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UNLUCKY=HAPPY(放置)  作者: えぬえる
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1話 不幸せの中の幸運

どうもお久しぶりです、えぬえるです。

今回はハーレム系を書いていこうと思います。ストーリーは昔から考えていたラブストーリーを混ぜこみまくった話にしようと思います。

グダグダになりそうですがよろしくお願いします。

"人は努力すればなんだって変われる"

多くの人はこれを口にする。確かに勉強すれば学力は上がるし、お金を稼ぐならひたすら働けば手に入る。イケメンになりたいなら整形すればいいし、今なら手術すれば性別だって変えられる。

それでも一つだけ、自分の努力だけでは変えようのないものがある。それが"運"である。

運の良さや悪さは全て自らが変えることは出来ない、必然的なものだ。それは増やすことも出来ないし、減らすことも出来ない。変えることもできない、まさに努力しても変えようのないまるでいつまでもついてくる影のような存在である。

その存在に生まれてから16年、悩まされ続けているのが俺、杉崎蓮(すぎさきれん)だ。

昔から運が悪く、怪我なんて不慮の事故でいくつしたかわからない。物だって記憶にある場所になくて勝手になくなるし、テストはいつも解答場所がズレていて低い点数…とどこかの青狸に助けてもらう小学四年生かと思うほどの運の悪さである。

今日だって座ろうとした瞬間椅子がズレたり、ノートを忘れたり…とことん運には恵まれていない人間なのである。

そんな中でも俺には1つだけ"運"があって…

「どうしたの、杉崎くん?」

「あぁ水上さん」

「ノート忘れたの?今日テストなのに…」

「そんな水上さんは勉強しなくても点数取れるんだからいいよな…」

「杉崎、またノート忘れたのか?」

「いや、多分どこかに落として」

「あの…さっき廊下に落ちてて…」

「あ…草野さん、ありがとう」

「いえ、見つかってよかっ…」

「ん、どうしたの?」

「これ…誰かの黒歴史ノートでした!私、今から返してきます!」

「落ちてたのに誰に返す気!?」

「全く草野はそそっかしいなぁ…おっピックアップキャラじゃんやりぃ」

「火坂さんは落ち着きすぎなんですよ!」

「あっ杉崎くん!」

「なんですか金田さん…」

「さっきなぜか隣のクラスの人の手伝いしたらお金もらっちゃったの、少しあげるわ♡」

「またですか…しかもそれ何枚あるんですか?」

「えっと…3枚くらい?」

「はぁ……」

この4人は高校に入った当初から仲のいい友達だ。髪がサラサラで長い黒髪のおっとりした子が水上(みなかみ)優々香(ゆゆか)さん。そそっかしい灰色の短い髪の子、さっき教室を飛び出した子が草野愛華(くさのまなか)さん。髪のぼさっとした赤髪の長髪女が火坂舞(ひのさかまい)さん。そして金髪のツインテお嬢様が金田萌香(かねだもえか)さんである。

4人は見ての通り運がいいのである。水上さんは勉強運…というかテストを勘で書いてなぜか当たるような持ち主。草野さんは人の弱みを知らぬ間に手に入れる嫌な運を持ち合わせている人。火坂さんはソシャゲのガチャでいいものを当てることが出来る。実際見たところいいものしか当てていない。金田さんは金運、いつの間にか財を手に入れている娘である…。

そして不幸な俺が唯一持っている運が"女運"である。巡り合せたかのように運のいい女子がなぜか集まるのである…

ただそれだけの運である。運の悪さに全く見合ってない運だが、持ち合わせているので仕方ないのである。

「はあっはあ…」

「草野さんおかえり、届けられた?」

「うん…近くにいた人が探してたから返したんだけどいきなり廊下走って逃げるからさ」

「…絶対なにか言ったでしょ」

「言ってないよ、ただ中は少し見たよ、これからは落とさないように気をつけようねって言っただけで」

(…軽い脅しだな)

「まぁとりまテスト勉強がんばろーぜ!!ファイト一発!!」

「スマホ触り続けてるお前は不発で終わるだろうがな!!」

そんな話を五人がしている中、校門の前には謎の女の子が立っていた…目線は、僕の方へと向けられていたが、自分はそのことに気づくことは無かった…。

ここまで読んでくださりありがとうございます。ちょこちょこ更新して三月頃に終わらせられたらいいなと思っているので、応援や質問、感想など待っています!

それではえぬえるでした。また次の話でお会いしましょう。

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