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悪いのは誰?  作者: 茶樺ん
第一章 バルとラーラ
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 リリ・コーカデスが教室に入るとクラスメイト達に緊張が走った。ほとんどの生徒が身動きせずにリリを見詰める。

 以前の腫れ物に(さわ)る様な雰囲気とはまた違い、危険物扱いをされている様だ。()れては来ない。


 教室の後にはかなりの人数の護衛達が並んでいる。リリが学院を休む前にはなかった光景だ。

 現在は貴族家のほとんどの女生徒が、護衛を付ける様になっていた。

 更に婚約者が学院に在学していれば、男子側の護衛として登録をして女子側に付けるバル式が行われた。他の婚約カップルがやっていればやらないわけにはいかない。

 また兄弟や従兄弟の護衛として登録をして、姉妹や従姉妹に付ける場合はパノ式と呼ばれていた。


 誰に挨拶をされる事もなくリリが席に着くと、男女一人ずつが近寄る。二人とも家が今でもコーカデス侯爵家に(くみ)している生徒だ。

 二人は朝の挨拶とリリの登校を喜ぶ言葉を述べると口を閉じた。二人ともリリの傍に立ったまま特に会話をする事もなく、始業時刻になると「それでは」と言って席に着いた。


 始業ギリギリに、バル・コードナとパノ・コーハナルが教室に入って来た。



 バルとパノは休み時間の度に教室を離れる。

 リリと視線が合う事はない。もしかしたらリリが登校している事に、気付いてさえいないのかも知れなかった。


 リリはラーラがリリの祖父の元コーカデス侯爵ガットに向けて国王の前で言った言葉を思い出していた。

 教室内にリリの居場所はない感じだ。こうなる事は想像出来ていた。

 しかしガットは既に罪を償ったのだ。禊ぎは済んでいる。コーカデス侯爵家が恥じなければならない事は何もない。

 学院に来たくない気持ちがたとえあったとしても、リリが登校しない事はコーカデス侯爵家の傷になり、負い目になる。

 でも今のリリの心情としては、ラーラが神殿や海外での暮らしを罰とは思えないと言った理由が、良く分かる気がした。



 昼休みも同様に、バルとパノは即座に教室を出て行った。


 今朝声を掛けて来た男女がリリの様子を窺っている。昼食を誘いに声を掛けるかどうかを迷っている様だ。


 そこに、教室に入って来る人達がいた。

 ニッキ・コウバとミッチ・コウバの姉妹を先頭にした、家がコウバ公爵派の生徒達だ。



 コウバ公爵家がコードナ侯爵家と和解した後も、コウバ公爵派の生徒達は休学を続けていた。

 家同士の関係は改善されても、人の気持ちがそれ程直ぐに切り替わる筈がない。

 コウバ公爵派の中では相変わらず、ラーラは男にだらしのない平民女で、バルはそれに誑し込まれたダメ貴族だった。


 学院に訴えたラーラの退学要請に付いては、コウバ公爵家は取り下げていない。それなのでニッキとミッチとコウバ公爵派の生徒達は、ラーラが退学するまで登校する訳には行かなかった。

 それにもし学院に登校すれば、コウバ公爵家に勝ったと勘違いしているラーラ達に不愉快な思いをさせられるに決まっている。尚更登校出来る訳がない。


 しかしコウバ公爵派の大人達は、このまま子供達を休ませ続ける訳には行かない事は分かっていた。

 気持ちでは納得していなくても、対外的にはコードナ侯爵家と和解したのだ。和解した時にラーラの退学要請も忘れずに取り下げて置けば良かった。


 遅れたタイミングで退学要請を取り下げたり子供達を登校させ始めたら、渋々コードナ侯爵家に負けた事を認めた様に思われる。


 そんな時に、コーカデス侯爵への処罰が決まった事で、リリが学院に戻って来る情報が耳に入った。

 コウバ公爵家は最初からコーカデス侯爵家の味方をしていたのだ。学院で立場をなくして味方のいなくなったリリを助けて上げる為に、人道的配慮としてコウバ公爵派の生徒達の登校が必要なのだ。


 コーカデス侯爵家が立ち直る事をコウバ公爵派は支援しているのだ、との名目を使って、コウバ公爵派の生徒達はリリが学院に戻るのに合わせて、登校したのだった。



 リリはニッキとミッチに対して会釈をした。これは学院内での一つ格上の相手に対しての礼になる。

 ニッキとミッチ、それに後に付いてきた生徒達もリリの対応に満足して、口元を扇で隠しながら微笑んだ。

 なお、学院で扇を携帯している女子は、公爵三家派に属す生徒だけだ。


 ニッキがリリに声を掛ける。


「お久しぶりね、リリさん」

「ご無沙汰致しております。ニッキ様、ミッチ様」

「婚約祝いのお礼を言ってませんでしたね」

「既に丁寧な礼状を頂いております。ありがとうございました」

「こちらこそありがとう。昼食を一緒に摂りましょうよ」

「お誘いありがとうございます。是非ご相伴に(あずか)らせて下さい」


 リリを囲む生徒達の表情が、微笑みから笑みになる。

 リリがニッキに恭順を示したからだ。

 あるいは扇の陰に嘲りを隠しているかも知れない。


 リリとしては本意では無い。コーカデス侯爵家からも、コウバ公爵派に近付かなくて良いと言われている。

 しかしソロン王子の婚約者であるニッキ・コウバ公爵令嬢から声を掛けられたら、(へりくだ)って下位に立つしか今のリリにはなかった。



 食堂に入り、ニッキ達に付いて予約席に向かう。

 予約席ブースの中央の、一番格が高いとされている席の傍に、数人の立っている生徒の後ろ姿が見える。傍には従業員が、無表情で立っていた。

 近付くと言い争う様な声がする。


「どうしたのです?」


 ニッキが声を掛けると立っている生徒達が振り返り、「ニッキ様!」と嬉しそうな声を上げた。


「この者達が席を占有しているのです!」


 そう言って指差す先には、ラーラ達が座っていた。


 ニッキを認めたパノが席を立ち、ニッキとミッチに会釈する。同席していた何人かも席を立った。

 ラーラはその後から、バルの手の甲に手のひらを載せて、ゆっくりと立ち上がった。


 ニッキとミッチに対して、バルとラーラが向かい合う。

 その様子を見て先程から席の傍に立っていたコウバ公爵派の生徒が、「さっさと退()けば良いんだ」と嘲りの声を上げる。

 ラーラが視線を逸らしてバルを見上げた。ラーラの視線に気付いたバルは、ラーラに微笑んだ。


「ラーラ。彼女はコウバ公爵家のニッキ殿」

「なんですって?!」


 ミッチが扇をバルに投げ付けたが、バルはそれを手で払い落とした。

 扇は親骨が割れ折れて、ミッチは醜悪な表情を曝している。


「お前!お姉様はソロン殿下の婚約者よ!」

「初めましてニッキ・コウバ殿」


 ラーラがミッチの声を無視してニッキに話し掛けた。

 扇がないので、ミッチが口をパクパクさせているのが皆に見える。


「私はラーラ・コードナと言います。よろしくお願いします」

「お前!なんでお前からお姉様に声を掛けるのよ?!」


 実はミッチは、朝一でラーラをギャフンと言わせる積もりだった。

 しかしコウゾ公爵派の生徒達は休学届を出していたので復学手続きが必要で、授業前にはミッチはラーラに絡めなかった。

 休憩時間もファンがラーラを囲んでいるし、直ぐにバルとパノがクラスに来るので、近寄る事が全然出来なかった。


「ミッチ・コウバ殿はお休みの前と同じ質問をしていますね」

「お前が同じ間違いをするからよ!」

「お休みなさっている間に、勉強をなさればよろしかったのに」

「何ですって?!お姉様はソロン王子の婚約者なのよ?!」

「存じています。しかし今は公爵令嬢。私と」

「同格じゃないわよ!」


 ミッチはラーラの言葉を遮る。


「お姉様は王族なのよ!お前より上だわ!」


 ラーラを睨むミッチも、眉を(ひそ)めてラーラを見るニッキもコウゾ公爵派の生徒達も、ミッチの言い間違いに気付いていなかった。

 気付いたリリは青ざめた。


「姉君がソロン王子と結婚なさっても、ミッチ・コウバ殿は公爵令嬢のままですよ?」

「私だって結婚するわよ!」


 ミッチの返しは論点がずれた。


「ソロン王子の婚約者であるお姉様が座るべき席に、何でお前達が座って居るのよ!不敬よ!」

「ミッチ・コウバ殿。ここは予約席ですよ?」

「知ってるわよ!上級貴族しか座れないのに、何で平民が座っているかって言ってるのよ!」

「平民は予約を取れないけれど、同席は出来ます」

「護衛を同席させるってなんてあり得ないでしょう?!」

「立って食事をしろって言うのですか?その方がこの場所にそぐいませんよ」

「立ってる座ってるじゃないわよ!護衛に食事なんかさせるなって言ってるの!」

「コウゾ公爵家ではそうなのですか?」

「当たり前でしょう!」


 ラーラは驚いて周りを見回したが、周囲にはミッチの言葉に首を(ひね)る人もいたので、安心してホッと息を吐いた。


「そう言えば、お前は護衛と仲が良いそうね?」


 バルが動くのを感じたラーラはバルの手の甲を引いて、顔を向けたバルに微笑んでからミッチに視線を戻した。


「後に立っている護衛ともベッタリだそうじゃない。さすが何人もの男と関係を持っているアバズレは違うわね」


 もう一度ラーラはバルの手の甲を引いた。


 リリは先程から顔を伏せていたけれど、視線を感じてそちらを見ると、表情を消したパノと目が合った。その瞬間は目を見開いたけれど、リリは直ぐに視線を下ろす。


「仲が良いと言うか、大切にしようとは思っています。いざという時に私を守ってくれるのですし」

「ベッドの中でも?」


 ミッチのその言葉に、コウゾ公爵派の生徒達がクスクス笑う。

 思わず顔を上げたリリは(たま)らずに口を挟もうとするが、ラーラの言葉の方が早かった。


「ミッチ・コウバ殿ってそう言う話題がお好きですよね」

「お前は話より実践でしょう?ベッドの中に何人の大切な男を寝かせてるの?」

「食事の時間がなくなるので、話は終わらせて頂きますね」

「逃げるの?!」

「ええ」


 そう言ってミッチに微笑んで、ラーラは席に着こうとした。


「何座ろうとしてるのよ!そこは私達の席だって言ってるでしょう?」

「ここは予約席ブースで、この席も予約席よ?ご存知ないの?」

「お前達に相応しくないって言ってるのよ!」

「そう。では予約をお取り下さい」

「予約してあるに決まっているでしょう!」


 席に座ったラーラが、先程から傍に立ったままの従業員に「ここは誰の予約になっていますか」と尋ねると、「コードナ様です」と無表情のまま答える。


「え?お姉様の名前で予約したんじゃないの?」

「もしかして、休学なさる前の事と勘違いなさっているの?」

「そんな事はないわ!」


 ミッチがコウゾ公爵派生徒を見回して「予約したのは誰?」と尋ねるが、皆首を捻るばかりで誰も名乗り出ない。


 ミッチは顔を赤らめて眉尻を上げて、ラーラに向き直る。


「でもお姉様の方がこの席に相応しい!」

「分かったわ」


 そう言うとラーラは立ち上がった。

 バルとパノが肩を竦め、従業員に料理を別の席に移す様に指示をする。


「ですがニッキ・コウバ殿」


 扇に隠れて口を歪めて笑ったニッキに、ラーラは話し掛けた。


「ソロン殿下と結婚なさるまでは、あなたは公爵令嬢に過ぎないわ」

「それが何かしら?」

「ミッチ・コウバ殿があなたを王族だと言っていたけれど、王家の耳に入れば不敬に問われる事をご存知?」

「え?そんな事、言ってないわ。訂正なさい!」

「私が訂正しても仕方ないでしょう?既に皆さんが聞いているのだから」

「え?言ってない。ミッチはそんな事言ってないわ。そうよね?」


 ミッチはスッと血の気を失くした顔をフルフルと左右に振った。


「まだ婚約者なのであって、婚約が解消されたら結婚出来ないのですし、ニッキ・コウバ殿はご注意なさった方がよろしいですよ」

「お前!コードナ侯爵家が推薦を取り下げても、私と殿下の婚約解消にはならないわ!」

「そんな事は存じています。それより護衛を付けないのですから、その面では注意なさらないと」

「護衛を付けない訳じゃなくて、手続きがまだしてないだけよ」

「コウバ公爵家の見解として、王族以外が学院で護衛を付けるのは不敬なのでしょう?公爵令嬢の立場で護衛を付けるのはコウバ公爵家の方針にそぐわないし、ソロン殿下と婚約したのでご自分が王族になったと勘違いなさっているのならそれこそ不敬ですよ?」

「な、ち、違うわ!」

「それともう一つ、お教えしておきますけれど」

「なによ?」

「私を辱めた犯人の内、五人がまだ捕まっていません。護衛を付けないのなら、ご自分で気を付けるしかないですから、なんとか気を付けた方が良いですよ」

「なんて事を!私がそいつらに(かどわ)かされるとでも言うの?」

「そうならない様に注意した方が良いって言っているのです。ニッキ・コウバ殿がそうなったら、ソロン殿下との婚約もどうなるか分からないでしょう?」

「お前とは違うわ!」

「それはそうですけれど、バルの様な男性はいないから言っているのですよ」

「お前みたいになんかならない!」

「そうですね。もしかして・・・」

「・・・もしかして?なによ?」

「犯人をご存知なのですか?」

「え?違う!知らないわよ!」

「そう?犯人達と懇意なら、自首を勧めて頂こうと思ったのですけれど」

「そんな訳ないでしょう!」

「そうですね。もし親しければ(かくま)うでしょうし。でも護衛も付けずになんの被害もなければ、何かあるとかないとか噂されるかも知れません。そうなったらそれも婚約に影響しませんか?」

「な、なんですって・・・」

「そうなった時にはコードナ侯爵家と多分コーハナル侯爵家も、コウバ公爵家のお力にはなれないかも知れませんので、予め伝えて置きます」

「な、おまえ」

「あっ、席の準備が出来たみたい。それではこの席はお譲りしますので、どうぞごゆっくり」


 そう言ってラーラはバルの手の甲に手のひらを載せて、その場から去って行く。それに付いて同席者もテーブルを離れた。それに合わせて周囲のテーブルに付いていた生徒達も立ち去る。

 予約席ブースには、格の高い真ん中にニッキ達コウバ公爵派生徒達がいる他は、端の方にコウゾ公爵派とコウグ公爵派の生徒達が残るだけになった。

 予約席ブースに隣接した一般席ブースの生徒達も移動して行った。

 皆バルとラーラの恋物語ファンで、二人の遣り取りを間近で見る為に周囲に座っていたのだ。


 コウバ公爵派生徒が休学する前は確かに、予約席ブースの中心は一番格が上の生徒が占める場所だった。

 しかし今はバルとラーラとピナのいる場所がそれになっていた。



 呆気に取られているニッキ達に、リリは声を掛ける。


「体調が優れませんので、少し休んで参ります。申し訳御座いませんが私に構わず、どうぞ昼食をお摂り下さい」


 会釈してその場を離れるリリに、ニッキもミッチも何も返せなかった。



 釈然としないコウバ公爵派生徒達は、護衛との関係を指摘されてラーラが反論しなかったのは、それが事実だから言い返せなかったのだとの話を家族に報告し、使用人を使って世間に流させた。

 それを()めるように進言した使用人もいたが、主の言葉に逆らうなと激しい叱責を受けた。


 役名は本人達の名前と違うがキロとミリは、劇の中では誘拐されたラーラを守るヒーローとヒロインだ。劇を見た平民夫婦の中には、二人の役名を子供に付けた人もいる。

 そして二人が実際には亡くなっている事を知っている人達は、今のラーラの護衛が二人の実父であり、ラーラを幼い頃から護衛していた事も知っていた。

 それをコウバ公爵派が広めた話への反論として語られる事で、事件の時に本当は二人が亡くなっている事と、ラーラの今の護衛が二人の実父である事が世間に周知されて行った。



 翌日の昼休み。

 食堂の予約席ブースには、公爵三家派生徒しかいなかった。

 そしてコウバ公爵派の集団の中にニッキ・コウバの姿はない。


 学院での王族の昼食は、王家が用意した料理を食べる事になっていて、その為の専用の食事室が学院内にはある。

 ニッキはソロン王子とそこで昼食を摂る事になった。


 王家はそれ以外にもニッキをソロン王子に同行させる機会を増やし、出来るだけコウバ公爵派と一緒にいる時間を減らさせた。王宮内にニッキが暮らす為の部屋も用意させている。

 ニッキには国王から直接、「王族を名乗りたいと思うなら、ラーラには近付くな」との厳命が下された。ニッキは王族云々はミッチが言ったと言い訳をしたが、だからニッキには今後ミッチを近付けさせないし、コウバ公爵派とも距離を置かせると断言をされる。

 ニッキには王家派遣の護衛が付けられた。その護衛の任務には、ニッキとコウバ公爵派を近付かせない事も含まれる。


 バルとラーラとパノは食堂の一般席を使う様になった。

 ラーラ達のファンが一般席の中央を確保していてくれる様になり、そこで三人の護衛と一緒に六人で昼食を摂る。

 その周りをバルとラーラ、そしてパノの様子を見る為に、ファン達が囲む様に席に着いて食事をしていた。このファン達の中には家の派閥同士の集まりはなく、また貴族も平民もなく、ラーラ達の近くの席は毎日交替に譲り合って座る様になっていった。


 一般席にはコーカデス侯爵派生徒達もいたけれど、リリは同席していない。

 リリは午前の授業が終わると毎日早退をした。それはコウバ公爵派生徒と距離を置く為だと、コーカデス侯爵派生徒達には説明された。



 ニッキ・コウバとソロン王子の婚約解消を狙ってコウバ公爵派の暴走を煽っていた事がコウグ公爵家にバレて、ニッキを諦めていなかったタラン・コウグはハッカ・コウゾとの縁談を進める事になった。

 抵抗は試みたけれど、縁談相手としてハッカとミッチのどちらかを選べと言われ、ハッカを選んだのだ。

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