3 プール開き
プール開きです。(現在12月)
私の中学校は明日からプール開き!とても楽しみだけど1つ悩みがある。それは...
「お前泳げないよな。」
「いや泳げるよ。」
私は人並みには泳げるものの、私はかなり小さいからかなりコンプレックスと感じている。そのことを借馬さん(デカイ)に相談することにした。
「借馬さん。私小さいからプール開きのとき恥ずかしいんだけどどうしたらいい?」
「デカい方が恥ずかしいよ。」
確かに、周りから視線を受けるのは恥ずかしいだろう。だが、私はそれでも大きくなりたい!
「マッサージでもしたら?」
ほぉ、この作戦はまるでいいのではないのだろうか。
自宅
「お兄ちゃん、ちょっと良いかな?」
「うい入れ~。」
私は話したいことがあり、兄の部屋に向かった。ちょっと恥ずかしいけど、勇気を出して話すんだ!
「私のおっぱい揉んでくれる?!」
「!?」
なにを私は躊躇いもなく話しちゃってるんだ!
咄嗟に下ネタを押し付けられた兄は私の顔とおっぱいを交互に見つめ続ける。
「じ、自分で揉めばいいだろ~。」
(兄脳内)
「いやまずあいつAなのにおっぱい揉むスペースあるか?」
俺は凛の顔とおっぱいを交互に見るようにしながら、凛の顔に顔を向けるとき下目を向いておっぱいを見つめている。
「いや待てよ、揉んでみたらBあるかもしれない。」
兄はわたしのおっぱいに手を伸ばすや否や苦しそうな顔をしている。
「凛、本当におっぱい揉んでいいのか?」
この状況でおっぱいと言われてしまったら、なんか恥ずかしくなるだろうが!
「じゃあ揉むぞ。」
「う、うん。」
兄は私のおっぱいに手を伸ばし、触った。
「あないじゃん。」
ビュン!
「なんで俺追い出されたんだ?」
もうお兄ちゃんのバカーー!!!
翌日
「借馬さん、できなかったよ~!」
「お兄ちゃんにさせる選択を間違っていたわね。」
今日からプール開き。昨日の一件もあり、私のおっぱいはでかくなったどころか萎えて小さくなった。
「はいはいおっぱい揉んであげますよ。」
借馬さんは後ろに回って私のおっぱいをソワソワと触り出した。
「あれ?おっぱいもうちょい下?」
いやあんたもう触ってらっしゃいますが?
「そこだよそこそこ。」
借馬さんはそこか!と言い私のおっぱいを掴み、揉み始めた。だが、借馬さんはこう言う。
「板じゃん。」
(イラッ)
いや板ってそれはないでしょう?
そう思ったのも束の間。すぐさま借馬さんのおっぱいに視線を向けると、マシュマロボインボインハッピーおっぱいが私の目を、刺激する。
そう。それは、男子の視線を集め、我らちっぱい軍団にマウントを取るようなおっぱい。
作者の予測変換は「お」を打つとおっぱいと表示されるくらいのおっぱいのデカさ。
さあこのおっぱいは肉だ。肉奴隷だ。いや肉奴隷じゃないけど、肉奴隷だ〜。
「借馬さん。お前今日から私の肉奴隷な。」
「SM関係成立!?」
プール
「さぁプールよ凛ちゃん!」
「とりあえず地獄シャワーいこー。」
学校名物地獄シャワー。寒さは南極以上アフリカ未満。(15℃)
「この地獄シャワーで病気にかかった人がいる。ソースは私。借馬さんのおっぱいが水によってたゆんたゆん揺れる姿を見てやられる。」
「加害者私!?」
そう。貧乳の逆襲劇が始まろうとしている。
私はちっぱい軍団代表。そう。Aの逆襲。
それはさて置き。とりあえず準備運動から始めますか。
「1,2,3,4,5,6,7,8...」
私には自慢の美脚がある。毛がない!(それだけ)
「早速、自由型で50m泳いでもらいます。」
担任がそう言うと、みんなは8レーンあるコースに1人ずつ並び、それぞれが体操をし始め、担任が確認を取り、笛が鳴る。
「よーい!ピッ!」
「げっ。飛び込み…」
泳ぎは四泳法ある程度できるのだが、なぜか飛び込みができない。
私の足はガクガク震え、まるで冬と言わんばかりに口をパクパクしている。
「よーい!ピッ!」
次の人が飛び込み、自由型で泳ぎ、リターンし、そしてこちらに向かう。彼は、水泳部のエースにして部長。浅野性くん!
彼の得意な泳法は自由型。脳内時間計測器によると、これは30秒で帰ってくるであろう。
速い。実に速い。
「妨解。お前の番だぞ。」
「え?」
私は後ろの子に足で押され、水に勢いよく飛び込んでしまった。
だけど、内容が飲み込めず、私はパニックになってしまった。
「たぁ…すけぇ…てぇ…ハァ…」
もう喋ることもできない。
これは、ピンチなのではないだろうか。
「凛ちゃん!」
私がゴーグル越しに見上げるとそこには…
「借馬…さん?」
閲覧ありがとうございました。