表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖なる夜は君と二人で・・・・・  作者: 白雨 神威
5/10

第五章 友達

お久しぶりな気がしますwwww最近はあまりPCをしなかったのでwwww

どうしようかぁ~先が思い浮かばないwwww

スランプだぁぁぁぁぁwwあ、私にスランプも何も無いなぁwwww

もともとからダメダメだwww

さぁ~せんwwwついでにテンションがウザくてさぁ~せんwwww

と、とりあえず!!こんなテンシュンがくそウザイ私は無視して!!

続きをどうぞwww

「良いですか?笑顔ですよ!!!」

僕は海兎君を一緒に登校しながら一生懸命説明していた。

まぁ、海兎君がどのくらい聞いているかは微妙なところですが…

「海兎君!聞いてますか?では、ニコッとしてみてください。」

そういうと、スゴイしかめっ面をしたかと思うととても引きつりながら笑顔を作った

「ど、どうだぁ…こんな感じでいいか?」

………うわぁ~ほっぺがピクピクしてるじゃないですか…。

まだ、少し笑顔は早いでしょうか?まぁ、本人が笑顔だと思ってるならいいかな。

「そうですね、少し引きつってますが良いでしょう。本来ならこんな感じで笑うんですよ。」

僕がお手本を見せると

「おぉ~すげぇなぁ…。でも、俺は今の作ってる笑顔より話したりして笑ってる友哉の方が好きだなぁ…。」

そんな!!は、恥ずかしいことを…

「ん?どうした顔が赤いみてぇだけど…も、もしかして!!熱でもあるのか!?」

……相変わらず心配性で少し天然ですね。

「大丈夫ですよ。それより、教室まであと2,3mです!さぁ、行きますよ。」



ガラガラガラ

「おはようございまぁす。」

僕が最初に言うと

「お、おはよう…」


続いて海兎君も言ったが…

「海兎君!それじゃあいつもと変わりませんよ!さぁ笑顔です。え・が・お!」

僕がコソっと言うと、引きつった笑顔で

「お、おはよう」


と挨拶した。それが珍しかったのかクラスメートが集まってきた。

「多田が中島と一緒に居るなんて珍しいな。なにかあったのか?」

とクラスメートの一人が尋ねてきた。

「いいえ!僕と海兎君は親友なのです!!」

僕が自慢げに言うと、海兎君も

「おう!昨日初めて話たけどな!でも親友だぜ!!!」

と言い切って僕に見せるような笑顔をクラスメートに向けた。多分その笑顔は本物なのだろう、引きつっている雰囲気は無かった。



休み時間、僕と海兎君の周りには人が集まっていた。

「え、お前らそんなに仲良かったっけ?」


「いえ、昨日初めて声を聞いたくらい接点がなかったんですよ。」

僕が少し歯切れが悪そうに言うと、補足をするように

「俺なんか、友哉の名前知らなかったしなぁ。多分友哉も俺の名前知らなかったんじゃねぇか?」

そう海兎君が言って、皆が笑っていた。




翌日


相変わらず僕たちの周りには人がいっぱい居る。

海兎君も皆と仲良くなれたようだし…。少し寂しいけど、これで一安心かな。

あ、そういえば僕先生に呼ばれてたんだった…今日機嫌悪かったから遅れたらまた怒られるかも…

急がなきゃ。


「海兎君!僕、先生に呼ばれているので行ってきますね!すぐ帰ってくるので、待っててください!」



    

そう言って友哉は教室を出て行った。

そしてクラスメートの後藤?とか言う奴が

「多田偉いよなぁ…」

と呟くように言った。

「どういうことだ?」


そういうと、少し戸惑って口を開いた。

「もしかして聞いてないのか?あいつの両親死んでるんだぜ。」

「あぁ、それは知ってる。父親の弟夫婦に預けられてるって。」


俺がそこまで言うと、しばらくの間、沈黙が続いた。そして後藤が

「そこまで知ってるなら、なんで言わなかったんだろうな…。

俺が言って良いのかわかんねぇけど…。聞いて驚くなよ?」


あぁ、もうイライラするな!

「大丈夫だ!早く教えてくれ!!」

俺がせかすように言うと渋々

「俺が言ったって事は内緒だぜ?

実はな、アイツの両親吸血鬼にやられたんじゃねぇかって…

二人とも首元以外傷は無かったみたいだし…それに一番おかしいのが、その…。体中の血が一滴も無いって事なんだ…。多田はそのことを信じてないみたいだけど、警察ももう捜査のしようが無いってさ…

証拠も無けりゃ目撃者もいねぇし。だから、多田の前ではこの話と吸血鬼関連の話はしないようにしてるんだ。それでもあぁやって元気にだれにでも笑顔だろ?両親も友達も吸血鬼にやられてるのかもしれないのに…。」


…オイ嘘だろ…?俺が吸血鬼だって知っても、そんなこと一言も言ってなかった…

友達って、あの同級生のことだろうけど…そいつも吸血鬼に?

アイツは人間じゃない何かって言ってたから、てっきり動物とかかと思ってたのに…。

なんで俺には言ってくれなかったんだよ…。


「どうした?中島?」

後藤が俺の顔色を伺う。

笑顔笑顔!!


「あ?あぁ大丈夫だ!気にすんな!」


まぁ、後で友哉に聞いてみようか…。







              ***************


ヤバイです!!!急がなきゃ!!!

よし!ラストスパートをかけますよぉぉぉぉぉ!!


全力疾走で走ってたら、廊下の角から人が出てきた。

「あわわわわわわわ!!!!」


止まろうとしたが、全力で走りすぎて止まれない。


ドンッ


「ドワッ!!」


「すすすすすす、すみません!!!大丈夫ですか!?」

僕が早口でそう尋ねると

「えぇ、僕は大丈夫。でも、君は…病院に行った方がいいかもしれないな…。額から血が沢山出てるぞ。」


「え?あぁ、このくらいなら大丈夫ですよ。いつものことです!あの…立てますか?」

僕は、少し痛む頭を抑えながら手を貸した。

「あぁ、すまない…。っ痛」


「だ、だい丈夫ですか!?ほ、保健室行きましょう!!!」



「せんせ~い…ってまた居ないんですかぁ?しかたないなぁ…もう。ひとまずベットに座ってくださいね。」


「あぁ、悪いな…えっと君は?」

「僕、多田友哉です!!君は?」


「僕は、岡竹 博望(おかだけ ひろみ)だよ。よろしく!」


ひろみさんは、背が高く、綺麗な金髪で目が海のように青かった。

海兎君とは違う美しさがありますねぇ~

…ん?ひ、ひろみ…!?もしかして僕女の方を怪我させてしまったのでしょうか!?

僕が不安な表情をしているのを勘付かれて、笑いながらこう言った

「アハハ大丈夫僕は女じゃないよ!安心して。少し分かりにくい名前だよね!!」

え?なんだぁ~安心しました!!

そんな他愛も無いことを話していると、保健室のドアがガラガラと開いて白衣を着崩してたばこを咥えた神田 健(かんだ けん)が現れた。


「もう先生!何処行ってたんですか!?しかも、校内は禁煙ですよ!」

僕が注意すると

「あぁ?良いじゃんよぉ~。って、また怪我したのか友哉ぁ…しかたねぇなぁ…輸血するからこっち来い!…?そっちのは?もしかして…友哉!お前なぁ…怪我するのは勝手だが、他人は巻き込むなってあんなに言っただろ!!」


「そんな!!!それでも保健医ですか!?あなたって人は…まったく…そんなんだから奥さんに逃げられるんですよ!!バカなんですか?アホですか?少しは学習したらどうですか!?」

僕と健先生の話を聞いていた博望君が

「アハハハハ!!面白いなぁ…。あぁ、あのでもそんな言い合いする前に、僕の怪我をみてはくれないんですか?」

笑いを堪えながら、博望君は言った。


「あぁ、わりぃわりぃ。ちょっと待ってろぉ~ここ痛むかぁ?痛いかぁ…じゃあここは?ここは痛くないと…。OK!分かった。捻挫かなんかだな。まぁ、そこまでヤバイ怪我じゃねぇから大丈夫だろうけど、一応家に帰ったら病院行けよ!

んで、友哉お前に宿題だ!

今日から、こいつの世話係な!」


世話係!?なんでですか!?

「なんで世話係になるんですか?」

そういうと、健先生はため息をついて

「お前なぁ、誰のせいでこいつが怪我したと思ってるんだ?お前だろ?それに、今思い出したんだけどよ、こいつは転校生だろ?ホントは明日来るはずなんだが…まぁそこら辺は俺にとっちゃどうでもいいがな。という事で!まだ、この学校に慣れてない転校生君にこの学校のことをおしえてやれ!!これは宿題だからな!!ちゃんと宿題しねぇと、お前の評価こっそり下げるぞぉ~」


な、なぜ!?そんなの脅しですよ!まぁ、僕は評価を下げられても構いませんけど!

でも、僕のせいで博望君が怪我をしてしまったのは確かだし…それに転校生だったんですかぁ…。

転校早々、こんな目に遭わせてしまってしまって…申し訳ないです…。


「分かりました!では、僕が博望君及び、転校生のお世話係です!!もし、宿題をちゃんとできたらパフェ奢って(おごって)下さいね!!」


「ヘイヘイ分かったよ。仕方ねぇ。じゃ、転校生。君も確か3組だろ?分からないことがあったらコイツに聞け。困った時もこいつを頼れ!

よし、友哉。輸血終わったぞ。

じゃあ、解散!!!さっさと帰れよぉ~下校時間とっくに過ぎてるからなぁ~」


そんな!早く言ってくださいよ…もう…

とりあえず、海兎君にメールしよう!んで、先に帰ってて貰わないと…海兎君何も悪い事してないのに

先生から「早く帰れぇ」って怒鳴られちゃいます!


             ******************

【ピロリ~ンピロリ~ン。メールだよぉんメールだよぉん早く返信しないと怒るかもぉ】


ん?メールか…。お!友哉からじゃん!ったく、長い事待たせやがって…。なんだなんだ?


『スイマセン!海兎君!先に帰っててください!!

実は僕、今さっき転校生にぶつかっちゃって、足を怪我させちゃったんです…。

それで、保健の先生にお世話係りに任命されちゃったようですので…。

なので、当分の間は転校生と一緒に居ないといけませんので…。

クラスメートと仲良くしてください!!本当にスイマセン(涙)』


…なんだよ。

それなら最初からメールしろよ…しかたねぇけど…

アイツのドジにはホント驚かされるな…

しかたねぇ…一人で帰ろう。…ん?あれは、友哉か。アイツも頭に包帯巻いてるじゃねぇか…。

あれ?あの隣にいるのが転校生だよな…でも、アイツは…。ま、まさかな!アイツってあんまり、人間界(こっち)が好きな奴じゃねぇもんな!おう、気のせいだ気のせい!


まさか…。岡竹じゃねぇよ!!!アイツは人間界(こっち)に来れねぇもんな。

最近、岡竹(アイツ)の夢みるからだな…

アハハ…疲れてるんだろう…。


さ、帰ろう帰ろう…。変な事を思い出す前に…

お疲れ様です!!!!いやぁ、読みにくいですよねwww

すませんwww

さぁ!!新キャラ2人登場です!!!

本当のこと言うと、後2日で書き上げる予定だったのですが…書き上げる予定であんなタイトルにしたんですけどねぇ・・・。

まぁ、気にせずに行きましょう!!!

さて…この2人…後々友哉と絡むと思います!!そうなるように頑張って話し繋げますので!!!この先も宜しくお願いします┏○ペコ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ