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最終話:情報の賢者が綴る未来

戦いの後。

 ガストン侯爵とレトヴィス伯爵、カイルたちは捕縛され、貴族派は解体されました。

 国王はアルスに対し、王国最高の栄誉である『大賢者』の称号と、アッシュランドを「永世中立の自治領」として認める勅状を授けました。

「アルス様! また新しい資料が届きましたよ。今度は隣国の古い農業書です!」

 ミーナが元気に領主邸を駆け回ります。

 リィナは、アルスのために特別な茶を淹れ、ロイは新しい騎士団の訓練に汗を流しています。

 そして、王宮から届いたフィリア王女の手紙。

『アルス様。いつか、二人で世界中の古文書を修復して回りましょうね』

 アルスは執務室の窓から、美しく整えられたアッシュランドの街並みを眺めました。

「……さて。次は、どの歴史を直そうか」

 元修復師のサラリーマンだった男は、異世界で「ゴミ」から「希望」を綴じ直しました。

 彼の物語は、これからも千年の時を超えて語り継がれる、輝かしい一頁となっていくのです。


最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!

作者のrk04448です。

一介のサラリーマンである私が、「こんな転生者がいたら面白いな」と妄想を膨らませて書き始めた本作ですが、無事に第一章を完結させることができました。

「ゴミ拾い」と蔑まれたアルスが、情報の力で国を救い、仲間と共に最高の居場所を築くまでの物語、楽しんでいただけたでしょうか?

皆様の応援やブックマークが、日々の仕事の疲れを吹き飛ばす何よりの原動力でした。心から感謝いたします!

さて、物語はここで終わりではありません。

アルスの修復スキルは、一国を救うに留まらず、さらなる「世界の深淵」へと手を伸ばしていきます。

【告知】第二章:世界樹の病と、失われた神代の叡智 編

次章では、アッシュランドを飛び出し、隣国サンライト王国やエルフの隠れ里を舞台に、世界そのものの「バグ(劣化)」を修復するアルスの新たな旅が始まります。

新キャラクター、そして成長したミーナやフィリア王女との関係にもご注目ください!

引き続き、応援よろしくお願いいたします!

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