幸せな日々……?
「田村……ノドカさんは?」
長谷川が寝室に入ってきた。
「……眠ってる。疲れたんだろ。怖くて堪らなかったはずだ。お義母さんを木箱に引きずり込まれて……ノドカ自身も……それなのに封印の手伝いをしてくれた……」
「……そうだね」
「麦多は?」
「寝てるよ……お義父さんとお義母さんが見ているから大丈夫。麦多……どんなに怖かったか……明日にでも病院で診てもらうよ」
「……長谷川」
「ん?」
「このまま……この家でノドカと暮らしてもいいか?」
「……え? 勝手に連れ出しただけでノドカさんはまだ入院中だよ?」
「麦多の病院を紹介してくれないか? 通院しながら俺が世話をしたいんだ」
「そうか……実は化け物がノドカさんの病室に現れたんだ。清掃員として潜り込んでいたから早く気づけてよかったよ」
「病室に!? もしかして俺が『ノドカをここに連れてきたい』って言ったから?」
「分からない……でも、慌てて病室を出て集落に着いたらあの騒ぎで驚いたよ」
「長谷川はどうしてノドカの病院で働いてたんだ?」
「……木箱は田村が欲しい物を与えるだろう? 田村はノドカさんに会いたがるはず。だからいつかノドカさんの前に木箱が現れると思ったんだ」
「あの化け物……何の生き物か分かるか?」
「……俺は集落の人間じゃないから詳しくは分からないんだ。俺の一族は代々箱作りをしていてね。封印については分かるんだけど、化け物の事は……でもまだ日本人が着物を着ていた時代からこの集落に封印されていた化け物だとは聞いているよ。田村が思うよりもずっと昔……かな?」
「そんな昔から?」
よく分からないみたいに言ってるけど……
充分詳しく知ってるよな。
もしかして話せない事がある……とか?
「うーん……百七十年くらい前に横浜が開港されたのは知っているかな? その頃神奈川であの桐の箱に封印されたらしいよ。その後すぐにこの集落に隠されたって聞いたけど」
「横浜港……鎖国が終わった時の事だよな? でもこの集落に隠されたって?」
「あの化け物を外国に渡したくないっていう偉い人の考えでね。だからこの集落は国から良くしてもらっているんだ」
「……え? 国から?」
「箱守として、かなりもらっているみたいだよ」
「だから皆、毎晩高い酒を飲んでるのか……」
「この集落の人達は命がけで木箱の暴走を止めているからね」
「でも……集落には高齢者しかいないよな?」
「若い世代の人は、いずれ帰ってくるよ」
「え?」
「出稼ぎ……っていうのかな? そういう感じだよ。日本にはこういう場所がいくつかあるんだ」
「こういう場所? どういう場所だ?」
「あはは! ずっとここに住んでいれば嫌でも分かる日がくるよ」
「今は教えてくれないんだな……」
「理解しがたい話だからゆっくり知った方がいいんだよ。話を戻そうか。鎖国を迫られていた頃の日本では……うーん……色々あったんだよ」
「色々?」
「忍びとか……そういう……ね」
「……? 忍者? 今はもういないよな?」
「……どうかな」
「……え?」
「俺の一族は忍びの末裔なんだ」
「え!? かっこいい! 忍術とか使えるのか!?」
「田村は子供みたいだね……」
「だって忍者の末裔なんてすごいだろ!?」
「……やっぱり知らないのか」
「……え? 何を?」
「あぁ……いや。かつて俺の一族が暮らしていた里の忍び達は、里の外では『駿河』を名乗っていた」
「駿河? でも長谷川は名乗ってないよな?」
「俺の一族は、かなり前に忍びの里を出たらしい。その時に『長谷川』を名乗るようになったんだ。忍びはそれぞれ産まれた場所で『駿河』や『長谷川』を姓として名乗っている。だから、どこの里出身かがすぐに分かるんだよ」
「なるほど。じゃあ今も忍びは日本中にいるんだな」
「うーん……これ以上は秘密だよ」
「秘密?」
「生きていたいなら知らない方がいい」
「……じゃあ知りたくない」
せっかく生き延びたのに死にたくないからな。
「あはは! 冗談だよ! 田村はかわいいね」
「え? 嘘なのか!? 今の話のどれが嘘だったんだ!? まさか全部!?」
「あはは! ここで暮らしながら田村自身で見極めればいいよ」
「……やっぱり今すぐは教えてくれないんだな」
「少しずつゆっくり知った方がいい。でも……これだけは事実だよ。俺は化け物を封印する『箱』を作る者としてこの集落に来た。そして……麦多の母親と恋に落ちた……なんて……恥ずかしいね……」
「恥ずかしくなんてない! 恋は崇高だ!」
「……田村が言うと重みが違うね」
「……聞こえてたんだろ? アパートで……俺がノドカ様に調教される声を……」
「……田村は声が大きいから」
「引っ越しの荷物……箱詰めしてくれたの……長谷川か?」
緩衝材でグルグル巻きにされてたけど……
「調教道具はかなり丁寧に梱包してあったはずだよ」
「……ありがとう」
「……どういたしまして」
「「……」」
……気まずいな。
「ノドカはかわいくて優しい子なんだ。母一人子一人で育って……『俺だけの女王様になってください』ってプロポーズしたら泣いて喜んでくれて……結婚してからは女王様の仕事を辞めてデイサービスで働き始めて……」
「……そう」
「今度こそ……絶対に泣かせない」
「……今の田村ならできるさ」
「長谷川……」
「そういえばノドカさんのお母さんの旧姓は何ていうの?」
「え? 旧姓? あ……小田……なんだけど……複雑でさ」
「……小田? なるほど。でも……複雑って?」
何が『なるほど』なんだ……?
訊いても教えてくれないんだろうな……
「……ノドカは父親の連れ子でお義母さんとは血の繋がりがないんだ。籍を入れる前に父親が亡くなって……ノドカはお義母さんの養女として育ったんだ」
「そういう事か……」
「え?」
『そういう事』?
何を納得したんだ?
「あぁ……いや……俺があのアパートにいた理由……訊かないの?」
「……え? 偶然いたんじゃないのか?」
うーん……
話を変えたよな?
さっきの話をこれ以上したくなさそうだ。
「隣に住んでいた女性……田村の前任者が、あのアパートに越してきたがっていたのを知ったんだよ。空き待ちまでしていたから今住んでいる誰かが次の箱守だと思って……ちょうど田村の声に引っ越しを考えている二人がいたから、管理会社に金を渡して先に入居させてもらったんだ」
俺の声……
そんなに大きかったのか……
「でも、それなら引っ越しを考えてた二人が箱守だったかもしれないだろ?」
「いや、箱守になる人には特徴があるんだ」
「特徴?」
「身体にボルトが入っている人……とか……他にもあるんだけど……説明が難しいんだ……」
「……説明が難しい?」
「うーん……今言えるのは……あの化け物は人間の体内にある金属を食べたがっていたっていう事かな。ごちそうがさらにおいしくなる……みたいなね」
『さらにおいしくなる』は金属の事だよな?
じゃあ『ごちそう』は……?
うーん……
これも訊いても教えてくれないか……
「体内の金属を食べたい……か。気持ち悪いな。そういえば、麦多も腕を骨折したから細いピンが入ってるって言ってたな」
「……ウメさんと田村には感謝しているよ。麦多を守ってくれて本当にありがとう」
まさか……
長谷川は麦多を囮にして木箱の中身を引きずり出そうとした……なんて事はないよな?
それに、今の箱をそのまま新しい箱に入れれば済むのに化け物を引きずり出す必要があったのか?
もしかして化け物が腹を空かせるのを待って、力が弱まる時に封印しようとした……とか?
瞬間移動で逃げられるかもしれないし、箱を持ち上げないと新しい箱には入れられないから……
封印の紐だっけ?
あれを結ぶ時にも箱を持ち上げないといけないからな。
ノドカは宇宙一のリガーだから箱を持ち上げなくても美しく縛り上げる事ができたんだ。
あぁ……
俺だけのリガー……
俺だけの女王様……
とにかくっ!
麦多を囮にしたなんて俺の勘違いに決まってる。
……いや。
……本当に勘違いか?
長谷川は俺がこの集落に来る事を分かってたから『家を貸して欲しい』って大家さんに電話したんだよな?
俺の次の箱守が麦多になる事を知ってたって事だ……
麦多と俺は同じ病院で手術をして、隣の部屋の女はその情報を木箱に流した?
っていうより、どうして麦多は神奈川で骨折したんだ?
しかも俺と同じ病院に行くなんて……
本当に偶然だったのか?
それだけじゃない。
長谷川は麦多が木箱に狙われてるのを知りながら俺の引っ越しを手伝った事になるよな?
大家さんも集落の人達も麦多が狙われてる事を知ってた?
変だろ……
皆、麦多をかわいがってるのに……
『大切な家族を犠牲にしてまで木箱を封印し続ける』集落?
もしかして、若い世代が集落から出たのはこの異常さに耐えられなかったから?
でも長谷川は若い世代の人達はいずれ帰って来るって言ってたよな?
このままここに住んでも大丈夫なのか?
……いや、違うな。
集落から出てノドカと穏やかに暮らすのは不可能だ。
現金を狙う奴らが何人いるか分からない。
でも化け物は一体だけ……
それに、箱から出なければ害がない。
はぁ……
人喰い木箱よりも人の方が怖いなんて……
あ……
長谷川が俺の目をじっと見つめてる。
変な事を考えてるのがバレバレだったかな?
長谷川が麦多を大切に想う気持ちに嘘はない。
難しい事を考えるのは、やめよう。
親の子への愛を疑うなんて絶対にダメだ。
「……でも……ウメちゃんの旦那さんと長谷川の奥さんもボルトが入ってたのか?」
「……いや。それは違う。化け物の封印が解けた時、他にも一人引きずり込まれた。百年以上何も口にしていなかったから近くにいた人を次々に引きずり込んでね……あの時は酷かった」
「……どうして封印が解けたんだ?」
「あれは八年前……化け物を、古くなった箱ごと少し大きめの新しい箱に入れようという話になったんだ。二重にすれば安心だからね。でも、入れ込む作業中に古い封印の紐が切れてしまったんだ」
「それで麦多が『蔵にあるパパが作った箱』って言ってたのか。明らかに新しかったし……化け物が入ってた木箱は百七十年前に作られた物か……」
「人を食べて力をつけた化け物は瞬間移動する力を得たらしくて……いきなり目の前から消えたんだ。集落には高齢者ばかりだから俺が箱捜しを始める事になった。箱守を調べるうちに身体にボルトが入る人が狙われている事に気づいたんだ。引きずり込んだ人に偶然ボルトが入っていて味を知ったのかもしれないね(それだけじゃないけど今は話さない方がいいな……)」
「ん? 最後が聞き取れなかった」
「……気味が悪い化け物だって言ったんだよ」
「そうだな。金属が好きなんて……しかも体内にある金属か。……でも引きずり込まれる人とそうじゃない人の違いはなんだったんだろう。ノドカは金属なんて入ってないし……前任者も生きてるはずだよな……俺だって引きずり込まれなかったし」
「……いや、アパートの隣の部屋の女性は行方不明になったらしいよ」
「行方不明? ……そういえばあの時……隣の部屋を開けたら血の匂いがしたような……」
「化け物の事なんて分からない……でも……化け物は体内にある金属を食べたがった。そして後任者が決まると前任者は引きずり込まれる……が真実に一番近いのかもしれないね。ノドカさんが引きずり込まれそうになった理由は分からないけど……」
「ノドカは木箱にぶつかって動かしたらしい……都市伝説だと箱を移動させると引きずり込まれるって……あ、でも金属が好きなのに斧とか鎌を箱に入れて大丈夫だったのか?」
「動画になっている内容は適当な事ばかりだから全てを信じない方がいいと思うよ。あの斧と鎌には封印の紐と同じ念が込められているから、何か食べたくなって口にしたらかなり苦しむはずだよ」
「箱の中であの化け物は永遠に生き続けるのか?」
「さぁ……あの化け物が何なのか……過去の文献にも『化け物』としか記されていないから何も分からないんだよ」
「これからも集落の皆は化け物が暴れないように見張り続けるのか……でも長谷川はどうして死んだ事になってたんだ?」
「……麦多には『両親は事故で亡くなった』と伝えてもらったんだ。箱捜しは危険だから俺もいつ死ぬか分からなかったからね」
「長谷川……これからはずっと麦多といられるんだな」
「まだ幼い麦多に辛い記憶を……俺はもう二度と麦多と離れない」
「そうだな。俺も二度とノドカと離れない」
「……俺達は『桐の箱の被害者』の家族なんだね」
「……長谷川は大家さんの家で暮らすのか?」
「お義父さんとお義母さんに『一緒に麦多を支えたい』って言ってもらえたんだ。子育ては初めてだからありがたいよ」
「俺にも……麦多を支えさせて欲しい」
「田村……ありがとう……」
「俺の方こそノドカを連れてきてくれてありがとう」
「……ノドカさんは集落の救世主だ。ノドカさんがいなければ全員生きては、いられなかった」
「……あんな事があったのに……不思議と穏やかだ」
「俺もだよ」
「……明日は筋肉痛だろうな」
「……だろうね」
「「ははは!」」
「これからもよろしくな! 長谷川!」
「長谷川は旧姓だけど……まあ、いいか……こちらこそよろしく!」
正直、笑っていられる状況じゃない……
この集落に住むなら、あの化け物を見張る一員になる必要がある。
それに……
集落の人達は普通じゃない。
木箱の中身を封印する前の、斧や鎌を振り回す姿は高齢者に見えないくらいだった……
麦多を囮にして木箱から化け物を引きずり出そうとしたのは、あの化け物を押さえつける自信があったから?
あの化け物は何の生き物なんだ?
『化け物の事はよく分からない』って長谷川は言ったよな。
大家さんに訊けば教えてくれるかもしれないけど……
それを知ったら俺も家族を犠牲にしないといけなくなりそうで怖い……
でも、集落の外から来た長谷川も娘の麦多を囮にしたんだよな?
普通そんな事できないだろ……
それに『箱を作る』ってなんだよ。
封印の紐なんてどうやって作ったんだ?
俺の電話番号とか、前任者の女があのアパートに越してきたがってた事もどうやって調べたんだ?
考えれば考えるほど、ここにいる人達は普通じゃない。
でも……
普段は楽しい人達なんだよな。
すごく居心地もいいし……
ここなら箱守の俺を利用して金を巻き上げる奴らもいない。
そういう奴らは『もう金は出てこない』なんて言っても信じないだろうしな。
俺とノドカが安心して暮らせるのは木箱があるこの集落しかないなんて変な話だ……
ノドカが目を覚ましたら謝ろう。
何回も何回も謝って……
赦してもらえなくても謝り続けて……
そうしたら前みたいに笑ってくれるかな?
もう二度とノドカを傷つけない……
ノドカが笑って暮らせるようになるなら、俺はなんでもする。
だから早く目を覚ましてくれ……
ノドカ……
数年後___
青い空にセミの声……
九時前なのに暑い……
今年の夏はまだまだ暑さが続くらしいしクーラーを買い替えた方がいいかな?
二年後には安いエアコンが買えなくなるかもしれないって長谷川が言ってたし、買うなら今だよな。
あれから何度も夏が来た。
何度も冬が来て何度も春が来て……
今、ノドカのお腹には俺の赤ちゃんがいる。
「もう! タカちゃんは麦多に勝てるはずないでしょ!」
洗濯物を干すノドカの呆れた声が庭に響く。
妊婦さんのワンピースを着てるノドカもかわいいなぁ……
「そうだよ! おじちゃんはもう年なんだから。縄跳びで勝とうなんて無理無理! あはは! あ! パパだ!」
麦多は今日も元気いっぱいだな。
長谷川が迎えに来たか……
うーん……
かなり疲れた顔をしてるな。
イヤホン作りの内職が忙しいとは聞いてるけど……
工場で作る物じゃないのか?
ひとつ作ると十万もらえるとか言ってたよな。
封印の紐を作った長谷川のイヤホン……
絶対普通のイヤホンじゃないだろ。
「麦多……また田村と遊んであげていたんだね。優しいなぁ」
長谷川が麦多の汗を拭きながら嬉しそうに笑ってる……
「こら! 長谷川! 俺が遊んでやってるんだ!」
「やれやれノドカさんは苦労するね……田村は大きい赤ちゃんだから」
「俺は赤ちゃんじゃない! でも……ノドカに赤ちゃん扱いされるのは好きかも……」
「……麦多の教育に悪い発言は困るよ」
「長谷川ぁぁ! だって今日もノドカが世界一かわいいんだよぉ!」
「やれやれ。世界一かわいいのは娘の麦多だよ」
「「あはは!」」
長谷川と笑い合うと幸せ過ぎて叫びたくなる。
「ノドカ! 大好きだよっ!」
恥ずかしそうに笑うノドカの姿にもっと叫びたくなる。
あぁ……
賑やかなこの暮らしが愛おしい……
「なにやってるんだ! 三人もいるのに妊婦に洗濯物を干させるなんて!」
うわ……
ウメちゃんが怒りながら歩いてきた。
ノドカが来てからはずっと家にいて色々手伝ってくれるんだけど、口が悪いんだよな……
でも皆知ってるんだ。
ウメちゃんがすごく優しい事を……
「うわあぁ! ウメばあちゃんだ! パパ! おじちゃん! 急いで手伝わないとずっとネチネチ言われるよ!」
「こら! 麦多! 誰がネチネチだ!」
「うわあぁ! 聞こえてた! あはは!」
賑やかだなぁ……
夢みたいに幸せだ。
ずっとずっとこの幸せが続くといいな……
いや、絶対に続かせる。
俺の子供の子供も……
その子供の子供の子供も……
ずっと幸せに暮らすんだ。
もう二度とあの化け物に幸せを奪わせない。
その為に今よりも強い念が込められた桐の箱を長谷川が作ってるんだ。
大丈夫……
大丈夫だ。
俺とノドカの子は絶対に幸せに暮らせる!
その頃、集落ではない場所___
女子高生がスマホを観ながら話している。
「ねぇ見た? あの都市伝説の新しい動画!」
「え? 何?」
「箱に引きずり込まれそうに……た人は呪われ……赤ちゃ……化け物の姿……産まれ……」
「え? クラクションがうるさくて聞こえなかった! もう一回言って!」
「あはは! 自分で動画を観なよ!」
「えぇ? 教えてよ!」
「嫌だよ! あはは!」
___おわり
最終話は三千字のはずでしたが手直しをするたびに文字数が増え七千字を超えてしまいました。
物語に出てくる長谷川は、現在投稿中の
探偵事務所『ダンディ』の小田真葵は今日も誰かに追われている
に出てくる駿河の里の忍びの末裔でした。
現在木箱の中身や集落の秘密など分からず終いになっていますが、ふたつの物語が繋がる時がきます。
まだ先になりますが、その時に元気いっぱいの麦多や田村夫妻の姿が書ける事を楽しみにしています。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。




