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プロローグ
自分の想像以上に退屈な学校生活と人間関係に。
私の可愛いお豆腐メンタルに。
乾杯。
夏も終わり、少し肌寒い日があったりする今日このごろ。
スマホのアラームを鬱陶しく感じながら目覚め、制服に着替えて朝ごはんを食べる。湿気で前髪がよれるのが嫌だから傘をさしながら下を向き駅へ向かう。友達におはようって言う。電車を降りて長い行列のできているバス停に歩く。イライラしたおじさんに押しつぶされそうなぎゅうぎゅう詰めのバスで学校につくのを待つ。階段を登る。リュックから荷物を出す。座る。
時々ね思うんだよ。死にたいなーって。この世から1回消えてみたらどうなるんだろ。面白そうじゃない?ねえ?
自分の想像以上に退屈な学校生活と人間関係に。私の可愛いお豆腐メンタルに。乾杯。