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プロローグ


「終わりってさ、、、なんで終わりなんだろうな。」

そう呟いてる1人(ぼっち)で学校の屋上にいる1人の青年

神島八城(かみじまやしろ)

見下ろすようにプールではしゃぐ女子生徒、マラソンで汗をかく男子生徒を上から覗いてた。

「女はいいよな、楽だよな…寝よ。」

そう呟き今日も授業中にも関わらず屋上で惰眠を貪るのだ。

そんな中

「八城兄いるー?」

そう言いながら屋上のドアを開ける制服の上から白衣をきた女子生徒がやって来る。

「いるぞー、神楽」

目を開けると目の前にスカートの中が後数センチで見えるギリギリの所まで神楽こと、神島 心楽(かみじま うらら)がいた。

俺とは1歳年下の妹で世話焼きで優等生だ。

ちなみに俺は万年成績最下位の一度留年した成績持ちの不良だ。

そのため妹とは同じクラスである。

「もー、今日も地球外生命体との交信を試みていたの?どうだった!対話した?」

「ねーよ」

妹は軽度…のオカルト好きで、宇宙人を信じてるらしい。

「そう!今にも宇宙人が私たちを観察して、いつ攫おうが見ているのだ!八城兄も気をつけてよ!」

訂正しよう、オカルト好きだ、主に発想が。

「今にも!見える星が私達を攫おうと計画しているのだ!」

「そうかー、ってまだ午前中だぞ?星なんか…」

見上げると星が見えた。

そう、いつもは見えないはずの赤い星、屋上でサボる常連な俺がみたことない星が見える。

その光は徐々に大きくなっていくように見える。

「んんん?、神楽あれ見えるか?」

「八城兄どったの?別に何も見えないよ?まさか!八城兄は今宇宙外生命体との鑑賞を!?」

普段通りの妹を見るに見えてないようだ、その光は徐々に大きくなっていく。

『コードネーム認証…ヤシロ……一致…転送を開始します。』

「え?」

変なもん食べたかな...と思った矢先

目の前が日を照らす空から木が生い茂る森へと変わっていた。

木の間から日が差し込み幻想的な風景が目の前に広がる。

少し遠くには小川が流れてるのか水が流れている

「…綺麗だな 昔爺さんの山の中を思い出す景色だ」

夢の中、だとそう感じる景色自分はそう思っていた。

そんな時に何かが服を引っ張っている。

ふと横を見てみる

「な……!」

横には銀色に輝く髪の間から深い赤色した目、小学生くらいの慎重に対し年齢不相応な胸、背中には現実には有り得ない()()()()()()()()()()()()()()を付けた少女が()()()()()()()姿()()()()()()()()()()()

「……」

落ち着け俺 俺は紳士だ イエスロリータNoタッチ厳守だ。

心頭滅却 煩悩の焼き払え

「………?」

なんだその生物、首をかしげて何言ってるか分からないって感じがするぞ…可愛すぎだろ!

心頭滅却心頭滅却 ジト目可愛い…はっ!

「と、とりあえず服を着ようか。」

そう言いながらさっきまで布団代わりにしてた制服の上着をかける。

「!!!」

その瞬間ビックリしたかのような表情になり照れている頬を赤くして照れている。

チラチラ見てくるがどうしたものか

しばらくチラチラしたり悶えたりしてると服を引っ張ってきた。

さっきより強い気がする

横を見ると両手を広げて抱っこー!って言ってる子供みたいだ。

仕方ないから脇の間にてを通して抱き上げてみる。

何も動かなくなり、徐々に羽の光が強くなって行くと思うと少女が段々軽くなって行った。

ついには手を離れ空を飛んでいた。

飛ぶの!?羽あるから飛べるとは思ったけど今飛ぶの!?

唖然と見ているしか出来なかった中で少女は近づいてくる。

考えている間に少女が近づいてきてた

気づけば首を甘噛みされていた。

ふぁ!?

噛まれた瞬間に変な未体験の感覚が血液のように体中に流れて行く感覚がする。

その感覚は全体に周りやがて大地に流れて行った。


《「白妖精の印」を習得しました。》

目の前の景色に、関係なく目の前にゲームのウィンドウと同じ物が出てくる。


いや おかしいだろ。


その頃


「はっ八城兄が消えた!?」

「ってあれ?八城兄ってだれ?兄?そんな人いたっけ?」

「あ!授業の時間になんで屋上に!急いで授業に戻らないと!」


こうして、元いた地球から神島八城の存在は消えた。

これがただ()()()()()()()()()()()()じゃなければこんなことにはなかっただろう。

彼は何時かまたあの場所へ戻るために冒険を続けている。

この世界で思い出を探しながら。

お読み頂きありがとうございます。

今後投稿していきますので、良ければ

感想下さい。


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