ネトコン14はネトコン13とは違うぞ(速報版)
フローチャートを若干デバッグ&最適化しました
## はじめに
「少しでも読者を引き込み、評価を高めるための小説作家戦略 ~The Royal Road of the Amateur Novelist~」で記載したネトコン13での状況と、ネトコン14の違いについて軽くまとめておきます。
## 大前提
まず、大きな変更点が幾つかあります。
・書評を得られる枠が減りました
ネトコン13では「1000作~2000作」だった書評枠が「500作以上」という表記に変わりました。
これは、おそらくネトコン開催頻度が増えた……それによる人的リソースが減ったからだと思われます。まさか、私のエッセイに影響されたわけじゃないでしょうから(笑)
まず、少し多めに「ネトコン14感想」を付ける人が前回との比較からして一万作品程度と見るなら、最悪想定倍率は20倍です。
……それでもなお、プロの書評を得るチャンスというのは希少です。
20倍程度の倍率なら、まだまだ狙い目と言っても過言ではありません。
・「部門キーワード」が事実上必須となりました
私は以前「最低限キーワードは最低一つは開けておきましょう」と記しましたが……これは、私が甘かったです。
今回は「ネトコン14感想」と部門キーワードで、二つのキーワードが事実上必須です。
この「部門キーワード」とは、応募のジャンルを筆者が適切に設定しなければなりません。
これは「小説家になろう」のジャンルとは別であり、ネトコン14に最適化しなければなりません。
## 部門キーワードについて
先ずはこちらをご覧ください。ネトコン14参戦を考えている皆様なら、既にご存知だとは思いますが……。
https://www.cg-con.com/novel/vol14/
今回のネトコン14は、おそらく「どれだけ正確に部門キーワードを設定できるか」が勝利の鍵となります!
なので、部門キーワードの大雑把なフローチャートを示しておきますね(詳細は未公開ですが、暫定内容として)
## 部門キーワードの大雑把なフローチャート
「恋愛主題ではない『和風・中華ファンタジー』か?」
Yes.→ライト文芸・エンタメ総合部門、タグは『エンタメ総合部門』
「和風・中華ファンタジーで恋愛要素か?」
Yes.→和風中華恋愛コース、タグは『恋愛部門和風中華』
「恋愛要素主題ではないファンタジーか?」
Yes.→異世界でも現実世界でもファンタジー部門確定です。
No.→次の質問を飛ばしてください。
「女主人公のファンタジーか?」
Yes.→ファンタジー部門女主人公コース、タグは『ファンタジー女主人公』
No.→ファンタジ-総合コース、タグは『ファンタジー部門総合』
「恋愛を主題にしているか?」
No.→「恋愛部門」ではありません、ファンタジーではないことを今一度ご確認した上で「文芸部門」へとお進みください。
Yes.→このまま読み進めてください。
「歴史・SFジャンルか?」
Yes.→どれほど恋愛要素が強くとも「ライト文芸・エンタメ総合部門」にお進みください。
No.→以下の条件でキーワードを選んでください。
「異世界恋愛」→異世界恋愛コース、タグは『恋愛部門異世界』
「和風中華の恋愛」→和風中華恋愛コース、タグは『恋愛部門和風中華』
「(女性向け)未成年・学生恋愛」→未成年・学生現実恋愛コース、タグは『恋愛部門学生』
「(女性向け)大人の現実恋愛」→大人現実恋愛コース、タグは『恋愛部門大人』
「(男性向け)現実の恋愛」→現実恋愛コース、タグは『恋愛部門男性』
「BL恋愛」→BLコース、タグは『恋愛部門BL』
「あなたの作品は文芸部門ですか?」
No.→ライト文芸・エンタメ総合部門、タグは『エンタメ総合部門』
「あなたの作品に(ファンタジー主題ではないが)ファンタジー要素はあるか?もしくは、判断に迷っているか?」
Yes.→ライト文芸・エンタメ総合部門、タグは『エンタメ総合部門』
「あなたの作品は、キャラクター文芸、コミカライズ原作に適しているか?」
Yes.→ライト文芸・エンタメ総合部門、タグは『エンタメ総合部門』
「あなたの作品は、一般文芸・ホラー・推理のいずれか?」
Yes.→文芸部門です、タグは『文芸部門』
「あなたの作品は現実世界もしくは和風・中華ファンタジーを舞台にした作品で、恋愛主題ではなく、文芸部門にも該当しないか?」
Yes.→ライト文芸・エンタメ総合部門です、タグは『エンタメ総合部門』
No.→どこかで条件を見落としていませんか?今一度ご確認ください。どうしても合致しない場合は、最も近いタグを選ぶ想定で行きましょう。
## これはヤバイレベルの情報公開であり、作者への最高のプレゼント!
私は、部門キーワードの条件を読んで鳥肌が立ちましたよ。
最初は『うわぁ、鬼畜なハードルを作ったなぁ』だったんです。
ですが、じっくり読むと「出版社がどのようにジャンル分類しているか」の解答が、そのまま記されている代物なんですよコレ!
これは、すなわちあなたの作品の「小説家になろう」でのジャンル分けはどうするべきか、その商業視点でのあからさまなフローチャートです!
私自身「電脳麻薬カンパニー狂騒曲 ~快適に転がり落ちるディストピア~」は『パニックSF』にしましたが――まさか『ローファンタジー』枠の方が適切だったとは!(早速ジャンル変えておきますかね?)
この意味をくみ取った時の……私の心情を想像できますか?
「ここまで示していいのかよ!?」
だけど冷静に考えると、そうじゃないんですよね。
これは――もっとわかりやすく、そしてあからさまなメッセージです。
「プロの小説家になりたいのなら、このジャンル分類くらいは、最低限できるようになっておけ」
そういう意味としか解釈できないのです。
ヤバイ、ネトコンって本気で『プロにふさわしい人』を選別にきてるぞ?
## おわりに
ネトコン14に、もはや参戦しなくてもいいです。
せめて作品分類だけは学んでいけ!
そういう姿勢を、ネトコン14が隠そうともしていない。
私にとっては、参戦前から宝物を受け取ったような気持ちです。
その上でネトコン14に参戦するなら……お前らとっととKDP出版しとけ!方法はここに書いてある!
「あなたが歴史に名を残すための小説作家戦略」
https://ncode.syosetu.com/n2278kz/
ここにepubの作り方書いてあるから、今からでも速攻でやっとけ!
歴史に名を残す?そんなの最初からCC0ライセンスにしておけば、後でどうとでもなる!
epubを作って国会図書館に納本するのは後回しでいい、今はKDPだ!KDPで出版しとけ!
そうすれば「ネトコン14SC」のレギュレーションがクリアできる!
この意味がわかるか?あなたが「プロ作家」としてネトコン14で勝負できるって話なんだよ。
そう、受賞での小説商業出版が難しくとも、コミカライズへの道がネトコンではSCで用意されている。
何より、SC……Second Chanceに挑む作品ってだけで、注目度は跳ね上がるんだ!
……もっとも、自信がないなら「ネトコン14感想」狙いであっても、全然良いと思いますけどね?
ちなみに、私はKDP出版済はネトコン14SCに、新作はネトコン14感想とする予定です。




