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3.5 Sunset

斜木(ななめぎ) 陽暮(ひぐれ)

-オレ。女。


斜木(ななめぎ) 朔夜(さよ)

-妹。


斜木(ななめぎ) 朝真(あすま)

-兄貴。

「ねぇ、にいちゃん。パパとママ、どこにいるの?」

「朔夜。パパとママはね、

ずっとずっと、遠いとこに行っちゃったの。

だからね、僕たち3人でこれから暮らすの。

大丈夫だよ。兄ちゃん頑張るからね。」


兄貴が、静かな病室でそう言った。

外は枯れ木の立ち並ぶ、1月の上旬。


「済まない、朝真。」

「うん、じいちゃんには迷惑かけない。」

「そうじゃない。心苦しいんだ。」


白いベッドの上には、寝たきりのじいちゃん。


「息子と義娘は死んだと言うのに、

こんな老いぼれだけが、まだ呼吸だけはしてる。」

「そんなこと言わないの、ね?」


納得出来るか、こんなの。


「わたしは帰る。」

「待って、陽暮。」

「帰る。」






日秀(ひずる)くんたちの子どもはどうするんだ?」

「ウチじゃ引き取れないわよ、あんな大きい子!」

「おいおい、ウチらも無理だぞ。誰か引き取れよ。」


がやがやと、喪服を着た大人たちが話している。

わたしはただ、無力にその様子を見ている。


「爺さんも交通事故から2週間でくたばったし、

俺たちゃ踏んだり蹴ったりだよなぁ。」


今日は、お袋と親父。そして爺ちゃんの葬式。


「皆々様方、本日は御足労有難うございます。」


兄貴が、ちょび髭でメガネをかけたおっさんと、

まだ5歳の朔夜を連れて入ってくる。


「いやいや、大変だったねぇ、朝真くん。」

「いえ、それは皆様とて同じです。」


嘘つき。


「朝真くん、そのお方は?」

「祖父の旧友の弁護士さんです。

祖父から遺言状を預かっているそうで。」

「どうも、弁護士の燕昇司(つばくろしょうじ)と申します。」


軽く名乗ったあと、おっさんと兄貴は座った。


「朔夜、こっち。」

「うん、わかったよ、ねえちゃん。」


朔夜が、わたしの膝に座り込む。

この子は、わたしたちが絶対に守る。


「…それでは、遺言状を読み上げさせて頂きます。」


おっさんは、折り畳まれた紙を広げる。


「『皆、ワシらの葬式に来てくれたこと、感謝する。

  最も、大方はまぁ目当てもあろうが。』」


おっさんは、ただ文章を読み上げる。


「『どうせ、皆が最も気になっていることは、

  ワシの遺産の分配であろう。

  故に、先に全てを述べておこう。』」


わたしの膝で無邪気に手遊びをする朔夜以外は、

全員が固唾を飲んで、その後の言葉を待つ。


「『不動産関連は、遺しても仕方がないと判断し、

  先にその全てを売り払い、金にしてある。

  その総計は、億を3度数える量じゃ。』」


おぉ、と大人たちがどよめく。


「『引き継ぎ人の名前を述べていく。

  我が孫、斜木朝真、陽暮、そして朔夜。』」

「……まぁ、爺さんは孫のこと溺愛してたしな。」


わたしたちの名前が読み上げられる。


「『…以上だ。遺産は三分割とする。』」

「はぁ!? 娘の私の名前がないじゃない!」


おばさんが声を荒らげて立ち上がる。


「『何故、ワシが孫にのみ遺産を相続させるか。

  その理由を、順番に述べておこう。』」


鼻息を荒くするおばさん達をよそに、

弁護士のおっさんは淡々と言葉を続けていく。


「『ワシの見舞いに、真っ先に来たのは、

  日秀と(はる)ちゃんの子ども。即ち我が孫たち。

  その次が、昔馴染みの鯨岡(くじらおか)と燕昇司。

  お前らは、誰一人としてこなかった。

  大方、とっとと死んでくれれば、遺産が入る。

  そう思っていたのだろう。残念だったな。

  お前らのような金の亡者に残す金などない。』」


まだ続いていく言葉に、わたしでさえ動揺する。


「『こんな遺言を聞かせてしまうことに、

  孫たちには非常に申し訳なく思っている。

  どうか、ワシの遺産で幸せに暮らして欲しい。

  お前たちの安寧を、心の底から願っている。』」

「…爺ちゃん。」

「ふざけんじゃないわよ!あのクソジジイ!」


がぁんっ、と木のテーブルが大きい音を立てる。


「わぁっ!」

「大丈夫だ、朔夜、大丈夫だから。」


おばさんは、大きな声で言葉を続ける。


「ウチにだって、4歳になる息子がいるのよ!

ちゃんとした孫がいるの!!

なのになんにも貰えないなんておかしいでしょ!?」

「…あぁ、まだ続きがありますので、落ち着いて。」


弁護士は、自分よりも劣る者を相手にするような、

つまり、異常なまでの余裕を持って、言葉を続ける。


「『…ただし、残るのは遺産だけではない。

  ワシや、息子と義娘の生命保険金もある。

  その分の金は、当然の処理をする。』」

「…当然の処理…? ウチが貰えるってこと!?」

「『その全てを代表して、我が孫の長兄である、

  朝真に受取人となってもらう。』」

「はぁ!?」


おばさんは、さらに激昂する。

昔から、この人は苦手だ。


「やめないか、姉さん! 親父の決めたことだ!」

「何言ってんのよ! 弟の分際で!!」


怒り狂うおばさんは、まるで神話の化け物のような。

まだ12歳のわたしには、そう見えた。


「そんなことより、朝真くん。

これからどうやって生活していくんだい?

よかったら、ウチで一緒に暮らさないか?」


遺産狙い。欲丸見えの提案に、若干引いてしまう。


「お気持ちはありがたいですけれど、

僕たちは3人で暮らしていくことにしました。」


兄貴は、ぴしゃりと話を切り落とした。


「いや、やっぱり子ども3人は心配だよ……。」

「ふざけんなよ、おっさん。」


朔夜を両手で抱きしめる。


「ねえちゃん?」

「お前ら、遺産が欲しいだけだろ!?

わたしらの心配なんてこれっぽちもしてない!!」


怒鳴るわたしの声に、朔夜がびくっと跳ねる。


「な、何を言ってるんだ!俺はただ…。」

「うぜェんだよ!!さっき、兄貴がいない時に、

あんな酷い話を目の前でしときながら、

何で今更懐いて着いてくと思ッてんだよ!!」


このひと月、抱え続けていたフラストレーションを、

感情のままにクソな大人たちにぶつける。


「…ねえちゃん。」


朔夜の声に、ハッとする。


「………さ、朔夜…ごめ……。」


頭に、ぽんと2つの手が乗る。


「…ねえちゃん、いいこいいこ。」

「……我慢させて、ごめんよ。陽暮。」


優しいふたつの声と同時に、

堰を切ったように、目から涙がこぼれ続ける。


「……うぁ…あ………。」


朔夜を、両手で抱きしめて、

細くてちいさなその体に、顔を擦り付ける。


「…さて、皆様方、弁護士として、

質問にお答え致しますが、何かございますか?」

「本当に、本当にこのガキ共に遺産が入るの!?」

「えぇ。」

「全部!?」

「遺言が優先されますので、その通りです。」


何が「守る」だよな。カッコつけて。


「ふざけんじゃないわよ!」

「ふざけるな、と言われましても。

これは公正証書遺言ですので。

法的効力で言えば第一位になります。」


わたしが、守られてるくせにさ。


「……姉さん、もう諦めよう。」

「諦める!? こんなガキ共に、

金を持っていかれてたまるもんですか!?」

「…弁護士さん、もう帰りましょう。無駄です。」

「そのようですね。」


兄貴に促されて、座布団の上から立ち上がる。


「ねえちゃん、抱っこ。」

「お、うん。」


朔夜の要望のままに、軽い体を抱える。


「…では、皆様。もう会うことも無いでしょうが。

どうか、ごきげんよう。」


丁寧に、否。

慇懃無礼に、兄貴がぺこりとお辞儀をする。


「まだ話は終わってないわよ!!」

「これ以上、何もお話することはありませんので。」

「……ふん! 妹たちがどうなるか、見物ね!!」


ぴく、と兄貴が反応する。


「…今のは、脅迫ですか?」

「はい?」


弁護士さんが、落ち着いた声で問いかける。


「『妹たちがどうなるか』、というのは、

危害を加えるという意思表示で良いでしょうか?」

「そんなこと言ってないじゃない。」


兄貴がつかつかと歩き、おばさんの目の前に立つ。


「…な、なによ。ガキのくせに。」


弁護士さんに促されて、和室から出る。

…障子をくぐる時に、兄貴の横顔がちらっと見える。


……今まで見た事もないほどの、憤怒の表情。

いつも薄ら笑っている、優しい兄貴の知らない顔。


「……ふざけるな。妹たちに手を出してみろ。

お前たちを、地獄の底まで追ってやる。」

「な、なによ。弁護士!今のこそ脅迫じゃない!?」

「何も、聞いておりませんので。」


そんなことを告げてから、兄貴は近付いてくる。


「…行こっか、陽暮。朔夜。」

「……おう。」

「わかったー。」


腕の中の朔夜が、無邪気に答える。


「…(わたくし)の車へどうぞ。お送り致します。」

「何から何まですみません、(まもる)さん。」

「いえいえ。」


葬場の大きな自動ドアを潜り、外に出る。


「……後処理は、皆様をお送りした後に、

私がやっておきますので、ご安心ください。」

「お願いします。」


強く、ならなきゃ。






「…にしても、まさかおじさんが亡くなるとは、

ついひと月前まで思ってもいなかったな。」

「……人生は何があるか、本当に分かりませんね。」

「全くだね。」


弁護士の運転する、黒いワゴンの車内で話を聞く。


「…本当、ここひと月、ずっとお世話になってます。」

「おじさんから受けた大恩に比べれば、

このくらいは一割にも満ちやしないさ。」

「それでも、他の依頼を投げてまで、

僕たちの味方をしてくれた事、本当に感謝してます。」

「おじさんから、『日秀と晴ちゃんのとこ以外は、

ワシが頼れるとこは無い』だなんて愚痴、

昔に飲んでた時によく聞かされてたからね。」


窓を軽く開けて、タバコを吸いながら、

そんな話をする弁護士のおっさんは、

さっきまでの生真面目そうな姿とは、全然違う。


「…それに俺はこの後、海外に飛ばなきゃならない。

クライアントがロンドンで待ってるからね。

だから、その前の最後のおせっかいさ。」


タバコを吸い終わった弁護士のおっさんは、

胸元を軽くさぐって、四角い小さな紙を取り出す。


「……だから、これ。あげるよ。」

「…名刺、ですか?」

「あぁ。俺の兄貴の名刺だ。」


兄貴だけじゃなくて、わたしにも回ってくる。


燕宮建設(つばめみやけんせつ) 燕昇司 (きずき)

「……日本全国飛び回っちゃいるが、

君たちが相談すればすぐにでも飛んでくるさ。

俺と同じように、大恩受けた身だからな。」


朔夜は疲れきって、わたしの膝で寝ている。


「…これから大変だろうけど、頑張るんだよ。」

「勿論です。」


兄貴は、即答する。

……わたしは、答えられていない。


今でも、現実を受け入れられていない。

…わたしは、弱い。




「本当に、色々とありがとうございました。」

「いいんだよ。頑張んなよ、若者たち。」


弁護士のおっさんはそう告げて、

車でもと来た道をUターンして戻っていった。


「…じゃ、家入ろっか。」

「……おう。」


疲れきった朔夜は、わたしの背中で寝ている。


「ただいま〜。」

「…ただいま。」


二階建て、6LDKの一軒家。

わたしたち3人には、広すぎる。


「……朔夜、部屋で寝かしてくる。」

「うん、お願い。」


廊下を真っ直ぐ進んで階段を上がり、

一番手前、朔夜の部屋のドアを開ける。


……小さな机と、可愛らしいぬいぐるみがいくつか。

それとシングルのウッドベッドが1つ。

ベッドに近付いて、起こさないように朔夜を寝かす。


「……んぅ…。」

「…いい子、いい子。」


朔夜のおでこを、優しく撫でる。

柔らかい髪を、指が通り抜けていく。


「…あぅ……。」


ぷに、ぷに、と朔夜の頬を指でつつく。


「……ふふっ。」


柔らかく反発する、ぷにぷにの頬っぺた。

指先から、朔夜の体温が伝わってくる。


「………降りるか。」


わたしは、ベッドの横から立ち上がり、

朔夜の部屋を後にした。




「…ねぇ、陽暮。今日は何食べよっか。」


兄貴は台所に立って、そんなことを聞いてくる。


「……今日くらい、楽して食いに行こう。」

「いや、お金は大事にしていかなきゃ。」


冷蔵庫を漁りながら、メニューを考える兄貴。

ここひと月、兄貴はまともに学校にも行かず、

事故の後処理と、家事に追われている。


「…高校の推薦、決まってたろ。どうなったんだ?」

「え? お兄ちゃんは高校行かないよ?」


あっけらかんと、当然のように兄貴は言う。


「はぁ!? 折角、あんなに行きたがってたのに!?」

「そんなに驚くことじゃないでしょ。大丈夫。」


ふふっ、と兄貴は優しく笑う。


「あの学校に行くために、自分から頑張って、

あんなに必死に勉強してたじゃんかよ!」

「いいんだよ。お兄ちゃんは。」


昔から、自己犠牲の精神が強い兄貴。

多分、犠牲になっているつもりもないだろうが。


「……お兄ちゃんは、2人の方が大事だからね。」


大真面目に答える兄貴を見て、何も言えなくなる。


「…それにね、就職先も決まってるの。

爺ちゃんや父さん母さんの昔馴染みの人で、

鯨岡さんっていう人のお店で働くんだ。」


鯨岡という人物は、私も知っている。

爺ちゃんの見舞いに来た人で、恰幅のいい、

人の良さそうな、眼鏡をかけた小さいおっさん。


「……なんだよ、それ。」

「ん?」

「寝る。」


感情のまま、階段を駆け上がる。


「え、ご飯は?」

「いらない。寝る。」


まだ、寝るには早い19時。

歯を磨くことも無く、部屋に駆け戻った。




何も聞こえない。

何も、聞きたくもない。


机の上の目覚まし時計は、まだ20時。

ひと月前までなら、家族みんなでリビングにいて、

テレビでも見て、ゲラゲラと笑っていただろう。


『コンコン。』


ドアが2回、上品なノックを鳴らす。


『……陽暮?』


ドアの外から、声が聞こえる。


『…生姜焼き作ってあるけど、食べる?』


息を潜めて、声を喉の奥殺して。

わたしは、なにも答えはしない。


『……食べない、か。』


ことっ、とドアが少し揺れる。

多分、兄貴がドアに寄りかかったんだろう。


『………陽暮? もう寝てるのかな?』


優しい声で、語りかけてくる。


『…もう、陽暮もそろそろ、小学校卒業だね。』


もうあと、ひと月で3月。

わたしと兄貴は、学校を卒業する月だ。


『……中学校、楽しみ?』


楽しみじゃない、訳じゃない。

けれど、不安でもあるのには違いない。


『…結構、楽しいところだよ。

色んな人が、いっぱいいるところで。』


優しい兄貴の言葉は、何故かわたしに響かない。


『……怒ってる? お兄ちゃんが推薦辞退したこと。』


怒っている、のだろうか。わたしは。

自分の感情さえ、ぐっちゃぐちゃになっている。


『………それとも、なにか別のこと?』


兄貴が嫌いな訳じゃない。嫌いな訳が無い。

この世にただ1人の、大事な兄貴だから。

けれど、なんでだろう。ムカムカしている。


『…………まぁ、一人の時間、大事なのかなぁ。

お腹すいたら、すぐ起きてきなね。

12時くらいまでは、僕は起きてるしさ。』


ドアがきしり、と浮く音がする。

遠くなっていく足音だけが、やたらと耳に残る。


わたしは、なんなんだ?




20時30分。兄貴が来てから、30分経った。


『ここん。』


ドアが、軽いノックを鳴らす。


『ねえちゃん、はいっていい?』


ぎぃ、とドアが開く。

お気に入りの猫のぬいぐるみを両手で抱いた、

パジャマ姿の朔夜が、部屋に入ってくる。


「…朔夜、どうした?」

「ねむれないの。いっしょにねていい?」


そう言いながら、枕元に朔夜が近付いてくる。


「ご飯、食べたのか?」

「たべたー。」

「歯は?」

「みがいたぁ。」

「よし、おいで。」

「わぁい。」


てとてとと駆け寄ってくる朔夜を、

自分の布団の中に招き入れる。


「…あったかいねぇ、ねえちゃん。」

「だな。」


布団に入ってきた朔夜を、優しく抱きしめる。


「えへへ、ねえちゃん。さよのことすきー?」

「当たり前だろ〜? 大好きだぞ〜。」

「へへ〜、ありがと! さよもねえちゃんすき!」


無邪気な妹が、どうしようもなく愛おしい。


「……ねぇちゃん。」

「ん〜?」


確かな体温が、わたしに伝わってくる。



「…ねえちゃんと、にいちゃんは。

いなくなんないでね?」



いつも明るい朔夜が、泣きそうな声を出す。



「……当たり前だろ?」



「ほんと? ほんとにほんと?」

「あぁ、約束するさ。」



腕にいっそう力を入れる。


「ねえちゃ。」

「ん?」

「おやすみぃ。」

「ああ、おやすみ。」


強くならなきゃ。


強く。

強く。


朔夜を守れるくらい、強く。

兄貴に頼られるくらい、強く。


強く。強く。

























強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強くつよく強く強く強く強く強く強く強く強く強く強くツヨク強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く。































強く?











強さって、なんだ?









「も、もうやめてくれぇ!悪かった!

認めるよ、お前、お前は強いよ!この学校一!

女だからって、舐めてたさ!悪かった!!」

「わかりゃいいんだよ、わかりゃ。」


わたし(・・・)は。


オレ(・・)のダチに手ェ出したら殺す。いいな?」

「わかりました! わかりました!!」


何で、強くなんなきゃならなかったんだっけ?

つい先日、我が北の大地2番目の都市に、

とうとう積雪が確認されました。

そして、その1日で簡単に雪景色になりました。

恐ろしく早いもんです。

私じゃなきゃ見逃しちゃうね。

最も、雨よりは雪の方が良いです。

冷たくないので。


さて、物語に戻りますと、番外編です。

更に言えば、過去編です。

朔夜や陽暮は、そんな過去を抱えてました。

ここから、どうやって本筋の朔夜や陽暮になるか、乞うご期待……と、一応言っておきます。


ここまで読んでくださった皆様、改めて感謝申し上げます。ホントにありがとうございます。


これからも、貴方様の素晴らしいストーリーライフを、心の底からお祈り申し上げております。


いだすけさんでした。

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