第4話 新しい我が家!
トリスは早速私のベットも作ってくれた。魔法は呪文よりイメージが大事らしくイメージをしっかり浮かべてから精霊にも力を借りて魔法を発動するらしい…
やってみたいけどまだ私は見学。
結界内を隅々まで案内してくれた、ビックリした事は結界内に小川があるって事!何処から来て何処に流れてるんだろう…そんな事を思いながら魔法の不思議に浸ってみる。
結界内は柔らかな光で照らされていて外の時間と連動してるらしく、夜はまた暗くなって夜空に見えるらしい今から夜が楽しみ♪ 前の人生ではもちろんキャンプとかした事ないし綺麗な夜空を見る事も都会にいた自分には経験もないんだ。
食べ物は主に果物類の森の恵と狩をして動物や魔物の肉を食べてるみたい、精霊に愛された果物は通常の果物と違い栄養価も高く、野菜を作っても良いみたいなので試してみようと思う。私専用のスペースを貰ったんだ〜♪
お風呂は無いのかと聞いたらトリスには何か分からなかったみたいなので温泉みたいなのを頑張って説明したら大きな木のウロにお湯が溜まるように魔法で温泉を作ってくれた! こんな素敵な場所での露天風呂なんてテンション上がる‼︎‼︎‼︎
早速入りたくなって、トリスも一緒に半ば無理やりに入ってくれた最初は嫌がっていたけど気持ち良くなったみたいでゆっくりしてた! 精霊達も種類によっては入っているみたいだった。あったかいのが好きな精霊じゃないと入らないのかな?
「気持ちいい〜」
実は私も露天風呂は初体験だった。
そんな私がどうやってトリスに伝えたかと言うと、実は神様にお願いしてスマホとタブレットを持ってきていたからである! そのままではダメらしく使わない時は私のアクセサリーになっている。 向こうの世界の情報は更新してくれるけど一方通行でこっちからは発信できない。
○ィキペディアとかは使えるんだょ〜!スマホっ子の私としてはこれが無いと落ち着かない!
その他の機能として私の大好きなアメコミヒーローの1人でお金持ちの天才の主人公がよく使っていた画面を空中に出す機能もつけてもらった。
これで立体的にイメージを伝えられて今に至る…
「確かに暖かい水っていうのがよく分からなかったけど、茗が上手く教えてくれたから何とかなったね… 魔力濃度が高いからこの『温泉』に入れば動物や生き物はケガも治りも早くなりそうだね…」
そう言ってトリスは瞼を閉じて温泉に浸かっている。
凄い‼︎温泉に浸かってるドラゴンってなかなか見れないんじゃないのかな!なんて内心メッチャ興奮してたのは内緒だ!
温泉から出た私達は更に結界内を移動する…
タオルとかはなかったけど風魔法であっという間に乾かしてくれたんだょ! 早く魔法覚えたい!
洞窟内は天井も高くて高層マンションの内部みたいになっていた。でも建造物というよりは物語の中でエルフが作るような街みたいで植物と上手く融合している感じかなぁ、私達は1番高い場所へと向かった。
そこは丸い部屋で壁には何かイラストが描かれているみたいだった。
「ここはこの世界を見守っている神獣を祀ってある場所なんだ…
そう言ってトリスはこの世界の事を教えてくれた…
わからなくてパニクってきた。
文書ガタガタ…広い心でよんでください…