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通勤電車奮闘記  作者: 市原 唯
29/66

裾が濡れる


空が泣いている


職場に槍を二本も置いてしまったせいで


コンビニまで槍を買いに走った


既にびしょびしょだ


ダンジョンはそれなりだ


早く出たことが功を奏したらしい


なんならもっと早く出ることにしようかな


ただ湿度が高い


朝から汗が滝のようだ


ダンジョン内に敵はいないが、強いて言うなら


環境だ


このダンジョンを攻略するのは骨が折れそうだ


普段ならモンスターが消えリポップするタイミングなのだが何も起こらなかった


今日のダンジョンが普段のダンジョンと異なることが明らかになった


ただ湿度がえぐい


空が泣いているせいなのだろうか


嫌になる


しかし転機が訪れた我を出せば安全領域を確保できる


もちろん優しさを捨てた俺は即座に安全領域へと入った


とりあえず空調を整えて欲しい


今の願いはそれだけだ


今回の記録はここまでにしておこう


それではまた


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