の中に、女性がいると思うと背筋が凍る。

大人になったら、この町を出ようと決心し俺は今日も遠回りをしながら学校へ通う。








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[良い点] 主人公視点ながらもドキュメント風にまとめて現実感を出しているおかげで、ホラー感が伝わって来ました。 18時を過ぎていても出たというところが、現実の噂の「過去の事件を簡略化する」という現実…
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