表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

MY song

あのね。忘れてね。

作者: caem
掲載日:2018/09/04



口許を指で撫でて、彼女は言う

つい先程の温もりを忘れて


わずかに垂れさがった瞳は

恥じらいが混じる潤いで滲んで


握り締めていた掌

心の隙間を埋めていった指先

そっぽを向いたままで

赤く染まるゆうべ


時が止まったかのように

いつまでも秋の調べが鳴り響く

同じ旋律を奏で

同じ慟哭を突き付けて


いつまでも一緒にいたい

このままでいられたら

どれだけ幸せなのだろう


自然と頬を伝う涙

別れが辛いと想うのは

我が儘とさえ言い切れない


「「 あのさ 」」


思わずタイミングが重なり

言った矢先から態度で現そう

そうしてシルエットがひとつになる


好きだよ

なんて言えない


たった一瞬の恋物語




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ