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44話 舞い降りし光

無事?プール開きが終わり平和を謳歌しているところに

シェラからのメールに驚愕の内容が記されていた。

現在、メイジ以上の魔術師が臨時招集され合衆国軍に参加し、

戦地へと繰り出されている状態で、合衆国が各国に救援を要請した。

近いうちに各国のメディアで報道されるされるだろうとのこと。

そして、シェラと紗菜はまだ学生だと言うこともあり招集の範囲には

入っていなかったが、状況次第では招集の可能性はあると。


銃や物理的な攻撃が殆ど効いておらず、魔術での対処が最善とされた

結果、魔術師の参加を余儀なくさせていた。



「思った以上に酷いな…」


合衆国軍も当初、事態を外部に漏らすことはできなかったが、

合衆国国内で核爆弾を使用するのはどうしても避けたかった。

その結果、遺跡をみつけその調査に当たっていた最中、何らかの

仕掛けが作動し未知の現象が起き対応できない状態に陥り、

各国の魔術師へ救援要請というシナリオになった。


尚也は何もできない自分に悔しさを覚え握りこぶしを

自分でも気付かないまま作っていた。

不意に頭を何かが撫で上を向くと美咲が笑っていた。


「尚也君恐い顔になってるよ…何かあった?」

「ごめん…今シェラからメールがきて…」


美咲はその内容を知って納得した。

そして、尚也の頭を抱き寄せ耳元で話しだした。


「尚也君は行きたいんだね…

 でも今は我慢だよ。きっと大丈夫だから」

「……」


メールは朝、生徒総会で体育館に移動する前にきていたので

まだ結構な数の生徒が教室に残っていた。

教室で数名の生徒が2人の姿を見て驚いていたが、

2人の纏う雰囲気に声を掛けてはいけないことを察していた。


「シェラや紗菜もじきに招集される…

 何かできることはないかと考えてもダメだな」

「あまり深く考えないでね…

 それに私は尚也君が危険な事をするのは嫌だよ?」

「そうだな…今はこの胸の感触に心奪われよう…ムフ」


切り替えが早いのも尚也の取り柄の1つだ。

冗談言えるなら大丈夫だねっ!と言い離れてしまった

美咲に尚也は言うんじゃなかったと言って名残惜しそうな

顔をしていた。そんな尚也に…


「尚也てめー朝からなんて羨ましいことをしてんだよ」

「フフフ 至福の時だった!そこのモブ」

「誰がモブだ!ちゃんとサブキャラだぞ!」


勇二が空気を読んでいたか如く絶好のタイミングで突っ込みを

いれてくるのだった。

美咲は2人が何を言っているのかわからなかったが、

尚也の不安を一時的にでも回避できたことを安堵していた。


「こら~遊んでないで体育館で生徒総会があるから

 早く行きなさいよー私がまた怒られちゃうじゃん」


担任の紀子が教室の前のドアから生徒達に移動を促した。

プリプリした様子にもうすでに…

紀子は誰かに怒られていたことを誰もが予想しえた。

そして、ぞろぞろと他愛なことをしゃべりながら移動していく。

廊下をしばらく歩き階段を降り渡り廊下を進むと体育館に着く。

体育館には多くの生徒が集まり、教師が生徒に整列を

呼び掛け並んでいく。

生徒会長が壇上に立って生徒総会は始まった。


「皆さんおはようございます。今から生徒総会を始めます」


会長が挨拶し、順に各担当者が報告を読み上げて行く。

生徒は静かに聞き、スムーズの進行していくかのように

見えたが、それは突然の出来事だった。

体育館の天井が光だし一本の線が降りてきて

1人の少年を光の円柱で囲うと光は更に輝きを増し

天井から青い光が降りてきていた。


それはまるで天上から天使が降臨したかのような

幻想的で見る者の心を魅了する美しさを放っていた。









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