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人鬼  作者: EKAWARI
第一章 疾風族の里編
8/19

登場人物プロフィール②

ばんははろ、EKAWARIです。

今回は疾風族の里編の締めというわけで、登場人物プロフィール第二段、疾風族の里編です。

緑爆の旦那は他のキャラみたいに最初顔アップで描くつもりだったんですが、胸毛と胸筋を描きたい欲求に逆らえずにやっちまった。後悔はしていない。

萌黄詞のデザインは自分でいうのもなんだが、聊か可愛すぎた気がしている。いや、まじ可愛くね?(黙れ)



 名前/緑暴ロクバク

 性別/男。

 身長・体重/198cm110kg。

 年齢/享年37歳。

 イメージカラー/深緑色。

 備考/疾風族の前族長の弟。

挿絵(By みてみん)


 疾風族ハヤテゾクの前頭首・緑栄リョクエイのただ1人の男兄弟として生まれる。疾風族としての異端への素質は里人並で、マトモに使える技は風の刃を拳に纏うことと、圧縮した風の刃を飛ばしてカマイタチを起こす能力くらいのものだった。

 15で成人すると同時に、3歳年上だった妻を娶り、以後22年間疾風族の戦士として、己を鍛え里を守護してきた。情に厚く、実直にして快活な彼は才能こそ無縁ではあったが、縁の下の力持ちとして里人からの信任も厚かった。

 狩りにおいては、繁栄の要たる女子供を狙うことを良しとせず、人間を狙う場合もその他の種族を狙う場合も、子作りの適齢期を過ぎた中年のオスを駆るというポリシーがあったそうな。また、狩りの際、命をとる時も無駄に獲物を苦しめる行為を良しとせず、慈悲をもって一撃で確実に命をとることが至上であるという考え方の持ち主であった。

 正々堂々とした武人として育った彼は卑怯な行為を良しとせず、村の悪たれどもに関しても拳骨付きで説教してまわるほどの熱血漢でもある。故に、慕われやすくはあっても、同時に彼を苦手に思うものもそれなりに多かったりはする。きっと、金斗羅との戦いも、堂々とした戦士同士のそれであったのなら、かっかっかと笑って立ったまま大往生してのけれたくらいの度量は本来ある。

 ただ、家庭生活の彼は、6人の娘達とは結婚を境に縁が半ば切れたようなものなので、妻の死後は結構寂しい生活を送っていた。娘とはえてして、父に冷たいものである。そんな中、自分に縋ってくる幼い甥っ子は、元来1人であることに弱い彼にとっても救いであったらしい。





 名前/萌黄詞モエギシ

 性別/男。

 身長・体重/112cm27kg。

 年齢/享年6歳。

 イメージカラー/萌黄色。

 備考/疾風族の族長の息子。

挿絵(By みてみん)


 青雷ショウライにかけられた、本体への封印を解呪する為に殺さねばならない人鬼の1人目であり、金斗羅カナトラが生まれて初めてその手にかけた人鬼どうぞくである少年。

 無口で無表情で無感動な人形のようにさえ見えるような子供だが、そう見えるからと言って内面までそうであるわけではなく、叔父思いで引っ込み思案な健気な子。

 前頭首である緑栄の1人息子であり、そのまま長じればいずれ族長を継いだ筈だった存在。

 だが、母の死を予見したのを切欠に、様々なことを無表情無感動な様のままに、外れぬ予言を繰り返してきたせいで里人には、忌み嫌われ、不気味がられ、畏れられている。

 人鬼として生まれ持った異端の才能は破格クラスであり、萌黄詞固有の異端である未来予知の他に、風使いとしての才能は歴代でも随一。

 巨大竜巻を自在に生み出し、意のままに操ることが出来る。ただし、幼さゆえに精細なコントロールは望めるものではない。あと10年時があれば、やがて疾風族の歴代の長達の中でも最強と名を馳せることが出来たであろう。

 青雷が封印された事件がおきたその切欠の1人でもある。




というわけで、プロフィールでした。次回より新章に突入します。

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