No.4
ちょっと遅れましたね
あまり面白くない回になりまして
(ま、いつもですけど)
物語、ほんとに進みませんね
それでは、無名でした
食堂へ行ってあった事といえば、私がデザートばかり取って兄に怒られたことと
ロッドがポテトを兄につまみ食いされて大騒ぎしていたことくらいだった
まぁ、ただ食事するだけにしては色々ありすぎな気もするけど
明日は久しぶりに魔物の討伐任務への参加命令が入っていた
兄もロッドもまた、大型任務への参加が命じられているとかで
ぽつぽつと愚痴をこぼしていた
「しかし厄介な任務を持ち込んできやがったよなぁ」とロッド
「てっきりあれは第1が動くと思ったが...」と兄も続く
「そんなに大変な任務に当たったの?」
二人のさも大変そうな口ぶりに思わず尋ねてみる
二人はこっくりと無言で首を縦に振った
いつも自信満々な態度を取っているらしいロッドですら不安を感じている、
何か嫌なものを感じたが口には出さないでおくことにした
それに自分のこともあるのだ、二人にばかり気は回せない
この二人なら上手くやってくれる、そう信じている節もあった
「さ、そろそろ部屋にもどるか」
ロッドの言葉に私たちは頷く
どこかにざわつく物は残ったが考えすぎだと言い聞かせて
そんな不安を抱えて眠ったからかとても悪い夢を見た気がするが
朝を迎えた時にはその内容は全く覚えていなかった