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ドクターK少女 光り輝く夢を追い掛け  作者: レザレナ
第二話 春の六大学リーグ、開催!
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第二話 第四部 焦り、焦り、焦り。

 そのまま打撃が続いていく。サインというより、仲間との掛け合いで上手くいっているみたい。でも…でも何かちがう。監督の指示とかじゃない。私たちの野球は守り勝つ野球をモットーにしてきたはず。そしてデーター野球も売りの一つなのに…。これじゃあ高校野球みたいにイケイケ的な野球になってしまってる。そうなってしまうと…。

 ガッ

橘田「くそっ。」

 案の定、イケイケで行ってしまったため、ランナーを進めることすら出来ずにスリーアウトチェンジ、あっけなく一回の攻撃が終わってしまった。監督の指示は全く出していないのに勝手に行動しているところや、指示とは全く違った戦法になってしまってる。これじゃあいくら押さえても点が取れない。どうすれば…。

堀近「俺が打ってやる、任せろ。」

佐奈「ありがとう…それまでは絶対に点は取らせないから。」

 …………

 バシューーーン! ストライクバッターアウト!

佐奈「っし。」

 7回の表、ツーアウトまで進んだ。ここまでヒットは3本を打たれたけれども難なく押さえている。三振も十桁までとった。しかしスコアは0対0。本当に点を取ってくれない。どうしてなのだろう。焦りでさらに打撃も守備も乱れてきている。エラーはここまで2つある。私は後ろになるべく打たせないように投げるよう専念した。


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