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「愛のコンチェルト」主人公の告白の詩

作者: 原一文

  鏡に嫉妬した、

  あの輝いている瞳を

  じっと

  見つめることができるから。


  箸に嫉妬した、

  あの柔らかいの唇を

  いたずらに

  いじることができるから。


  枕に嫉妬した、

  あのマシュマロのようの頬を

  心地よく

  触れることができるから。


  ハンカチに嫉妬した

  あの暖かい涙を

  優しく

  拭うことができるから。


  風に嫉妬した

  あの楚々とした姿を

  大胆に

  抱擁することができるから。

  

  神に願った

  身を投げ捨てても

  一瞬でもいいから

  あなたの

  あなたの周りのものに

  なりたかった。


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