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楽しく 厳しく 明るい 世界   作者: シーザー@万年無名
7/9

No.7

だいぶ遅れました

アカツキをだせて満足です

まだまだ続くでしょうがよろしくお願いします

それでは無名でした

「…」

床についたまだ新しい血の跡、主戦力を一時的にだが失ったabyssは大混乱だ


救護室に入るとすぐ、机に向かっている人物が見えた。あれは医務官の…

「ワズキさん、久しぶりです。あの…」

ワズキはすっと顔を上げ、立ち上がった

「ユキか。さて…と、お前の兄だがしばらく起きないと思うぞ」

「起きても動けまい、いや最悪の場合…もしかしたら…」

(もしかしたらって…まさかそういうこと?)

まぁいい とワズキは呟いてこっちを見据えた

「アイツらなら向こうの部屋にいる。心配なら行ってみるといい」

「あ…ありがとうございます…」自然と声が掠れた


ワズキが示したドアの向こうからはロッドらしき声

お前ら、頑張り、だから、という単語が途切れ途切れに聞こえる

少し身をかたくしてドアを開けると、視線が一気に集まり

メンバーのほとんどが驚いたように私の名を呟いた

「あぁ…ユキ…。ど、どうしたんだ?わざわざこんな俺らんとこまで…」

ロッドが無理矢理な笑みを浮かべる


「皆さんお疲れ様でした、えっと…」

今更だが兄に会うのが怖い、あの姿を目の当たりにしたくない

何も言えなくなって黙りこくってしまった


「察してやれよ、ロッド。お前だってユキちゃんが誰の妹か知ってる…だろ?」

フォローするように声を出してくれたのは暗い金髪にピアス、兄より少し年上らしい雰囲気

「ドレイクに会いに来たんだろ?健気な子だ…全く…」

その人は疲れや落胆を一切感じさせない笑顔で名乗ってくれた

「話には聞いてたよ、ユキちゃん。俺はアカツキ。以後よろしくな」

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