44きつね〜きゅうり〜
今晩は、お絵描きしてたら投稿遅れました。今回もグダグダと描いてますϵ( 'Θ' )϶
閲覧ありがとうございます!
それではどうぞ
洗濯機を貰ってから数日が経った
にとりのおかげで随分と楽になったよ
現在はきゅうりを使った料理を作っている、無論にとり達へのお礼だ。しかしきゅうりを使った料理って難しいな・・・漬物やナムルくらいしか知らないぞ?
河童達は生でポリポリと食べているけど・・・やっぱりそのまま持って行ったのでは芸が無いからね
「凌さん準備整いましたよ」
「ああ、こっちも大丈夫だ。・・・すぐそこだから着いて来なくても良いんだぞ?」
「着いていきます!」
「はいはい」
二人でにとりが居る川へと向かった、距離はそう遠くない。歩いて数分と言ったところだ、プチ遠足よりプチな遠足だな
〜
「あれ、鈴谷?」
「お、いたいた。今日は洗濯機のお礼を持って来たぞー」
「この匂いは・・・きゅうりかい!?」
あれー?きゅうりって匂いしたかな?河童にだけ分かるものがあるのだろう
「よく分かったな・・・洗濯機の製造に関わった奴ら全員読んで来てくれ。いっぱい作ってきたからな」
「了解だよ!」
川に飛び込んで姿を消した
「凌さん・・・なに作って来たんですか?」
「なに、漬物とかだよ。後は酢味噌だね、これに付けて食べると美味しいんだ」
「きゅうりだけ・・・ですよね」
「・・・言うな、おにぎりもあるから」
〜
「鈴谷!呼んで来た!」
「ご苦労さん、・・・さて」
周りに大勢の河童が座っている、にとりのような人間型も居れば昔話のような河童も居る。そんな中立ち上がって一言
「今日は洗濯機のお礼、もちろん胡瓜だ!存分に食べてくれ!乾杯!」
「「「「乾杯!!!」」」
右手に持った杯を高々と上げ、一気に飲み干す。俺のは水だけどね
乾杯の後はズラッと並んだ胡瓜料理に河童の手が多数伸びるのであった
「水なのに良い飲みっぷりですね」
「こういう時のために練習したんだよ、普段の宴会でも使ってる技だ」
「お酒が弱いのは相変わらずですね・・・」
「うるさい」
飲めなくても良いだろ!むしろ酒の代わりにうまい料理が食えるんだ!(自画自賛)俺だって少しは成長したんだし!
「いやー、この味噌美味しいね!」
「おおにとり、良く言ってくれた!これをくれてやる!」
「なにこれ?」
「酢味噌のレシピ・・・調理法だ!」
「本当かい!ありがとよ!」
レシピは通じないからね・・・紫には通じるけど。あいつ・・・外の世界のこと結構知ってるんだよな、俺も自由に行き来したいな
いや、出来るかも・・・結界を受け付けなくすれば良いのだから。後で実験だな
「凌さん?顔がニヤけてますけど?」
「え、ななんでもないよ」
いけないいけない、知らない間に頬が緩んでいたらしい。出る時はこいつらにバレないように出たいな・・・面倒だし
「ま、まさか私の美貌に見とれて!?」
「それはない」
「い、以外と傷付きますね・・・」
アホだから困る・・・そしてたまに鋭いところもあるから厄介なんだよね
「泣き真似はいいからおにぎり食え、余ったら困るから」
「はぁ・・・胡瓜とお米は合いませんね」
「具が入ってるだけマシだろ」
「そうですけど・・・」
「四の五の言わずに口を動かせ!」
舞の口におにぎりを突っ込んでやった、すると観念したかのように口を動かし始めたのであった
「いや〜暑い暑い」
「今日は涼しいぞ?」
「そう言うことじゃないんだけどね・・・」
「駄目ですよにとりさん、そういうの鈍感なんですから」
「ああ・・・なるほどね、舞も大変だね」
「ええ、先日もこんな事が・・・」
俺を放っておいて話に夢中になる二人、鈍感とは失礼な。これでも感は鋭いんだぞ、妖気とかすぐに感知できるのに・・・まったく
その後、大きなハプニングも無く終了した。きゅうりは完売、おにぎりは数個残っている。河童相手にこれなら上出来かな
〜
「それじゃあ今日はありがとね!」
「そう言うな、俺からのお礼なんだからさ。この位だったらいつでもやってやるから」
「ふふ、良いやつだよ鈴谷は!それじゃあまたね!」
「ああ、またなー」
リュックサックを背負い直して走り去るにとり、後ろ姿を見送って帰路に着いた
「お、お腹いっぱいです・・・」
「そりゃあんだけおにぎり食べればな」
「凌さんが食べさせたんじゃないですか!?」
「そうだっけ?」
「む〜、後で覚えておいてくださいよ」
「分かった分かった」
頬を膨らませる舞、フグかハリセンボンかお前は?海が無いから分からんだろうけど
〜
「はぁ〜ただいま」
「ただいまです」
家に誰か居るわけでは無いが一様挨拶はする、習慣的なものだ
「はぁ〜疲れた、お風呂先入れよ」
「え、一緒に・・・」
「絶対に嫌だ」
「じゃあ無理やり・・・」
「能力を使うぞ?」
「うぅ〜、それは卑怯です〜」
うるさい、こうしないと負けるから仕方ない。あーあー、尻尾が増えれば勝てるんだけどなー
舞は渋々と風呂場に向かって行った
「ふむ、妖力は抑えて・・・」
ポンッ!と尻尾を解放する。1本、2本・・・・14、15、16、17・・・
「・・・16、17!?あれ!?」
おおお落ち着こう、ななんで増えたんだ?いやいや、増えてもおかしくは無いけど・・・
「こっちの生活が合ってる・・・とか」
た、多分そんな感じだろう。いつの間にか2本も増えたとは・・・妖力もどれだけ上がったんだろ・・・
もしかすると舞を超えたかもしれない・・・だからと言って戦おうとは思わないけどね・・・
「後で妖力解放してみるか・・・」
「あれ?どうしたんですか・・・って尻尾が増えてる!?」
全速力で尻尾を消す。が、手遅れ
「舞!?み、見間違いだ!」
今から腕試しなんて言われたら困る、どうすれば!?
「モフモフがいっぱい!」
「へ?」
「凌さん尻尾を出して下さい!」
「わ、分かった」
尻尾が現れた瞬間飛びついて来た、顔を埋めて猫みたいな声を出している
「あ、あの。お風呂に入りたいんですが」
「このままで良いですよ」
「そう言われても」
「このままで」
「えっと」
「このままで」
「・・・はぁ」
舞を尻尾に付けたままお風呂に入った、尻尾を湯に付けないように妖力で強化しながらだったから疲れた。服を脱がないで尻尾に抱き付いたままだったのだ
その後、尻尾が寝床と言わんばかりにしがみ付いて眠ったので俺も寝ることにした
「これで・・・抵抗が出来るようになったな」
よしよしと心の中でガッツポーズをして眠りに付いた




