表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

時空 まほろ 詩集・言の葉の庭たち

真夏の空の下

胸がじりじりする

あの人のことを想うと苦しくなる


あの人へのこの想い

この()がれ


時が経つのさえも

遅く感じたり

早く感じたりする


じりじりした想い

真夏の日差しの下で

それこそ()がれる思いで

私は立つ


ただあの人を待ち続けて


()れる思いで


このままでは、あのひとへの想いも()げてしまいそう


蝉の声を聞きながら

このままでは日に焼けてしまうのに


私は真夏の空の下立ち続ける


向日葵(ひまわり)が隣でわたしを見下ろして言った

「もう来ないのかもよ」


「まだ……」

と私は呟く


真夏の空の下

私は立ち続けていた


あの人を想いながら


胸を()がしながら……



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] あの人への想いと太陽で黒焦げになってしまいそうですね。 早く来るといいですね。 素敵な詩をありがとうございます。
2020/08/21 02:23 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ