34きつね〜永遠亭まで〜
前回は書いてて楽しかった
全て自分の妄想です。
またgdgdな感じです
この作品で一番好きなのは舞ちゃんです
東方で一番好きなのは映姫様ですけど
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今日は生憎の曇り空である、雲は厚く今にも雨が降ってきそうな雰囲気だ。昨日は結局朝まで朝まで料理研究していた
そして現在、朝になって舞が起きてきたので朝食を作って一緒に食べている。
「いやー、元気になって良かったですよ。看病したかいがありました!」
「看病・・・か?まあ、ありがとな」
舞のやった事ってご飯作ってくれた事くらいじゃないか?あとは・・・その・・・な。
ドンドン!
「おーい、りょー!お邪魔するよー!」
「凌居るかー?舞様ならここに居ると思ったんだが」
思いっきりのいいノック、入ってくる鬼二人。勇儀と萃香だ
「おーっす、舞ならここだぞー」
「な、なんでバラしちゃうんですか〜」
二人の声が聞こえた瞬間目にも留まらぬスピードでテーブルの下に隠れた舞を指差して答えた
「あ、いたいた。さあ帰りますよー、仕事しましょうねー」
「そうですよ、アタシ達じゃ仕事が追いつかないんですからね」
「さっさと連れて帰ってくれー」
「凌さんまでー・・・」
しゅーんと項垂れる舞の右腕を勇儀が、左腕を萃香がガッシリと掴んで引きずって行った
「それじゃあ連れて行くよ、また来るね凌!」
「それじゃあね〜」
「あいよー」
「凌さんまた来ますねー」
大人しく帰れよ、そしてたまには仕事しろ
〜
さて、本日はどこに行くかで迷っている。行き先は紅魔館か永遠亭の二つだ
「そうだな・・・最近お邪魔してないし永遠亭に行こうかな」
今日は永遠亭に遊びに行くことにした、遊びに行くと言ってもお茶飲んで話をするだけだが...
「人里で何か買って行くか」
遊びに行くのに手ぶらってのも悪いので団子の一つでも持って行ってやろう
〜
「おや、凌さん。今日はお店開きますか?」
「そうだな・・・開けるつもりだ」
「お店より凌さんの料理の方が美味しいんですよね」
「そう言ってもらえると嬉しいよ」
人里に入りブラブラ買い物をしようとしていたら風砥に声をかけられた。
「そう言えばお前って働いてるのか?」
先日俺の店に客として来た時、一人で5人前は食べていた。もちろん金額もそれなりになったのだが、風砥は財布からお金を取り出して支払っていた
脇目で財布の中を見るとそれなりにお札が入っていたのでちょっと疑問になっただけだが
「ええ、寺子屋で教師まがいのことをしています」
「ええ!?」
風砥が教師〜?うっそ〜、マジありえないんですけど〜
「そんな驚きますか・・・」
「まあな、びっくりしたよ」
「教師と言っても子供達の監視が仕事ですよ、慧音さんが忙しい時に頼まれます」
「子供って大変じゃないか?」
「ええ、ですが楽しいですよ」
「そっか」
仕事を楽しめているなら良いや、古い友人の中で仕事をしないグータラ達とは違い唯一しっかりしている奴だな
「それで今日はどこに?」
「永遠亭だよ、そういえばお前は輝夜姫に会ったか?」
「ええ、会いましたよ。期待してた自分を恨みたいです」
そこまで言うか・・・いや、俺もそんなもんか
「一緒に行くか?」
「いえ、今から仕事なので」
「そっか、頑張れよ」
「お店開けてくださいよー、楽しみにしてるんですから」
「了解」
風砥の背中を見送ってまたブラブラ里中を練り歩いた。
〜
「あっちゃ〜、降って来たか」
ポツポツと雨が降り出してきた、出かける時に傘を持って来てよかった。テキトーにお菓子と団子を買って竹林の前まで来た、飛んで向かうつもりだったが
「歩いて行こうかな・・・」
雨の竹林をのんびり歩くのも悪くない、道中迷うって?・・ふふん、もう覚えたから大丈夫だぜ!
それに傘を持って飛ぶのは結構難しい、風の抵抗やらなんやらでバランスをとりにくいのだ
「いざ迷ったら罠を辿ればいいしね」
そう言って少し霧が立ち込めて、いつもより不気味な竹林へと足を踏み入れた。
〜
「クッソ!雨が降ってこなきゃ勝ちだったのに!」
と、長い白髪の少女が怒りを交えた声を上げる。藤原妹紅である
先ほどまで輝夜と殺し合いをしていたようだ、しかし雨で炎の威力が落ちてしまい負けてしまったのだろう
「はぁ〜、明日は必ず殺してやる」
この殺し合いにはルールがある
・一日一回のみ
・敗者は勝者の言う事を一つ聞くこと
・範囲は竹林内のみ
以上の事を守らない場合は永琳又は慧音によるお仕置きが待っている
今回の命令は
「女の子はそんな言葉使っちゃダメだよ」
「!?だっ、誰だ!」
「おっすおっす、焦げた匂いを辿ってたらここに着いた」
「なんだ凌か、脅かすなよ」
「なんだとはひどいなぁ」
「はいはい、それで何か用か?」
「永遠亭に遊びに行こうと思ってな、案内頼めるか?」
「ああ・・・ちょっと待っててくれ、案内はするから」
そう言って妹紅は走り去って行った
〜3分後〜
「悪い悪い、待たせたな」
戻ってきた妹紅の腕の中には沢山のたけのこが積まれていた
「なんだその量は・・・?」
「輝夜が持ってこいって命令したんだよ。今日は負けたから命令を聞かないといけないんだ」
「そんな軽い命令なのか、案外仲良いんじゃないか?」
「うーん、数十年前までは嫌いだったけどな。最近は親の敵とか考えてないし、殺し合いって言っても運動みたいなもんだからな。まあ、今でも嫌いっちゃ嫌いだ」
「ふーん、何やら複雑な感じってことか」
「まあそんな感じだ。さて、案内してやるよ!着いて来な!」
こうして、俺と妹紅は2人で永遠亭に向かうことにした
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私の作品では仲は良い?かも
いや、良いです
短いかな?
文字数も気ままなんです、ごめんなさい。




