表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
楽しく 厳しく 明るい 世界   作者: シーザー@万年無名
6/9

No.6

これで少し進んだ感じですよね

まだまだ先はみえませんがお付き合い願います

兄たちはそのまま救護室へ向かっていった

保健室、と呼ぶ者もいるが子供っぽいという意見が多い


「どうしよう...」

お見舞いに、行くべきだろうか

しかし、ロッドも兄も自分が敗北を喫して傷だらけの姿を

見せたくはないと思うに決まっている

行くべきではない、のだろうか

周りの人々はこんなことを囁きあっていた

「なんだ、ずいぶんなやられっぷりだったなぁ?」

「あぁ、特にあの真っ赤な髪の奴は酷いな」

「知らないのか?あれがドレイクだぞ?」  「マジで?あれが、か?」


「っ...」

悔しい、兄がどれだけ頑張っているのか誰も分かっていないのが

じわっと熱いものが目に滲む

行こう、まだ気を失ったままだろうがそれでいい

会いに行こう


ロッドや他の班員に話を聞くのだ

どれだけ大変な任務だったのかを

みんながどれだけ頑張っているのかを





~abyss別棟~

「...第二がやられたそうですね」

「あぁ、なんとも情けない話だ、他クラスの団員にまで醜態を晒すとはな」

「しかし、彼らが身を挺して戦ってくれたおかげで敵のデータは完璧に取れた

 ...あいつらはあくまでデータ回収のための囮のようなものだ。死んだとしても

 まぁ、我ら第一の被害をなくすための仕方ない犠牲に過ぎない」


こんな台詞が飛び交っていたことは、まだだれも知らない

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ