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夜行性の蟻高校生  作者: king of きのこ
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1話・蟻になってしまいました。上

おはようございます。自己紹介をします。僕は三成晃生、高校2年生です、好きなものは生物です。生物がとにかく大好きなんです。


ばいざうぇい、僕は今登校中でございます。徒歩で登校してます、学校近いです、便利です。と考えてる時にアリの巣が目に入ってしまいました。素晴らしいですね、綺麗な穴です。皆さん、知っていますか?日本のアリの巣は下に穴のように掘ってありますが、インドのアリの巣は上に山のように作られているんです。素晴らしいですよね。


ん?小学生かな?ランドセル背負ってこちらに走ってきますね、なんでしょうか?


「たけし鬼なー!学校に着くまで!時間無いから五秒でいいや!じゃあすたーとー!」


あら、こちらに向かって走って来ますね、元気でいいですね。僕にもあんな元気な頃が本当にあったのでしょうか。アリの図鑑を常に持ち歩いてるようなこの僕がねぇ。


って、この走ってくるルート嫌な予感がします。ちょっと、止まろうよ、アリの巣が…おいおいたけし。五秒普通に数えてんじゃ無ぇよ。おいおい。ぅぉおおい!踏むよ!?アリの巣踏むよ?!踏んじゃうよ?!一つの生命のすみかを君のひと蹴りで壊してしまうんだよ?!ぁぁぁああああああ踏みやがった!踏みやがった!


「おいゴルァ餓鬼ぃ!この野郎!待てゴルァ!てめぇ今アリの巣踏んだだろ!」

おっと。


「えっ…ナニコイツ……だからなに」

いかんいかん興奮するんじゃない。落ち着けー落ち着けー


「ふぅ…君はアリのお家を壊して何も思わないの?」

彼に五秒の沈黙がありました


「うーん。俺は楽しいけど、アリからしたら悲しいかもね」

あら、いい子


「その心があるなら良し!鬼ごっこ続けなさい!」


「は、はぁい」


アリには悪いけど、これぐらいにしますか。

そして僕はアリの巣を綺麗に戻して登校したのでありました。


ちょっと学校に遅刻してしまいました。まぁアリためだと思っておきましょう。


家に帰宅しました。ちなみに昨日はバレンタインデーでした。2つだけ貰いました、悲しいです。ひとつは母親から、もうひとつは幼馴染みの詩音さんにいただきました。いま詩音さんに頂いたチョコ食べてます、これはボロボロ落ちてしまいますねぇ。あっ、ありがチョコに寄ってきました。まぁ彼らの大事な食料です。分けてあげましょう。


覚えていますか?きっと小学生の頃に習ったと思いますが、ありはお尻から蒸発しやすい液を垂らしながら食料を運んで行列を作っているらしいですね。


「晃生ー!ご飯よー!」


あ、母親からのラブコールですね。

行ってきます。

あら、綺麗な白米に味噌汁にコロッケですね。

いただきます、まずはご飯からいただきますね。味わってたべましょう




んま…ん?へんな歯ごたえだな。プチプチする。ん?にがっっ。なにこれ?


僕は茶碗を見た瞬間涙が出そうになりました。

なんと大量のありが茶碗のそこにいたのです。そんなことがありながら僕は母親に文句を言ってから何事もなく味噌汁とコロッケをいただきました。

気分は悪いですが美味しかったです。ごちそうさまでした。


さて、宿題を終わらせましょう。あら、もう8時半じゃないですか早く終わらせて寝たいですね。


8時59分でございます。まだ宿題はいっぱい残ってます。ってなんか眠たく……視界が…


……………………………


…ここは?んん??暗いですね。僕はいまいったいどこにいるんでしょう?それにしても手足に違和感がありますね、暗くて見えませんが二足歩行では無いのは確かです。とにかく探検してみますか。





すみません。所々ミスがあったようで直させていただきました。

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