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2話
まぁしょうがない
そう思って
俺はその怪しいアプリを開くことにした
画面は真っ暗だ
『プツッ』
「え??充電MAXだぞ?なんで?」
ボタンを押しても反応しない
いや、
反応したと言えばいいのか……
画面がぷつりと明るくなる
「おっ良かった〜壊れたのかと思ったじゃんw」
そう思った自分が甘かった
「え??リンゴマークじゃないぞ?」
梨マークだ
『デンッ』
『ご登録ありがとうございますマイケル様』
「え??は?」
『私はマイケル様の援助に来ました『ペアーズ社』の者です』
「え??そんなの登録してねえぞ!?」
画面を見てみると『料金は貴方次第♡』
と書かれてる
「ふざけんな!そんなの登録してないぞ;」
『ウウッ』
スマホの中から1人の女性が出てきた
『マイケル様ありがとうございます♡「そんなの登録してないぞ」の一言で私は外に出れるのです』
俺には動揺が隠せなかった
「ひっ」
『何かありましたか?』
『あっ!そうでした!私の名前を決めてください!』
「えっええー」