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まさか。
ニュースには、「振られたショックで電車に飛び込んで死亡、女子高生」と。
私へ向けての遺書も残っていたらしい。
そのニュースを見た瞬間私は泡を吹いて崩れ落ちた。まさかあいつが...なんで...振ったショックでこんな出来事が起こるなんて...と。
その一日私は後悔と自責の念で押し潰されそうだった。
(あそこで振らなければあいつは生きていたんだ。それを私は...)
泣いた。次の日の朝まで泣いた。遂には涙も枯れ果てた。だが、自分を責めることしか出来ず、自分の殻に閉じこもってしまった。