番外「交流試合外伝漫画」その他
ばんははろ、EKAWARIです。
久しぶりの更新ですが、今回の更新分は小説ではなく、交流試合をメインとした6ページ漫画のアップとなっておりますので、興味ない方はユーターンを。
今回描いた話は人鬼が第五章に入ると関わってきます。誰か(この場合金斗羅)にとっては印象に残ってすらいない些細な出来事でも、別の誰かにとってはわりと重大だったりする。そんな感じです。
でも、金斗羅にとっては本当大して記憶に残っていないような薄い事件なので、本編でこのエピソード盛り込もうとしても、小説という媒体上無理だったので、今回外伝漫画で上げようと思った。そんな感じっす。ちなみに文字が半分くらいつぶれたので、一応下に台詞のほうも羅列させていただきました。
では、お楽しみいただけたら幸いです。
これは、もう一つの交流試合の記録。
『交流試合外伝漫画』
(右上より)
「朱土:灰夜叉の兄貴~っ」
「灰夜叉:あ?」
「灰夜叉:朱土 黄雉」
「灰夜叉:てめえらな 里の外で兄貴と呼ぶなっつったろ」
「朱土:だって兄貴は兄貴だし」
『灰夜叉:変な目で見られるのは俺なんだよ』
「朱土:それより兄貴 聞きましたか?最初の相手は夜月の跡取りらしいんスが なんでも七歳とか 夜月も人材不足なんスかねえ?」
(右上より)
「朱土:まあ 兄貴なら楽勝・・・て 兄貴?」
「灰夜叉:ゴチャゴチャ言ってねえで行くぞ」
「司会:おまたせしました 第一試合は土石の灰夜叉選手と夜月の金斗羅選手 両者 前へ」
「金斗羅:あ…あの よ…よろしくお願いします」
『灰夜叉:は…?』
(右上より)
「司会:始めっ」
『灰夜叉:夜月は強いと聞いてたってのに…こんななよっちいのが俺の相手?おいおい勘弁してくれよ』
『灰夜叉:お遊戯じゃあねえんだから』
『灰夜叉:違う あれは羊に見えるが狼 人為らざる修羅だ』
『灰夜叉:なら 遠慮は要らずってな』
(右コマより)
『灰夜叉:…!手ごたえがない これは…消えた?あの一瞬で?』
『灰夜叉:どこに…』
(上段より)
「金斗羅:…ごめんなさい」
『灰夜叉:…ごめんなさいだと?おい ふざけるなよ』
「司会:勝者!金斗羅…」
「朱土:…き …兄貴」
(右上より)
「灰夜叉:朱土 黄雉」
「朱土:灰夜叉の兄貴がうたた寝なんて珍しいですね お疲れなんじゃ」
「灰夜叉:や 大丈夫だ」
「灰夜叉:それよりなんだ?報告があってきたんじゃねえのか?」
「朱土:あ そうでした 実はですね なんとあの疾風族の里が 金斗羅に滅ぼされたそうです」
『金斗羅:…ごめんなさい』
「灰夜叉:・・・借りを返せるかもな」
「朱土:え?」
「灰夜叉:なんでもねえ てめえら行くぞ」
了
金斗羅 表情集
青雷 表情集
藤紫さん落書き
以上
次回本編へ続く。
というわけで外伝漫画とその他表情設定集&落書きでした。次回からまた本編に戻るよ。
どうでもいいが、灰夜叉の兄貴は子供時代より大人バージョンのが好きです。
そんな兄貴は交流試合当時は13歳(身長154cm)、本編年齢は24歳で166cmと小柄さんなのさ。