No.1
この作品を読んでくださる方がいらっしゃることを望んでおります
これが始めての作品となりますので、まだまだ良い作品は書けていませんが練習していきます
続きは...書くことを考えていますがどうなるかわかりません
それでは、無名でした。
20XX年 私たちの住むこの世界に、謎に包まれた空間の歪みが発生した
正体は分からず、なぜ現れたかも分からない
分かっているのはただ一つ、これは異世界なる場所に繋がっているということ、
どうしてそれが分かったか...それはその歪みから魔物が出てきているためだった
人型から獣の姿のものまで。それを倒し歪みを塞ぐために作られた組織が「abyss」だったという
つい二年ほど前にそのabyssに兄の後を追って入ってきたのが新米の私、ユキ
今は部屋でぼんやりと天井を見上げて訓練続きで疲れた体を休めていた
...と、そんなとき部屋のドアが開く
中に入ってきたのは八個上の兄、ドレイクだった
「ユキ、お疲れみたいだな。休みたいのも分かるがもう飯の時間だぞ?」
そうだった、ぼんやりしすぎていたようだ。
それを見かねて部屋を訪ねてきてくれたというところか
「ごめん、そうだったね、わざわざ来てくれてありがとう」
思わず顔がほころんでしまう
「別にいいよ、頑張ってる証拠だ。さ、食堂に行こうか」
「うん!もうお腹ぺこぺこ、今日はどんなメニューがあるかなー?」
ここの食堂はバイキング形式で、よくメニューが変わるのだ
するとドレイクはあきれたように苦笑いを浮かべた
「お前ほんとに食い意地だけは誰にも負けねぇよな。ま、とにかく行こう」
そんな事を話しながら私たちは部屋を出て食堂へ向かった