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東方気由狐  作者: わっちrt
57/68

56きつね〜食べる〜


なんとも久しぶりで書けませんね


遅駄文製造人です!


「......暇だな」


今日は生憎の雨模様、ジメジメとした空気が流れている。俺にしては珍しく早目の起床だった

顔を洗いに洗面所に向かう途中に外の様子が目に入った


この空気は尻尾が痛みやすいから嫌いなんだよな、夜に念入りに手入れしておくか...


さてさて、雨は上がりそうもないし珍しく早起きしたせいで時間もある。もう一度寝たいが眠気は一切無い


「雨の中散歩ってのもオツなものかね」


舞はまだ寝てるし、ちゃちゃっと歩いてみよう。玄関に置いてある傘を一つ手に取り家を出た


〜人里〜


「露店は....あるはず無いか」


流石に雨中で露店をする馬鹿はいない、人通りもほとんどない大通りをしばらく歩き続ける


「あら〜?」


通り掛かった茶店から声が聞こえる、そちらに顔を向けると


「幽々子か、久しぶりだな」


茶店の中に入ると白玉楼の亡霊お嬢様がいた、隣には...白髪の女の子が座ってる。腰には二本の刀が携えている


「えっと...幽々子様..?」

「あぁ、妖夢は初めてだったわね。こちらが噂の狐さんよ」

「えっ!?この方が!?」


どんな噂なのかは後でゆっくり聞くとしよう


「挨拶しておきなさい〜」

「えっと、魂魄妖夢です!!白玉楼で庭師をしています!!」

「俺は凌、鈴谷凌だ。ただの妖狐だよ、よろしくね」

「団子おかわりお願いね〜」


店員に団子のおかわりを要求する幽々子、食べ終えた串はざっと数えて50本はある

流石としか言いようがない


えっと..魂魄...?あぁ、あいつの...娘?孫娘?どっちだろうか?


「なあ、妖忌は?」


思い切って聞いてみる


「祖父は結構前に亡くなりました」

「知らなかった..」


ここ随分と白玉楼には行ってなかったからな知らないのも無理はない


「あ、気にしないでください。亡霊としてその辺ウロウロしてると思うんで」

「祖父の扱いが酷いな」

「良いんですよあんなセクハラじじい!...ぶつぶつ」


何か...されたのかな...?


「それにしても良く食べるなお前」

「そんなに褒めないで〜」

「こんな雨の中わざわざ食べに来るなんてさ」

「ここの団子は美味しいのよ〜、持ち帰り禁止だから来るしかないのよ......そう言えば、凌?」


幽々子は獲物を見つけたような鋭い目で凌を見据える


「な、なんだ?」

「貴方...お店を開いてるらしいじゃない...何故黙ってたのかしら..?」

「え..え〜っと...その」

「私が行っちゃいけないのかしら...?」

「そ、そんな事はないよ!是非来てくれ!」

「ふふふ...ありがと」

「あぁ...また食費が増えそうですね...」


妖夢が落ち込んでいる脇で幽々子は嬉しそうに団子を頬張るのであった



「雨も上がったし、そろそろ帰るかね」


団子の消費

俺・7本

妖夢・4本

幽々子・83本


どこに入るのだろうか...いや、亡霊だから胃の中はブラックホールとかあるかもしれないな...


「奢ってもらって悪いわね〜」

「凌様...本当に良いのですか?」

「良いの良いの、たまにはカッコつけないとね!あと凌で良いよ、様とか恥ずかしいってば」

「あら〜?私の好感度上げるつもりかしら〜、舞ちゃんに言いつけちゃいましょう」

「そ、それだけは勘弁してくださいお願いします」

「冗談よ〜」

「それでは凌さん、本当にありがとうございます!このお礼はいつか必ず!」

「別にいいのにね、それじゃあまたね〜」

「食べに行くからね〜」


さてさて、帰りましょうか

中々値段の張る団子だったらしく、持ってきた財布はすっからかんである


水溜りができ、少しぬかるんだ道を歩いて帰ることにした


〜自宅〜


「凌さん、どこ行ってたんですか」

「ちょっと人里まで散歩してきたんだけど、どうしたの?」

「最近...私に構ってくれないので...」

「子供かお前は」

「こうなったら私から...!!」


あーはいはい、阿保は放っておきましょうね〜


「......凌さん、一つ勝負しましょうか」

「嫌だよ」

「私が勝ったら凌さんを今日1日は私の物にします」

「聞け」

「私が負けたら好きにしてください」

「おい」

「それじゃあいきますよっ!!」

「危なっ!!」


寸前で舞の拳を躱す

え...髪先が焦げてる...


「ちょっと待て!!弾幕勝負じゃないの!!?」

「おしい...もう少しだったのに」


駄目だ聞こえてない、と言うか聞く気ない!

こうなればこちらとしても全力で当たるしかない


「尻尾解放!!!.....あれ...?」


いっこうに尻尾が出ない


「ふふふ...この勝負貰いましたよ...」

「...お前...何かしたな...!!」

「毎晩せっせと作った結界が役に立つ時がきました...!!!」

「卑怯だ!」

「これも立派な戦略ですよ!なんとでもどうぞ!」


舞が全力で向かってくる、妖力が無いので避けることも出来ずに意識が途切れた


〜数時間後〜


「スッキリしました〜」

「......ぅぅ...」

「まだ眠ってるみたいですし、私も寝ましょうかね...おやすみなさい♪」


舞は再び布団に横になり、スヤスヤと眠り始めるのであった




閲覧ありがとうございました

頑張るぞい(・ω・)

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