表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方気由狐  作者: わっちrt
2/68

2きつね


いやーどうも今日は。

暑いですねー

その場の気分でテキトーに書いてるので駄文だと思います。

てか駄文です。見てくれてる方は本当にありがとう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


この時代に来て数日が経った。

住処は洞穴を見つけたのでそこに住むことにした。

そして、現在は食糧確保へと歩いていた。


「うぉ...あっついなー」


季節は夏なのだろう。日差しは容赦なく凌を照らす。

歩くたびに背中でこすれる大きな尻尾が邪魔だった。


「この尻尾、どうにかなんないかな」


そう呟いて、少し考えた。

狐なら人間に化けれるんじゃね?


今の姿はほぼ人間なのだが、頭の耳と背中の尻尾でばれてしまう。

そこで俺は人間に化けるための練習をすることにした。


練習を始めてから1時間が経ち、耳と尻尾を消して人間の耳が生えている姿に化けられるようになっていた。

この短時間でここまでできるのは、やはり狐の特性なのだろうか?


「おお!完璧じゃないですか!」


近くを流れていた川で自分の顔を確認する。

そこには生前と同じ顔があった。


「これなら人間に見つかっても騒がれないな」


俺はこの時代に合わせて毛皮を着ている。

一度見つかったときは槍やら石やら投げられてすごすごと逃げ帰ったのはいい思い出だ。


「~♪」


栗やリンゴ、山菜などが多く手に入ったので上機嫌である。

口笛を吹きながら帰路についていた。


ガサガサ...


わきの茂みから聞こえてきた。

なんだと思い、立ち止まった瞬間


ガザァッ!!!


大きな音とともに何かが飛び出てきた。

二足歩行で人間だと思ったが、色が圧倒的に違う。

肌の色は黒と青を混ぜたような色をしていた。

目は充血し、今にも襲い掛かってきそうだった。


「うわっ!?なん!?」


俺は驚いて変身を解除してしまった。

変身が解かれた姿を見て謎の生物が言った。


「なんだ?久しぶりの人間だと思ったんだがなぁ、まさか同じ妖怪だったとは。」

「え?」


何が何だかわからない。

俺が妖怪?本当に?


「何を言ってるんだお前?どうみても狐の妖怪じゃないか。」


そうだ、俺はもう人間じゃないんだった。


「あぁ...そうだったな」


そう言い返す。

するとその生物は苦笑いして


「おかしな奴だな。俺は蛾網があみ、蛾の妖怪だ。お前は?」


少し考えて言い返す


「俺はただの狐妖怪、凌だ」

「そうか、よろしくな凌。」


握手を求めてきたので握り返す。

蛾網の手は大きくごつごつしていた。


「いやー、久しぶりに人間がいると思ったら、まさか妖怪だとは思わなかったぜ」


いろいろと話を聞きたかったので俺は蛾網を住処ほらあなに招待した。

聞いてわかったことは色々ある。


・妖怪は星の数ほどいる。

蛾網曰く、「俺は温厚な性格だから同じ妖怪を襲うなんてことはしないけど、中には見つけた瞬間襲い掛かって来る奴もいるから気を付けるんだな」とのことだった。


・俺は能力があるということ

こちらも蛾網曰く、妖怪というのは全て妖力という力があるらしい。

妖力は長い年月を生きれば増え続けるし、鍛えても増えるらしい。

妖力について教えて貰っていたとき、蛾網が言った


「凌は妖力のほかに、能力もあるみたいだな。」

「能力ってのは?」

「個体が持っている特別な力のことさ。」

「で、俺はどんな能力なんだ?」


すると蛾網は転がっていた握りこぶし程度の大きさの石を持った。

そして、思いっきり振りかぶって投げた。俺に。


「は!?」


全力で投げられた石は避ける暇もなく目の前に向かってくる。

死ぬ!と思った寸前で音もせずに石は粉々に砕け散った。

静かな洞穴にパラパラと石粉が落ちる音がする。


「これがお前の能力だろうな。物理的な攻撃を受けつけない。というか、全てを受けつけないんじゃないか?」


と蛾網は言う。

俺は腰が抜けて立てなくなっていた。


「全力で投げんなよ!馬鹿か!死ぬと思ったわ!」


座ったまま叫ぶ


「この方がわかりやすかっただろ?それに、お前は能力で死さえも受けつけてないから不死なんだぞ?」


それを聞いて驚く

なんだよ不死って、俺は死なないのか...

それ以上に聞きたいことがあった。


「お前はなんで俺のことをそんなに知ってるんだ?」


蛾網に聞く。すると


「俺の能力は相手のことを知る程度の能力っていうんだ。相手の記憶とかは無理だが身体能力や年齢とか全て知ることができるんだ。」


うわぁ...プライバシーなんてあったもんじゃないな。

程度の能力じゃないだろ。チートだチート。

あっ、俺の能力もチートか。


「そ、そうか。すごい能力だな。」

「俺は凌の能力が羨ましいけどな。お前は何があっても死ぬことはないし攻撃を受けることもない。今はお前が俺に対して心を開いているから知ることもできるが、お前が能力を使えば知ることができなくなるんだ。」


思った、自分の能力は凄すぎる。

この能力にプラスして妖力もあるんだ。実質最強じゃないか?

そう思って立ち上がる。

やっと立てるようになった。


「俺の能力って最強なんじゃないか?」

「最強だろうな。」


即答だった。ちょっと嬉しい。

最強という言葉は誰しも憧れるだろう。そんな能力を手に入れてワクワクしていた。だが、過信はイカンよな。あまり知られると面倒だ。

この能力を打ち破る奴がいるかもしれないからな。


「やっぱりか、あまり外では言わないでくれよ。」

「わかってる、最強と聞くと面倒な奴らが来るからな。」


色々あって疲れたな、眠くなってきたしそろそろ寝るか。

そう蛾網に伝えると、ここで寝るといって横になった。


「俺も寝よ、おやすみ蛾網」

「ああ、おやすみ」


今日は色々と収穫があった一日だと思いながら

睡魔に襲われるのを待った。


-------------------------------------


原作キャラを出したいですね。

主人公はチート能力にしてみました。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ