28きつね〜生活〜
○○きつねっていうサブタイトル
これじゃあ話の中身が分かりませんよね、今更ですけど
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紅い霧も無くなり青空になると思っていたが生憎の曇り空である。この雲の厚さならいずれ雨が降るだろう
紅魔館襲撃してから1日が経った、凌の腕はまだ再生していない。
「あ、凌さん気が付きましたか?」
今日一日は舞が看病してくれるらしい、腕が一本無くても尻尾があるから普段の生活に支障は出ないのだがな・・・
「・・・ああ、フランは?」
「隣ですよ、気づいてなかったんですか?」
その言葉に隣を見ると少女が一人、膝を抱え丸くなって俺の布団にすっぽりと入っていた
「なんで一緒の布団に?」
「この家には布団が一つしか無いじゃないですか!」
この家には凌以外は住んでいないので布団は一つしか無い。これからフランと生活するとなるともう一つ布団・・・いや、ベッドか? まあ寝具が必要になる。
「後で買ってこないと・・・」
「買い物なら言ってくれれば行って来ますよ?」
「いや、自分で作るのも有りだな」
「作るって・・・いや、凌さんなら出来そうですね」
流石に布類は専門に頼むけどね、ベッドなら木で作れるし。そうしようかな
「・・・ん」
「おや、お目覚めみたいですよ」
フランが布団からむくりと上半身だけ起こす、まだ目が虚ろだ。目をゴシゴシとこすって俺たちに気づいたようだ
「あれ?ここは・・・どこ?」
「おれんちだ、いきなりだけどお前はしばらくここで暮らしてもらう」
「・・・どうして?」
「お前にはこれから色んなことを教える、力の制御の仕方や普通の生活をな」
世間知らずのお嬢様に少し教育が必要みたいだ、目的としては手加減の仕方を教えたり狂気の軽減だ
「普通?」
「そうだ、お前が普通の生活が出来るようになったら屋敷に戻してやる」
「私が普通になれたら・・・お姉様や皆と一緒に遊べるの?」
「ああ、そのためにはしばらく此処で暮らすんだぞ」
「わかった!」
フランが紅魔館に戻る時は普通の女の子になった時だ、普段はこんなに聞き分けの良い優しい子なのだ。狂気の原因ーーー孤独ってもんを無くしてしまえばすぐに戻れるだろう
「話は終わりましたか?凌さんは腕が戻るまで安静にしてて下さいね」
「あっ、・・その・・・ごめんなさい」
「良いよ良いよ、やりたくてやった訳じゃないだろ」
「・・・うん、本当は傷付けたくなんてないの。でも体が勝手に動いて・・・気が付くと皆壊れてるの・・・」
大方狂気による力の暴走と言ったところだろう
「それを今から改善するんだ、頑張ろうな」
「うん!・・・・・それでね、お兄ちゃんって呼んで良い?」
「お、お兄ちゃんか〜・・・まあいいよ」
正直恥ずかしいが、まあ良いだろ
「良いんですか!?」
「お前に言ってないぞ」
〜
「それで、具体的にどうするんですか?」
フランは頭を撫でていたら寝てしまった、吸血鬼は夜行性だから昼間は眠いらしい。この調子だと深夜に目覚めるだろうな
「別に特別なことはしないよ、一緒に暮らすだけさ。・・・ねえ舞、暇はある?」
「えっ、まあいつも暇ですけど・・・」
それはそれで駄目だと思うが・・・好都合だ
「じゃあさ、お前も一緒に暮らして欲しいんだ・・・フランの母親・・・いや、お姉さんとしてな」
「いいい一緒に暮らす!?良いんですか!」
慌てた様子で聞いてくる。あー、絶対におかしな事考えてるだろうな
「今回は許すよ、フランのためだ」
だが今回は仕方ないか、家族のような関係で一緒に過ごす方が効果が有りそうなんでな。
レミリアといきなり一緒の生活なんて言われたらフランは戸惑うだろうし、レミリアも心の準備ってものがある。その準備期間も兼ねてうちで暮らすのだ
(やった!)
お姉さんと言ってもレミリアが居るからな、いとこのお姉さんと言ったところだ
「それで、一緒に暮らすだけで良いんですか?」
「うん、力の使い方とか教えることはあるけどね」
「わかりました、よろしくお願いします凌さん
「こちらこそよろしくお願いします」
お互いに深々と頭を下げた
〜
「お兄ちゃんおはよー!」
家に大きく元気な声が響く、真夜中に起きることを見越して早く寝て良かったと思う凌。
フランを真ん中にして川の字で寝ていた、1人用の布団に3人が寝るのはちょっと無理があったな。
「ふわぁ、おはようフラン」
「おはようフランちゃん」
「お姉ちゃんだれ?」
「私は凌さんの夫ですよ「違う!」」
何を言い出すんだこの馬鹿は、後頭部を思いっきり殴ってしまった
「え、えっと?」
「そうだな、こいつはフランのお姉ちゃんだ。よろしくやってくれ」
「わかった!」
「いたた・・・よろしくねフランちゃん」
さて、紹介も済んだことだし遊びますか。これからは昼夜逆転した生活が続くだろうけど仕方ないか
〜
さてさて、フランと生活を始めて1週間が経った。そして紫が増えた、フランにおばちゃんと呼ばれてもの凄い落ち込んでいた。舞は指さして笑っていたけど
紫が持ってきたトランプをしたり、風砥が鬼ごっこで本気を出して圧勝したり、となかなか楽しい日々が続いた
フランはベッドより布団の方が良いということなので、舞に頼んで買って来てもらった。現在3つの布団に 舞 フラン 紫 の川の字で寝ている。
俺は一緒の布団で寝ようとせがまれたが、女性3人と一緒に寝るほどの勇気はない。川の字の上に布団を敷いて寝ている、フランと離れるわけにはいかないからね
「それじゃあ、今日は人里に行こっか」
「それは危険じゃないかしら?」
「凌さん、大丈夫ですか?」
お姉ちゃんとおばちゃんが心配そうに聞いてくる。正直なところ大丈夫だ、精神も安定している、能力の制御も出来るようになった。
「人里?」
「うん、人間が生活している場所だよ」
「・・・私大丈夫かな?」
「大丈夫、俺が保証するから」
「うん!・・・じゃあ行こっ!」
もう昔のフランではない、今は普通の女の子だ。里の子供達と一緒に遊ぶことも出来るだろう。羽が無ければごく普通の女の子なのだよ
「凌・・・私も行くわよ」
「私も着いて行きます!」
かくして、4人で人里に向かうことになった。フラン用の日傘を手に取って玄関を出た
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内容薄いって実感してます
いやー、小説って難しいです
PVが一万超えたみたいです、皆様ありがとうございます。
のんびり書いていきますのでよろしくお願いします。




