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ドクターK少女 光り輝く夢を追い掛け  作者: レザレナ
第二話 春の六大学リーグ、開催!
13/54

第二話 第二部 投球は絶好調。味方の雰囲気も…?

 プレイボール!

 試合が始まった。私は大きく振りかぶった。あのミットに向かって投げれば…三振をとれる!

 シュバァアアアアア! バシィイイイイン!!

 ストライクワン!

 うおおおおおおお!!!

 球場から歓声が聞こえてくる。球速表示は148キロ。これで狙ったところに投げれるならもう何も怖いものなんて無い。後は投げ続けるだけ!

 シュバアアアアアアアアア

 バシューン!!!

 ストライクバッターアウト!

「て、手が出なかった。」

 相手バッターは全く手が出せずに見逃し三球三振。幸先の良い完璧なスタートを切ることができた。次も三振でしとめていく!

 シュバーーー バシューン!

 ストライクバッターアウト!

 バシューーーー ズバァーン!!

 ストライクバッターアウト!!

佐奈「っし。」

 私は小さな声で喜びを表し、ベンチへ戻っていった。三者連続三振で抑えることができた。

堀近「ナイスピッチング!」

佐奈「ありがとうです。」

大木「調子いいな、これなら打たれなさそうだな。」

高坂「よっしゃ、俺たちが打って先取点取ろうぜ!」

皆「うぉおっす!」

 この言葉を聴けばとても頼もしいことを言ってくれると思える。けれどもどうしても姉の言葉が脳裏に焼きついて仕方が無い。『全体をしっかりとみればわかることもあるはずだわ。気づくのが遅ければ試合で知るのが一番わね。』ああもう、なんでこんなときに姉はひどいことを言うのだろう。私は首をブンブンと振ってスポーツドリンクをまた口に含んだ。あんなひどいことを言った姉をいつか見返してやるんだから。そして試合をみてそんなこと無いというのを証明してみせる!


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