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ドクターK少女 光り輝く夢を追い掛け  作者: レザレナ
第三話 フォーム改造
32/54

第三話 第十二部 最後まで踏ん張って

 バシューン!! ストライクバッターアウト!

 ギィン!

堀近「セカン!」

野本「あいよ!」

 バシン! アウト!!

 私は順調にアウトを積み重ねていった。ヒット一つも許さず、皆で守り抜いてきた。そして…ツーアウトランナーなし。最後のバッターは国見だった。

国見「(きたきたきた。おいしいところでまわってきた! 打ってやるぜ!)」

 ここでこの人…一番いやな相手だけれども勝負しなければいけない。敬遠のサインがもし出ても投げてたまるものか。私が抑えなきゃ…!押さえたい!

堀近「(気合十分だな。よし、いくか。)」

 バンバン!

 堀近さんがミットを強く叩く。そしてドッシリと構える。

堀近「ここだ!」

 サインは出していない。思いっきりそこに投げろということ…ね。わかった、そこに向かって…思いっきり!

 シュバアアアアア ブン! バシーーン!

 ストライクワン!

国見「(ここにきてこの球かよ。さすがだぜ…。)」

 シューーーー

国見「っち!」

 ギィイン! ガシャン

 ファールボール!

 後ろの金網にボールがぶつかった。よし、まだまけていない。このままあのミットにこのボールを収めて…ゲームセットにする!

真菜「…低め。」

佐奈「!?」

 私は思わずプレートを外した。姉の声が…聞こえた? どこにいるのだろう…わからない。けど…。私にはわかった。低目ね。

国見「(さぁこいこいこい!)」

 私は大きく振りかぶって体を捻り、バネの原理と同じように…一気に放つ!!

 シュバァアアアアア

 ブシィ!

 バシーーーーン!

 ストライクバッターアウト! ゲームセット!!


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