第4章だ
エーミールがこの不思議なチョウ持ってらどいうごど聞げば、わっきゃすっかど興奮すてまって、それが見られる時の来るのが待ぢぎれねぐなった。
食後、外出がでぎるみでぐなれば、すぐわっきゃ中庭越えで、隣のえの四階さ上がっていった。
そごさ例のせんせのせがれは、ちっちぇながら自分だげの部屋持ってあった。
それがわにはどんき羨ますくてあったがわがね。
途中でわっきゃ、だぃにも会わねがった。
上にたどり着いで、部屋の戸ノックすたが、返事がねがった。
エーミールはいねがったのだ。
ドアのハンドル回すてみぃば、入り口は開いでらごどがわがった。
せめで例のチョウ見でと、わっきゃ中さ入った。
そすてすぐに、エーミール収集すまってら二づのでったらだ箱手さ取った。
どぢらの箱さも見づがねがったが、やがで、そのチョウはまだ展翅板さ載ってらがもすれねど思いづいだ。
はだすてそごさあった。
とび色のビロードの羽細なげ紙ぎれに張り伸ばさぃで、ヤママユガは展翅板さ留めらぃであった。
わっきゃその上にががんで、毛の生えだ赤茶色の触角や、優雅で、果ですねぐ微妙な色すた羽の縁や、下羽の内側の縁にある細ぇ羊毛のような毛など、残らず間近がら眺めだ。
あいにぐ、あの有名な斑点だげは見らぃねがった。
細なげ紙ぎれの下になってあったのだ。
胸どぎどぎさせながら、わっきゃ紙ぎれ取りのげで誘惑さ負げで、針抜いだ。
へば、四づのでったらだ不思議な斑点、挿絵のよりはずっぱど美すく、ずっぱどすばらすく、わば見づめだ。
それ見ぃば、この宝手さ入れでという逆らいがだぇ欲望感ずで、わっきゃ生まぃで初めで、盗み犯すた。




