4きつね
投稿してから良い文が思いつく
自分で見直すとゴチャゴチャしてるなー
思いつきで書いてるから仕方ないね!
じゃあ。
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永琳と出会って5日が経った。
5日間は特にすることもないのでテレビを見てゆっくりと過ごした。
いや、あっという間だったなー
カーテンの隙間から日差しがこぼれ、顔を照らす。
「うぅん?....朝か。」
そう言ってホテルのカーテンを開け、テレビをつける。
人類、ついに月へ!大きな一歩!
と、大きくタイトルが浮かび上がる。
ニュースを聞く。音量は18で。
表は月の資源を持ち帰る計画らしい。
「ついに今日か」
そう呟いて立ち上がる。
荷物も少ないので準備も少々にホテルを出た。
「相変わらずデカイなー」
目の前には半球状の建物。研究所ドームに着いた。
「さて、研究者来ないかなー」
扉はIDカードで開くため、誰かが来るまでは待っている必要がある。
そこに黒のスーツを着た、中年で小太りで偉そうなおっさんが入っていく。
後ろについて中へ侵入する。
永琳の部屋の前で立ち止まる。
中から話声が聞こえてきた。
「では、お急ぎください」
「ええ、わかっているわ。準備ができ次第向かうから」
扉が開かれ、メガネをかけたいかにも研究者っぽい男が出ていく。
「よっ、来たぞ」
「やっと来たのね。レディーを待たせるなんて失格よ」
言いながら永琳がこちらを振り返る。
「いやー、悪い悪い寝過ごした」
「まったく...気楽な人ね。今日ですべての生き物が消えるっていうのに」
「俺は消えないぞ?」
「そうだったわね。これを」
そう言って永琳は袋をこちらに投げた
俺は受け取って中身を確認する。
中には丸薬だろうか?袋いっぱいに詰まっていた。
「これは?」
「空腹のときはこれを飲みなさい。新しい生物が生まれるまでに何千年も必要なのよ。その間の食糧と思いなさい」
「ああ、食糧か。ありがと」
永琳は少し考えて聞く
「あなた、何千年も一人で過ごすのよ。淋しくないの?私たちと一緒に来てもいいのよ」
確かに何千年も一人は暇だろうなー。でも
「俺はここに残るよ。ちょっと修行もしたいしね」
「...そう。じゃあ私はそろそろ行くわね、またどこかで」
「ああ、またいつかな永琳」
そして、永琳は出て行った。
それから1時間後、ドームの中心からロケットが発射する。
周りの人間たちは歓喜の声をあげる。
そして30分後、まばゆい光が走った。
あまりの眩しさに目を瞑る。
少しして瞼を開くと周りは更地となっていた。建物も木々もない。
声を上げていた人間も消え、俺は一人になっていた。
見渡すと地平線がはっきり見える。
「何千年になるんだろうな」
考えても仕方がない、寝よう。
狐の姿に戻り、深い眠りに落ちた。
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緑が戻るまで何千年かかるんでしょうか。
わかりません。短いね。ごめん。