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通勤電車奮闘記  作者: 市原 唯
26/66

寝てたい


朝だ


そして誰も居ない


いつもならダンジョンへの道にもモンスターがちらほらいるのに


鳥のさえずりがこだまする


今日頑張れば休みだ


ダンジョンへと向かう


いざ踏み込んで見ても予想通り


ダンジョンにしては快適である


学院生の交流試合でもあるようだ


様々な競技のプレーヤーがいる


モンスターはほとんどいない


休日の朝のダンジョンはモンスターの活動が止まっているかのようだ


かく言う俺も冒険者の格好に扮している


変装というわけではない、今日はこれがフォーマルなのだ


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