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花ノ鳥 儚キ鳥 背負ウ鳥  作者: 秋の鶯
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第十九章 キセキ視点 衝撃

壊れゆく 

穏やかな空気 忌々しい『欲の塊』

遠くの方で、地割れの様な大きな轟音が鳴り響いている。私は慌てて飛び起き、サバネは万が一を考えて焚火を慌てて消す。

もう太陽が空に上りかけていたから、辺りの様子はしっかり目視できるようになる。

私とサバネは地面を確認したけど、何も異常は見られなかった。『地面』は・・・・・

山の奥の方から、一斉に動物がなだれ込んで来る。まるで何かから逃れる様に、我先に山を下る動物と鳥達。空には、朝日が隠れるほど鳥達の群れが頭上を覆っている。

私とサバネは、逃げる動物の勢いに負けそうになったから、慌てて近くの木に飛び移り、そのまま木を登って辺りを確認する事に。

木に激突してもお構いなしに逃げ惑う猪の親子と、木から一斉に降りて来るリス達に翻弄されながらも、私達はどうにか木の天辺まで上る。

そして、動物達が逃げている方向とは反対の空を見た。その光景を見た私とサバネは、絶句するしかできなかった。



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